INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

Day Tripper(12)

2010年08月08日 |   ┣ Day Tripper
(つづき)
小倉には「カナダ」だけでなく「アメリカ」もある。
“北九州市小倉北区を飛び跳ねる「ウサギ」”として、「愛をください」で取り上げてもよかったのだけど…。

モノレールを境にして西と東に分けた場合、小倉都心部のバス路線網の充実度は「西高東低」に見える。

「宇佐町~中津口~砂津一丁目~砂津~米町~小倉駅前~平和通り~紺屋町~市立医療センター前~香春口~三萩野~片野保育園前~北九州市民球場~三郎丸小学校前~三郎丸三丁目~三郎丸二丁目~黒住町~第一黒原~妙見下~足原~妙見通り~熊本二丁目~東公園前~神岳一丁目~明和町~宇佐町」

現在、上記のバス停を結んで描かれる「図形」の内部には、西鉄バスは全く走っていない(北九州市営バスが片道だけ走っているところはありますけど)。

南部(片野方面)に向かうバスは南北軸(平和通り~三萩野)を通り、東部(門司方面)に向かうバスは東西軸(小倉駅前~砂津)を通るのはまあ当然としても、南東部(黒原方面)に向かうバスについても、南北軸(「8番」と「9番」)と東西軸(「27番」「92番」など)を可能な限り走らせていることが、このような大きな「図形」が出現する理由といえる。

“経営資源も限られているので、「図形」の内部にバスを走らせるよりも、南北軸と東西軸にバスを集中させてフリークエンシーを高めたほうが得策”ということなのかもしれない。
また、「図形」の内部であっても、バス停までの距離が遠いエリアはそう多くないため、この「図形」をもって「バス空白地帯」と呼ぶのは適切ではないのかもしれない。
ただ、「図形」の中をバスが走らないことにより、多様な移動パターンが制限されていることは事実であり、この「図形」の中にはいろんな可能性が眠っているような気がするのである。

でも、免許維持路線として残っていた「中津口~足立中前~萩崎町~三萩野」の廃止などをみていると、今後その可能性が探られることはあまりなさそうな感じである…。
(つづく)

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