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私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

2010年3月27日ダイヤ改正(1)

2010年03月08日 |   ┣ ダイヤ改正2010
昨年春に続き、今年の春の西鉄グループのダイヤ改正も大規模なものとなりそうだ。
ただ、各方面で既に発表されているように、今回の改正は廃止や減便がメインであり、かなり「後向き」なものである。
あとは、どれだけ「後向き」になるのか、その「程度」に注目といったところだろうか。

以前の記事で、“新路線の開設、既存路線の延長・ルートの変更など、「路線」自体が大きく変わるダイヤ改正であれば、書くことが溢れてきて止まらなくなってしまう(笑)のだが、便数の調整(微減)がメインだと、書きたいことがあまり出てこないというのが正直なところだ”と書いたことがあるのだが、今回もそうなりそうな気配である。

そんな中で、少し「前向き」な話題を(西鉄グループとは関係ありませんが…)。

3月27日は、新宮町コミュニティバス「マリンクス」でもルート変更とダイヤ改正が行われる(上が旧路線図、下が新路線図)。

「マリンクス」には、「山らいず(さんらいず)線」「相らんど(あいらんど)線」の2路線があり、前者は、山間部と駅や役場を結んでいた西鉄バス「135番」(その前身は「22番」の立花口系統)の廃止に伴いそれを引き継いだもの(西鉄時代と比べるとルートはきめ細かくなっている)、後者は、町内の公共施設を結ぶことを目的とする循環線となっている。
運行は、西鉄グループではなく、「山らいず線」沿線の「花立花」という住宅団地を分譲した会社が、町の委託を受けて行っている。

これまで、「相らんど線」は一方向のみの循環であり、桜山手、湊坂などの住宅地とJR福工大前駅間の足として利用しにくいなど、ルート変更の要望が多かったようであり、今回ようやく双方向の循環が実現する。
これに合わせて、3月13日に「ししぶ~福工大前間」に新たに開業する「JR新宮中央駅」への乗り入れ(例の如く、この駅の名称募集にも応募していたのだが、見事に採用されなかった…)、上府地区への乗り入れ(太郎丸、千年家、新宮偕同園前)などが行われる。
また、「山らいず線」「相らんど線」とも、起点が「新宮町役場」から「西鉄新宮駅」に変更となり、その間「杜の宮」地区に乗り入れる。

なお、「相らんど線」逆回り新設に伴い、バス同士の離合の可能性が出てくるからか、「新宮~西鉄新宮駅間」の狭隘区間にはバスが走らなくなってしまうようであり、これはやや残念な点である。
かつて、桜山手、湊坂、杜の宮などの住宅地に乗り入れる西鉄のバス路線を妄想してみたことがあったが、今回のコミュニティバスの充実により、その実現性はかなり低くなったと言えそうだ。
JR新宮中央駅開業に伴い、西鉄バスの「新宮急行」が駅に乗り入れたりしないかな?などとも考えたりもしたが、そんな藪蛇なことはしないだろうな…。
ただ、「下深町~町民グラウンド前間」の踏切が廃止され、高架橋に切り替わることから、この付近の西鉄のバス停にも変化がある可能性はありそうだ。

ちなみに、海の「マリン」と山の天然記念物「楠」、海(「相らんど」は「相島」のこと)と山をリンクするという意味で「マリンクス」だそうである(そういえば以前、地元の商工会か何かが作成したマリンクスの時刻表で「山らいず線」を「山いらず線」と誤植したものがあり、“山間部を切り捨てる路線なのか…??”と思ったことがあった)。
「山らいず線」「相らんど線」という名称は、「高雄右回り」「仲畑ルート」「上白水線」「北西部ルート」などと比較して「一ひねり」あって、個人的には気に入っている(わかりやすいかは別として…)。
(つづく)


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