INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

みなもとのよりみち(8)

2010年09月17日 |    ┣ みなもとのよりみち
(つづき)
複乗(復乗?)シリーズの8回目は、北九州市門司区の「柄杓田」バス停。

現在ここを通る路線は、
「40番」(門司港駅~黒川~柄杓田分道~柄杓田~柄杓田分道~伊川~畑~恒見営業所。柄杓田を複乗しない便もあり)
「43番」(門司港駅~黒川~柄杓田分道~柄杓田)
「63番」(戸畑駅~井堀~金田二丁目~小倉駅前砂津~原町~門司駅前~淡島神社前~伊川~柄杓田分道~柄杓田)
の3つで、「40番」にとっては複乗(寄り道)ポイントであり、「43番」「63番」にとっては「狭義の終点」であるという二面性を持つ(「九州がんセンター」や「沼団地」なども同様)。

バス停の行先案内にある「63番」の「緑ヶ丘中学校行き」と、「40番」の「西海岸二丁目行き」は現存しない。
大里地区の「緑ヶ丘中学校下」は、「桜ケ丘団地下」などとともに、以前は「広義の終点」であったが、現在はこれらを終点とするバスはない(と思う)。
門司港地区の「西海岸二丁目」には、現在バス路線自体がない(もし現存していれば、「Day Tripper」候補であったのだけど(笑))。

喜多久」と「柄杓田」は距離的にはあまり離れておらず、海沿いの道路でつながってもいる(この間をバスが通れるかは微妙ですが)のだが、門司港地区へのアプローチは大きく異なる。
また、門司港地区としか結ばれていない「喜多久」と比べると、「柄杓田」は、「IIK」「ITK」ともに高く、また、周防灘沿いの末端部でありながら廃止候補にも挙がっていない。
利用者数の差はもちろんあるのだろうけど、それ以外にも、本線との距離や、中心部へのつながり方など、いろんな要素が重なり合っているといえそうだ。

右の写真の奥のバスが通っていないほうは漁港の風情がとても心地よい場所なのだが、近年は付近の道路整備が目覚ましく(「42番」の大積から喜多久に至る経路も、大部分が新道に乗せ換えられている)、本線(県道門司行橋線)上の「柄杓田分道」バス停付近(交差点の名称としてはここが「柄杓田」)から複乗区間の途中のバス停である「上中條」付近までは、この場所にここまで広い道路が必要なのか?という感じになっている。
(つづく)

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2 コメント

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Unknown (Tokyo Chikushi)
2010-09-16 18:24:57
何十年も疑問に思っていたことを質問させてください。
「喜多久」、「柄杓田」、ともに昔から西鉄時刻表で常に目にしていた地名です。また、実際にその周辺をクルマで通ったこともあり、これらのバス停を見かけたこともあります。
でも、根本的にこれらのバス停の正しい読み方を知らないのです。実際バスに乗れば、テープの案内で聞き、なぁんだそう読むのか、とか、やっぱりそう読むのか、などとわかるのでしょうが…
この機会に教えていただければ幸いです。
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Unknown (soramame)
2010-09-17 17:13:17
Tokyo Chikushiさん、こんにちは。

「喜多久」は「きたく」、「柄杓田」は「ひしゃくだ」です。
「やっぱりそう読むのか」という感じでしょうか…?

ちなみに「柄杓田分道」は「ひしゃくだぶんどう」ではなく「ひしゃくだわかれみち」です。
さらにちなみに、付近の「伊川」は「いかわ」、「黒川」は「くろがわ」で、「川」が濁るか濁らないかの違いがあったりします。
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