INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

エンギモノ(27)

2010年01月22日 |   ┣ お宝と縁起物
(つづき)
福岡県糸島市の「初」バス停。

正月に取り上げるネタの候補のひとつであったのだが、登場が遅れてしまった…。

ここには現在、「前原」から来て、糸島半島中央部を「野北」まで北上したあと東に折れて「谷」まで向かう路線と、半島の南部を西に進み漁港や別荘地(ラウベンコロニー)がある「船越」行きの2つの路線バスが停車する(いずれも糸島市コミュニティバスには移管されておらず、廃止候補となりながらもなんとか昭和バスとして運行されている。また、かつては博多駅と船越を結ぶ「急行」も運行されていた)。
また、福岡都心部からやってきた「いと・しま号」の(新)前原営業所行きもここを通るため、郊外の割には停車するバスは多い。

「谷」行きは、以前はその先の「今宿」や「今宿野外活動センター」まで運行されており、福岡都市圏東部を走る「1-2番」(東郷駅~宗像大社~神湊波止場津屋崎~東町~福間駅~光陽台六丁目)にも相通ずるものがあった。
現在は福岡市西区に入る少し手前の「谷」という中途半端なところで路線が切れている(←「谷」自体が中途半端だと言っている訳ではないので誤解のないようにお願いします)。
路線のルートを眺めていると、「西の浦線」が2008年の夏季だけ臨時に延長していた「つまんでご卵」や、福岡市中心部やJR九大学研都市駅までのバスが多数出ている九大伊都キャンパスなどとも結べそうな位置関係にはあるのだが、採算がとれるだけの利用は見込めなさそうであり、また、「自治体境を跨ぐ」という問題も出てくるため、この先、新たな展開というものはなさそうな感じである。

本日もまたどうでもいい話を。

私はバス路線以外にも、バスが通る道路、特に「交差点」も好きだったりする。
「船越」行きのバスがこの先通る「松原」の交差点は、その角度、幅員、形状、家屋の建て込み具合などの諸条件のバランスが絶妙で、「好きな交差点」のひとつであるのだが、道路の拡幅により交差点も大きく変わってしまいそうな状況にある。
角度、幅員、形状、家屋の建て込み具合など…と書いてはみたものの、「じゃあ、どのようにそれらのバランスが絶妙なのか?」ということを文章化するのは難しく、また、写真ではその状況も伝えにくい。
“その場所に立って、そこから見えるものやそこで感じられる空気が全て”という面があり、なかなかブログの「記事」にできずにいる。

みなさんにも好きな「交差点」はありますか?(←かなり答えにくい質問…?)。
(つづく)

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2 コメント

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懐かしや!! (れぱん)
2010-01-22 15:24:11
「谷行き」・・・このバス路線は、実は、数回利用したことがあります(筑前前原駅?から赤熊かな?)。
下車予定のバス停留所の近くに、知る人ぞ知るカフェ「ラスティックバーン」があるからです。
車の免許のない私は、博多駅で筑肥線に乗り換え、さらに昭和バスに乗り換え、家からかれこれ3時間かかり行くことにしています。
で、バスの本数があまりに少ないが故、次の帰りのバスまで2時間ばかりあるので、お店でゆっくりランチをし、ケーキを食べ、看板犬と戯れ、ゆったりと過ごします。
確かに、そこそこ人は乗車はしていますが、廃止候補というのは、頷けますね。でも、廃止されると、困るのは私みたいな人と年配の方です。絶対、廃止しないでもらいたいものですね。
私の実家近くも、本数が減りましたけど、これ以上減ってもらうと相当困りますね。西鉄バスの発表がコワイですね。
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Unknown (soramame)
2010-01-24 01:43:59
れぱんさん、こんにちは。

糸島半島には、いろいろと穴場がありますね。
そのカフェにもいつす行ってみたいです。
でもたしかに、公共交通機関だけで行こうとすると大変ですよね。

>でも、廃止されると、困るのは私みたいな人と年配の方です。絶対、廃止しないでもらいたいものですね。

たしかに。
糸島市については、昭和バスが走っていたところにもコミュニティバスが走るようになっているので、前原~野北~谷の昭和バスが仮になくなったとしても、コミュニティバスに引き継がれる可能性は高いのではないかと思います(あくまで個人的な意見ですが)。
でも、コミュニティバスになると、福岡市方面とのアクセスはさらに期待できなくなりますね。
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