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お宝?(17)

2011年04月28日 |   ┣ お宝と縁起物
(つづき)
那珂川町コミュニティバス「かわせみ」の乗継券。

以前紹介した「まほろば」(太宰府市)や「やよい」(春日市)の乗継券とは様式が異なり、まだ取り上げていないが「まどか」(大野城市)ともまた異なる。

まほろば」「まどか」「やよい」「かわせみ」ともに、西鉄バス二日市が運行を受託しており、それぞれの市町も隣接していることから、車両も設備もシステムも全て一括して運営すればコスト削減にもつながりそうだが、各自治体がそれぞれで規則を定めて行っている事業なので、そう簡単にはいかないということはわかっている。
それに、コストが減って委託費まで減ってしまったら、受託する側としても、“うま味”がないのかもしれない。

ただ、それぞれの自治体の中だけを各コミバスが走っているという状態は、「資源の有効活用」という観点からはもったいない感もあり、何らかの“融合”が行われたりしないかなぁ…という淡い期待は持ち続けておこう。
(つづく)

エンギモノ(35)

2011年01月03日 |   ┣ お宝と縁起物
(つづき)
北九州市門司区の「淡島神社前」バス停(バス停の表記は「淡島神社」だが、西鉄のサイト上は「淡島神社前」)。

ここ「淡島神社前」バス停が立つ県道柄杓田大里線は、ひとつ南側の県道新門司港大里線とともに、関門海峡側の大里地区と周防灘側を結ぶ重要なラインである。
ただ、「47番」「48番」「恒見急行」が通る新門司港大里線のほうには、九州自動車道の新門司インターや都市高速の大里ランプがあることもあり、二本の県道の格差は拡大傾向にあるように思える。

それでも「淡島神社前」から門司駅、小倉、戸畑方面に向かう路線(「60番」「63番」「83番」)はそこそこ本数がある。
また、反対方向に、山を越えて周防灘側(伊川、門司学園中学校前柄杓田恒見営業所方面)に向かう路線も、全部合わせれば一時間に1~2本程度運行されている。

「淡島神社」の総本社は和歌山市の「淡嶋神社」だそうであり、全国には「粟嶋」「粟島」などの神社があるとのこと。
JR福間駅原町団地JR福間駅を運行するJR九州バスの路線は「粟島神社前」行きとして運行されていたが、これも同じ系列なのだろうか(←この手の話題に詳しくなくてすみません…)。

以上、平成二十三年新春の三社参りでした。
(つづく)

エンギモノ(34)

2011年01月02日 |   ┣ お宝と縁起物
(つづき)
平成二十三年の初詣、二社目は福岡県古賀市の「須賀神社前」バス停。

グリーンパーク古賀コスモス館前八反田~小竹~須賀神社前~青柳~宮前~勤労者研修センター前~ししぶ東口花鶴ケ丘二丁目~花鶴丘郵便局前古賀橋市役所前古賀駅東口」を走る(「133番」ではなく)「無番」のルートとなっている。

ずっと前からパスが通っているような風情もなくはないのだが、実際ここにバスが通り始めたのは、2005年4月である。

古賀市内を走る西鉄の路線バスはなぜ「130番台」なのか、そして、その中で、ここ「須賀神社前」を通る路線だけはなぜ「無番」なのか、今年、その疑問が解決する日はやってくるだろうか…??。
(つづく)

エンギモノ(33)

2011年01月01日 |   ┣ お宝と縁起物
(つづき)
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

うさぎ年ということで、北九州市小倉北区の「宇佐町」でもよかったのだけど、既に登場済みだったので、初詣ということで、福岡市東区の「香椎宮しょうぶ園前」バス停を。

バス停の表記や車内アナウンスでは「香椎宮しょうぶ園前」だが、西鉄のサイトや車内の運賃モニターでは「香椎宮前」であり、「百道浜クリニックゾーン前」と似たケースである。

もともとは「香椎宮前(かしいぐうまえ)」という名称のバス停だったと思うのだが、いつの頃からか後ろに「しょうぶ園前」がくっついた記憶がある。
西鉄宮地岳線(現在の貝塚線)に「香椎宮前(かしいみやまえ)」という駅があり、「かしいぐうまえ」バス停と「かしいみやまえ」駅がバス停二つ分ほど離れていることから、混乱を防ぐ意味で「しょうぶ園前」を付けたものと解釈していたのだが、真相はわからない。

かつてここは、「23番」の「香椎宮前行き」と、「28番」(土井団地~青葉台入口~香椎宮前~香椎参道香椎西鉄香椎)のみが停車する、バス路線的には比較的地味な場所であったが、ここから南東側の香椎台、青葉、みどりが丘などの住宅地開発や、JR香椎線の新駅開業(香椎神宮、舞松原)への対抗もあり、この20年くらいで大きく様変わりしている。

という訳で(?)、皆さまの益々のご発展をお祈りいたします。
(つづく)

エンギモノ(32)

2010年09月15日 |   ┣ お宝と縁起物
(つづき)
福岡県春日市の「千歳町公民館前」バス停。

春日市コミュニティバス「やよい」の「春日原線」が停車する。

全国有数の人口密度を誇る春日市だが、バス路線の密度もとても高い。

春日市の西鉄バスの路線網を大まかに見ると、
2番」が市のほぼ中央部を東西に横断し、
42番」が市のやや西側を南北に縦貫し、
45番」が北部をL字型に走り、
6番」が市の南部を逆L字型に走り、
1番」が「2番」と「6番」を補完するようなルートで走っている。
(なお、ここでの方角は「福岡仕様」というか「西鉄仕様」なので、実際の方角とはややズレがあります)。

そして、上記の西鉄バスが走っていないエリアに「やよい」の5路線がくまなく走っている訳だが、最近ウェブでも公開が始まった西鉄の路線図(「やよい」のルートも載っている)の「H」や「K」の図を見ていただければ、そのきめ細かさをおわかりいただけると思う。
これを、例えば福岡市南区に当てはめてみるならば、高宮駅~高宮三丁目・四丁目~大池~寺塚方面や、南大橋地区や、柏原2~3丁目の丘陵地の住宅地や、老司大池周辺など、現在バスが走っていない地域にも全てバスが通っているようなイメージである。
市域が小さく、かつ、人口密度が高い春日市だからこそできることなのかもしれない。

現在、春日市では、上白水のゴルフ場の一部を開発して住宅団地と商業施設が整備中だが、いずれはそこにも「やよい」が乗り入れることになるかもしれない。
ただ、現在の「やよい」は5路線ともに一周の所要時間が同じ(35分)に揃えられていることから、ひとつの路線のルートを変えるだけでも、全線で見直しが必要になりそうだけど。

なお、「やよい」の「春日原線」は、春日大橋~春日公園三丁目のあたりで、かつての西鉄の「12番」(乙金~白木原~惣利南口~月の浦)のルートを走っており、「12番」の廃止は、「まどか」だけでなく「やよい」誕生の契機のひとつにもなっている。

「千歳町」の周囲には「光町」に「宝町」と、縁起のよさそうな地名が並ぶ。
でもよく考えてみたら、地形や風景に由来しない地名で、「呪いが丘」とか「憎しみが丘」とか「痛町」とか、「縁起が悪い」地名はあまりないのだけど(あったとしても、時が経つにつれて淘汰されてきたと思われる。関西には「苦楽園」という高級住宅地がありますけどね)。
(つづく)

エンギモノ(31)

2010年09月07日 |   ┣ お宝と縁起物
(つづき)
豊作を願って福岡県古賀市の「米多比」。
「めたび」ではなく「ねたび」である。

こもの行きののりばの行先案内は、「132 131 こもの」の文字がやや左に寄っているが、右側には「22」や「清滝」が隠れているのかもしれない。

古賀駅方面行きののりばは、「筵内線専用」と「青柳線専用」に分かれている。
「青柳線専用」のほうには、かつては「→熊鶴→(小野里団地入口)→米多比→小野小学校→」というルートを走る「130番」も停車していた。
現行の路線を前提とすれば、「筵内線専用」だけでも事足りるし、少ない本数の中、一つにまとめたほうが利便性も高まりそうな感じもする。
ただ、「青柳線専用」のバス停のほうが「バスを待つ」には適しているというのも事実なのだけど。
(つづく)

お宝?(15)

2010年08月30日 |   ┣ お宝と縁起物
(つづき)
太宰府市コミュニティバス「まほろば号」の「乗継券」と、春日市コミュニティバス「やよい」の「乗り継ぎカード」。

乗り継いだ後のバスの車内で運転手さんに手渡すため、「手元」に残らないという意味では「お宝」度が高いかも(?)。

ちなみに、上の乗継券は、西鉄白木原駅水城ヶ丘入口みどり公園国分小学校前~文化ふれあい館連歌屋宇美町役場入口という、一連の流れの中のどこかで「手元」にあったものである。
(つづく)

お宝?(14)

2010年05月09日 |   ┣ お宝と縁起物
(つづき)
このシリーズではこれまで、ラジオやその他の懸賞で当たった景品、自ら購入したり街頭でもらったグッズなどを紹介してきたが、今回は本物の「宝」である。

福岡市では、「千代町」「警固町」などの旧町名の後に「丁目」を付ける場合、「千代一丁目」「警固二丁目」のように「町」が取れるケースが多いと思うのだが、春日市では「宝一丁目」「光三丁目」「春日原北四丁目」などとはならず、「宝町一丁目」「光町三丁目」「春日原北町四丁目」など、「町」が取れなかったケースが多い(←一つ一つ検証した訳ではなく、イメージで書いているので、事実誤認の可能性もあります)。
このあたりは、自治体の考え方次第なのだろうか。

また、春日市には「住居表示」というものがなく、「地番」が「住居表示」のように機能しているという珍しい市でもある。
そういう意味でも「お宝」かも。

ここ「宝町」を通る路線は「45番」と「45-1番」だが、行先番号の種類の割に系統数は多い
天神や福岡タワーまで行かなくなり、都心部では影が薄くなってしまった感がある「45番」だが、郊外部では、福岡女学院がある限り賑わいが続きそうだ。
ただ、都市計画道路長浜太宰府線の、三宅本町から寺田池までの間が開通すれば、人の流れが井尻から大橋にシフトする可能性はある。

私が子供のころは、昇町方面から来た「45番」は宝町交差点を左折して、県道福岡筑紫野線を北上、岡本交差点を右折して雑餉隈営業所に向かっていたが、後に、宝町交差点を直進する「大和町一丁目経由」ができ、両者が併存していたが、その後、現在の「大和町一丁目経由」だけが残った。
それより昔は、「45番」は「唐梨経由」だったという記述をどこかで見たこともあるのだが、その頃のことは知らない。
(つづく)

エンギモノ(30)

2010年04月17日 |   ┣ お宝と縁起物
(つづき)
福岡県春日市の「春日」バス停。

「春日」は西鉄バスのバス停名であり、コミュニティバス「やよい」春日原線)のバス停名は「春日神社前」である。

西鉄の「春日」と「やよい」の「春日神社前」の関係は、西鉄の「太宰府」と「まほろば号」の「西鉄太宰府駅」との関係にも似ている。

「やよい」のバス停名の通り、春日神社の真ん前にある。
この神社が「春日市」の名の由来となっていることから、この付近は市の中心商業地などではないものの、ある意味春日市の「中心」とも言える。
似たような例として、以前、マリンクスの「新宮」バス停を取り上げたことがあるが、その後、「新宮」バス停があった場所(先月末のルート変更で、現在は少し移動している)は、かつて役場があった場所であるということを知った。
こちらもやはり、ある意味では「中心」と言えそうだ。

「春日」を通る西鉄バスは、西鉄春日原月の浦営業所を結ぶ春日ローカルの「6番」だが、現在の「6番」には、途中の折り返し便や寄り道系統などは一切なく、「西鉄春日原←→月の浦」の一系統のみとなっている。
かつては、西鉄春日原から先、JR南福岡駅や雑餉隈営業所行きがあったし、郊外部も南ケ丘十丁目行きなどがあった。
また、光町三丁目方面からやってきて春日→春日ローンテニスクラブ前(県道31号上。現存せず)を通って、光町三丁目に戻り、そこから井尻駅や再び西鉄春日原方面に向かう系統もあった(井尻駅は「8番」)。
以前に比べると系統のバリエーションは減ってしまったが、現存する一系統は、駅と住宅地を結ぶ使命を淡々と果たしていて、あまり寂しいという感じはしない(あくまで個人的な感想です)。

なお、「6番」のルートのうち、ここ「春日」を含む春日一丁目交差点~春日神社入口交差点間のみが、依然道幅が狭く、神社の風景も相まって、少しタイムスリップした感じが味わえる。

現在、西鉄春日原を起点とするローカル線は「1番」「2番」、そして「6番」であり、かつては「7番」「8番」もあった。
なぜかずっと「3番」~「5番」がないのだが、その理由は、
・当初、春日地区の路線に番号を付けるとき、将来路線が増えたときに混乱しなしいように、「春日原駅方面から来て、光町交差点を直進する路線と、曲がる路線に分け、前者に1~5、後者に6~10を割り振ろう」という方針がまずたてられた。
・それに従い番号を付けていったものの、結局思ったほど路線は増えず、3、4、5、9、10番が空いてしまった(ただし、「10番」は後に南福岡~老司団地で使われた)。
…ということなのか?と勝手に考えているのだが、真相はどうなのだろうか。
(つづく)

エンギモノ(29)

2010年03月04日 |   ┣ お宝と縁起物
(つづき)
福岡市西区の「叶町」バス停。
ここからひとつ南が、「狭義の終点」の「今宿野外活動センター」である。

かつては昭和バスが、福岡市中心部まで走っていたり、今宿から糸島半島をぐるっと回って前原方面に向かったりもしていたが、2006年11月1日に昭和バスが撤退してからは、福岡市の補助金により姪浜タクシーが「今宿姪浜線」として、今宿野外活動センター~叶町~青木~今宿駅~生の松原~小戸~姪浜駅北口を結んでいる(運行当初の一年間は試行運行で、その後本格運行に移行。それに伴い運賃も値上げ)。

脇山線の末端部、曲渕椎原西神の原も、春からはこのような感じになってしまうのかと思っていたのだが、どうやら「西鉄バス」として運行を継続するもようである。

みなさんのいろんな願いが叶いますように…。
(つづく)

エンギモノ(28)

2010年02月08日 |   ┣ お宝と縁起物
(つづき)
福岡県春日市の「天神山」バス停。
以前、「天神から天神山」についてご紹介したが、今回は「天神山から天神」である。

折り返し場内に建つこの乗り場には、ここを起点として西へ進む「630番」の天神行き(途中で「49番」に番号を変え、大橋駅~弥永団地~博多南駅へと向かう)のみが停車する。

西鉄春日原~天神山~博多南駅~那珂川ハイツ」を結ぶ春日ローカルの「2番」は、「天神山」発着便も含め、少し東側のバス停に停車する。
なお、春日ローカルの「1番」(郊外行きのみ)も、「大土居」の交差点が道が狭くて左折が難しかったためなのか、かつてはこの「天神山」を複乗していた。

2005年11月に登場した「630番」は、西鉄グループの路線バスの中で最も大きな数字の行先番号である。
この先、この「630」よりも大きな数字を行先番号に冠した路線が登場することは果たしてあるだろうか。

以下は、需要や利用見込みなどを完全に無視した、趣味的視点だけの単なる「落書き」である。

野多目ランプを経由する都市高速路線として「620番」「610番」の次に「630番」ができたことを踏まえると、この次にできるとすれば「640番」か?という感じもする。
野多目ランプを降りて、南ではなく西に進む路線が考えられそうな気もするのだが、その場合の数字としては「640番」よりも「600番」のほうが妥当だろうか。
そうすると「630」は超えられない。

「700番台」だとすると、福岡市東部(八田、土井地区)から都市高速経由で都心に向かう路線が考えられる。
ただ、現存する「72C」「74C」以外に、新たな展開は期待薄である。

「700番」【みどりが丘団地口~土井団地~土井営業所~西鉄多々良~多の津ランプ~(都市高速)~呉服町ランプ~天神】
「750番」【土井営業所~土井団地~みどりが丘団地口~名子道~※~粕屋ランプ~(都市高速)~呉服町ランプ~天神】
「760番」【(土井営業所から回送~)青葉小学校前~みどりが丘団地口~名子道~※~粕屋ランプ~(都市高速)~呉服町ランプ~天神】
「770番」【(土井営業所から回送~)香椎台三丁目~香椎東小学校前~みどりが丘団地口~名子道~※~粕屋ランプ~(都市高速)~呉服町ランプ~天神】
(※…「名子道~県道21号の蒲田西交差点」間の道路が供用開始したとして)
…いずれも実現性は低そうだ。

「800番台」については、以前、都市高速5号線「堤ランプ」供用開始前に、「堤ランプ」を利用する路線として新たに「800番台」を割り当ててみては?と考えたことがあった。
しかし、「堤ランプ」を利用する路線自体がひとつもできず、予想は完全に外れている…。

「900番台」も難しそうだ。
都市高速が全線開通したとして、
930番」【四箇田団地早寿園前野芥一丁目~野芥ランプ~都市高速~百道ランプ~福岡タワー南口藤崎
…これはないな。

いっそのこと、
「990番」【博多駅交通センター~博多駅筑紫口合同庁舎~駅東ランプ~都市高速~築港ランプ~博多ふ頭(ベイサイドプレイス)
…これもないな。

あくまで「落書き」ですので。
(つづく)

エンギモノ(27)

2010年01月22日 |   ┣ お宝と縁起物
(つづき)
福岡県糸島市の「初」バス停。

正月に取り上げるネタの候補のひとつであったのだが、登場が遅れてしまった…。

ここには現在、「前原」から来て、糸島半島中央部を「野北」まで北上したあと東に折れて「谷」まで向かう路線と、半島の南部を西に進み漁港や別荘地(ラウベンコロニー)がある「船越」行きの2つの路線バスが停車する(いずれも糸島市コミュニティバスには移管されておらず、廃止候補となりながらもなんとか昭和バスとして運行されている。また、かつては博多駅と船越を結ぶ「急行」も運行されていた)。
また、福岡都心部からやってきた「いと・しま号」の(新)前原営業所行きもここを通るため、郊外の割には停車するバスは多い。

「谷」行きは、以前はその先の「今宿」や「今宿野外活動センター」まで運行されており、福岡都市圏東部を走る「1-2番」(東郷駅~宗像大社~神湊波止場津屋崎~東町~福間駅~光陽台六丁目)にも相通ずるものがあった。
現在は福岡市西区に入る少し手前の「谷」という中途半端なところで路線が切れている(←「谷」自体が中途半端だと言っている訳ではないので誤解のないようにお願いします)。
路線のルートを眺めていると、「西の浦線」が2008年の夏季だけ臨時に延長していた「つまんでご卵」や、福岡市中心部やJR九大学研都市駅までのバスが多数出ている九大伊都キャンパスなどとも結べそうな位置関係にはあるのだが、採算がとれるだけの利用は見込めなさそうであり、また、「自治体境を跨ぐ」という問題も出てくるため、この先、新たな展開というものはなさそうな感じである。

本日もまたどうでもいい話を。

私はバス路線以外にも、バスが通る道路、特に「交差点」も好きだったりする。
「船越」行きのバスがこの先通る「松原」の交差点は、その角度、幅員、形状、家屋の建て込み具合などの諸条件のバランスが絶妙で、「好きな交差点」のひとつであるのだが、道路の拡幅により交差点も大きく変わってしまいそうな状況にある。
角度、幅員、形状、家屋の建て込み具合など…と書いてはみたものの、「じゃあ、どのようにそれらのバランスが絶妙なのか?」ということを文章化するのは難しく、また、写真ではその状況も伝えにくい。
“その場所に立って、そこから見えるものやそこで感じられる空気が全て”という面があり、なかなかブログの「記事」にできずにいる。

みなさんにも好きな「交差点」はありますか?(←かなり答えにくい質問…?)。
(つづく)

エンギモノ(26)

2010年01月03日 |   ┣ お宝と縁起物
(つづき)
新春ということで、「初」に行くバスが停車する昭和バスの「博多五町」バス停。

「初」は、福岡市と前原市、志摩町(新年からは二丈町も含めて「糸島市」)を結ぶ「いと・しま号」の終点のひとつであったが、昭和バス前原営業所の移転により、「初」から新営業所まで延長されている。
それが理由なのかはわからないが、バス停の行先案内の「志摩(初)」と書かれていた紙も裏返されており、うっすらとしか「初」の文字も見えない(見えますかね?)。

これ以外にも、「今宿・西の浦」「城の原」「生の松原団地」「マリノアシティ福岡」などの文字が透けて見える。
福岡地区の昭和バスにも、もっとたくさん乗っておけばよかったなぁ…と今さらながら思う。
(つづく)