INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

シューテングスター(17)

2008年09月05日 |    ┣ シューテングスター
(つづき)
福岡県古賀市の「薦野(こもの)」のバス停。

現在は古賀地区のローカル線「131番」「132番」「133番」の終点となっている。
以前は、ここから2つ先の「清滝」まで行く便も数本あったが、現在は廃止されている。

また、以前は、西鉄バス宗像の支社もここに置かれていたが、現在その機能は西鉄新宮営業所内に移転しているようである。
後ろに見える木造の建物がその事務所であり、いまは空き家となっている。

昔はここから、「22番 こもの線」が、青柳四角、下原、香椎を経由して福岡市の中心部、天神(中央営業所)まで走っていた。
本数に違いがあったとはいえ、この「22番」は、長距離路線として「21番 志賀島線」や「26番 福岡~赤間線」と「同格」であった。
現在は、古賀市内のローカル線自体の存続が危ぶまれている状況にあり、この2~30年で状況が大きく変わっている。

「薦野」という字が読みにくいからか、バスの方向幕などでは「こもの」とひらがなで表記しており、幼い頃はこの「ひらがなの行先」に非常に興味をそそられたものである。

「ひらがなの行先」といえば、「23番」の西鉄三苫駅行きは、方向幕の時代には「西鉄みとま駅」と表示していたが、LEDになり「三苫駅」という表記に変更になった。
逆に、同じ「23番」でも香椎花園行きは、「香椎花園」から「かしいかえん」に変わった。

先日、LED表示における「桧原営業所」の強調について指摘したが、その後あらためて考えてみると、位置的に近くて字づらも似ている「柏原営業所」との混同を避けるために、ローマ字まで使ってあえて強調しているのかもしれないと思うようになった。
もしそうであるならば、「福大前」「小笹団地」など、重要経由地の下に「ひばる営」とひらがなで書くという案もあるのではないだろうか…。
(つづく)


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