ジョン・ケージがジェームス・ジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』から着想を得て作曲した「18回目の春を迎えた素晴らしい未亡人」を、ロバート・ワイアットがボーカルでカバーしたバージョンがあるとは知らなかった。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年4月1日 - 20:11
youtube.com/watch?v=hqsDcv…
戦前、ニューヨークで路頭に迷っていたジョン・ケージ夫妻は、マース・カニングハムの紹介で、彼の同僚のダンサー、ジーン・エルドマンと神話学者のジョーゼフ・キャンベル夫妻のNYグリニッジ・ビレッジのアパートに居候していたとは知らなかった。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年4月1日 - 20:19
金沢庄三郎は、内地語のヒンガシ(東)は日に向かうの意味で、ニシ(西)はイニシ(往にし>過去)だから、日本語話者は西方からやって来たと考え、沖縄では北のことをニシと呼ぶことから、沖縄の人は南に向かって進んで行ったと考えた。すると内地語のキタ(北)とは、沖縄人が「来た」方角のことか?
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年4月1日 - 22:28
奄美の方言で北を「ニシ」と呼ぶのは、奄美に逃れた平家たちが源氏の追手が「来た」と聞き違えないように、という伝説があるけれど、これは案外、鎌倉期の武士たちが返事(かえりごと)を(へんじ)と省略した漢音で呼ぶ様になったのと同様、日本語の発展プロセスを留めているのかもしれない。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年4月1日 - 22:30
猿楽の祖アメノウズメを先導する猿田彦のサルタは、琉球語で先導を意味するサダルが転じたものだと考えられる。加計呂麻島出身の朝崎郁恵さんの歌う「ええうみ」に、天岩戸の前のアメノウズメの衣装と同じ、カズラダスキのみを身につけて八月踊りをするイメージが登場することに、私は驚きを隠せない。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年4月1日 - 22:58
@aymro お返事ありがとうございます。これらはあくまで奄美のシマ唄の映画を作るための下準備ですが、Twitterをやられている人たちに、少しでも思考の参考にしてもらえたらと考えています。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年4月1日 - 23:09