庵KM

技術屋OBの環境問題独り言

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北朝鮮が核武装放棄を実現すればノーベル平和賞に値。

2019-02-18 | 核エネルギー・原子力問題

極東の安定においては、北朝鮮の好戦的な姿勢を転換させることが、最優先の条件であった。

滅亡の危機に向かっていれば、相手を傷つける覚悟を見せなければ、自滅に追い込まれる行動に走る危険性は、最も高くなる。

米朝首脳階段では、金正恩委員長は、この苦しい状況をトランプ大統領に訴えたのであろう。

トランプ氏は、金正恩氏を「脱核武装の向かわせる北朝鮮のリーダー」として、「金政権の存続を認めた」というのが第一段階である。

しかし、北朝鮮の国内勢力は、アメリカの帝国主義的姿勢を徹底的に拒否している勢力が存続し、一方的な核兵器放棄を認めない。

それを【配慮しない「トランプ政権の側近」は、アメリカの優位さを見せつけて、力の威力で核武装放棄のスケジュールを急いだ。

このままでは、一方的に北朝鮮の譲歩が進んしまい、いつ梯子を外されるか判らない状況では、交渉は堂々巡りをするだけである。

やはり重大なことを約束するには、トップ同士の信頼感を醸成するための、本音の意思を出し合って、お互いの立場を理解するべきだ。

トランプ氏は、その辺をわきまえているので、今回の第2回米朝首脳会談を通じて、「核武装放棄を急がない」、と言明した。

金正恩委員長は、今度はトランプ大統領が2期目もアメリカの大統領で居続けられるように、配慮するだろう。

で、ノーベル平和賞は・・?


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