(つづき)
福岡市早良区の「早寿園前」バス停。
「早寿園」とは、福岡市立の老人福祉センターである。
「早良」の「早」と、「長寿」の「寿」、…だろうか。
「93 藤崎」「3 西新」「2 早良高校」と、バス停の行先案内だけ見るとたくさんのバスが来るように錯覚してしまう。
でも実際には、「2番」は通学用に平日朝3本だけ(反対方向は夕方2本)である。
また、「93番」と「3番」も実質同一で、早良区役所が開いている平日は「93番 藤崎行き」、閉まっている土日祝日は「3番 西新行き」と、曜日によって番号と終点が変わるだけであり(いずれも現在は一時間に一本の運行)、同じ日にここに「3番」と「93番」が来ることはない。
このバス停のひとつ西の「四箇田公民館前」バス停のあたりから、東の国道263号までの間の道路が開通してからまだ20年は経っていないと思うが、「バス路線のネットワーク」という観点からは、田隈小学校前~野芥間の廃止以降、国道263号と県道内野次郎丸弥生線をつなぐ、より貴重なラインとなっている(ただ、そのような利用のされ方はされていないと思うけど)。
ちなみに開通前は、「209番」などに、四箇田団地からひとつ東まで足をのばす「四箇田団地東口行き」という系統が一日数本だけあったが、あまり定着することなく廃止されてしまった(「東口」の廃止から道路開通までの間にはタイムラグがあったかもしれません)。
(つづく)
福岡市早良区の「早寿園前」バス停。
「早寿園」とは、福岡市立の老人福祉センターである。
「早良」の「早」と、「長寿」の「寿」、…だろうか。
「93 藤崎」「3 西新」「2 早良高校」と、バス停の行先案内だけ見るとたくさんのバスが来るように錯覚してしまう。
でも実際には、「2番」は通学用に平日朝3本だけ(反対方向は夕方2本)である。
また、「93番」と「3番」も実質同一で、早良区役所が開いている平日は「93番 藤崎行き」、閉まっている土日祝日は「3番 西新行き」と、曜日によって番号と終点が変わるだけであり(いずれも現在は一時間に一本の運行)、同じ日にここに「3番」と「93番」が来ることはない。
このバス停のひとつ西の「四箇田公民館前」バス停のあたりから、東の国道263号までの間の道路が開通してからまだ20年は経っていないと思うが、「バス路線のネットワーク」という観点からは、田隈小学校前~野芥間の廃止以降、国道263号と県道内野次郎丸弥生線をつなぐ、より貴重なラインとなっている(ただ、そのような利用のされ方はされていないと思うけど)。
ちなみに開通前は、「209番」などに、四箇田団地からひとつ東まで足をのばす「四箇田団地東口行き」という系統が一日数本だけあったが、あまり定着することなく廃止されてしまった(「東口」の廃止から道路開通までの間にはタイムラグがあったかもしれません)。
(つづく)
(つづき)
福岡市博多区の「寿町二丁目」バス停。
「井尻」が「井尻六ツ角」に改称された2006年11月1日、ここも「電話局南口」から改称されて「寿町二丁目」となった。
この付近には、まだ「NTT前」という名称の交差点があり、一民間企業に対してかなり手厚い(?)感じである。
そういえば、早良街道上には、「西新電報電話局前」という交差点が結構最近まで残っていたと思う。
長い目で見ると、「電話局」そして「郵便局」という名の付く交差点やバス停は淘汰されていくのかもしれない。
なお、かつては県道大野城二丈線上に「電話局前」「寿町」というバス停もあり、岡本経由だった頃の「45番」などが停車していたと思う。
現在「寿町二丁目」には、昇町~井尻方面に向かう「45番」「45-1番」、乙金~宇美方面に向かう「11番」、金隈~福岡空港方面に向かう「43番」、及び雑餉隈営業所行きのバスが停車する。
かつては、これ以外にも、春日地区の「1番」「2番」「6番」「7番」「8番」、老司~桧原方面に向かう「10番」、乙金~白木原~惣利南口方面に向かう「12番」、下大利~南ケ丘方面に向かう「21番」、月隈団地~桜ケ丘方面に向かう「38番」、大橋~平尾方面に向かう「50番」なども停車しており、「いろんなところに行ける感(IIK)」が今以上に強く、かなり魅力的なバス停であった(ただし、ここに挙げた路線が全て同時期に存在したというわけではありません)。
この「いろんなところに行ける感」の「いろんなところ」とは、「似たような複数の場所」ではなく、「生活圏や雰囲気が全く違う複数の場所」であればあるほど面白い。
そしてそのようなバス停が、天神、博多、小倉などの都心ではなく、より郊外にあればあるほど面白い…というのは個人的な感覚なのでなかなか伝わらないかもしれないが…。
「折尾」「恒見営業所」「赤間営業所」「鳥栖駅前」「杷木」…などなど、IIKを味わえる場所は他にもあるが、いずれも最近は寂しくなってしまっている。
「IIKを味わえなくなった」ということは、すなわち、「路線バスのネットワーク崩壊が進行した」ということを意味しているのかもしれない。
(つづく)
福岡市博多区の「寿町二丁目」バス停。
「井尻」が「井尻六ツ角」に改称された2006年11月1日、ここも「電話局南口」から改称されて「寿町二丁目」となった。
この付近には、まだ「NTT前」という名称の交差点があり、一民間企業に対してかなり手厚い(?)感じである。
そういえば、早良街道上には、「西新電報電話局前」という交差点が結構最近まで残っていたと思う。
長い目で見ると、「電話局」そして「郵便局」という名の付く交差点やバス停は淘汰されていくのかもしれない。
なお、かつては県道大野城二丈線上に「電話局前」「寿町」というバス停もあり、岡本経由だった頃の「45番」などが停車していたと思う。
現在「寿町二丁目」には、昇町~井尻方面に向かう「45番」「45-1番」、乙金~宇美方面に向かう「11番」、金隈~福岡空港方面に向かう「43番」、及び雑餉隈営業所行きのバスが停車する。
かつては、これ以外にも、春日地区の「1番」「2番」「6番」「7番」「8番」、老司~桧原方面に向かう「10番」、乙金~白木原~惣利南口方面に向かう「12番」、下大利~南ケ丘方面に向かう「21番」、月隈団地~桜ケ丘方面に向かう「38番」、大橋~平尾方面に向かう「50番」なども停車しており、「いろんなところに行ける感(IIK)」が今以上に強く、かなり魅力的なバス停であった(ただし、ここに挙げた路線が全て同時期に存在したというわけではありません)。
この「いろんなところに行ける感」の「いろんなところ」とは、「似たような複数の場所」ではなく、「生活圏や雰囲気が全く違う複数の場所」であればあるほど面白い。
そしてそのようなバス停が、天神、博多、小倉などの都心ではなく、より郊外にあればあるほど面白い…というのは個人的な感覚なのでなかなか伝わらないかもしれないが…。
「折尾」「恒見営業所」「赤間営業所」「鳥栖駅前」「杷木」…などなど、IIKを味わえる場所は他にもあるが、いずれも最近は寂しくなってしまっている。
「IIKを味わえなくなった」ということは、すなわち、「路線バスのネットワーク崩壊が進行した」ということを意味しているのかもしれない。
(つづく)
(つづき)
前日の記事へのコメントにも書いたように、西日本新聞の報道によると、西鉄が福岡市早良区の山間部で運行しているバスのうち、
・陽光台~曲渕
・陽光台~谷口
・脇山小学校前~椎原
の3区間につき、来年4月1日廃止を計画していて、市としては、西鉄に運行継続を要請する一方、廃止の場合の代替交通を検討しているとのこと。
現在実際に運行されている系統でいうと、いずれも「3番」の、
・(早良営業所~早良平尾~陽光台)~上石釜~曲渕
・(早良営業所~早良平尾~陽光台)~西神の原~谷口~脇山小~谷口~椎原
・(早良営業所~早良平尾~谷~脇山小)~谷口~椎原
の3系統いうことになる(カッコ内の区間は廃止予定ではありませんのでくれぐれも誤解のないようにお願いします)。
「西神の原」の記事を携帯で下書きしたのは15日の帰宅のバスの中なのだが、まさかその2日後にこんなことになるとは全く考えていなかった。
昨年、福岡市東区の志賀島の島内を走るローカル線「1番」に福岡市の補助金が入ることが決まったことを書いた際、“たとえ福岡市内であっても、採算がとれないものは今後どんどん切り捨てられていくとなれば、次は早良区の「曲渕」や「椎原」あたりがターゲットになってしまうのかな…?”と書いていたのだが、そのときはここまで切迫したものは感じていなかった。
もし仮に、このまま廃止されてしまうようなことになれば、毎年恒例の「ホタル観賞用の臨時バス」も今年が最後ということになってしまう…。
「市民会館前」「谷蟹」「西神の原」と、3回も同じようなことが続くと、今後、利用者の少なそうなバス停を取り上げる際には二の足を踏んでしまいそうである…。
とはいっても、このブログはけっっっして「DEATH NOTE」ではないので、少しでも西鉄バスとして存続の可能性があるのであれば、それを切に願いたい。
ということで、景気付け(?)に少しでも運気が上がりそうなバス停を。
地下鉄七隈線開業~二年前の春までは、ここからも曲渕と椎原へ行くことができた。
なんとかラッキーな方向に向かってもらいたいものである。
(つづく)
前日の記事へのコメントにも書いたように、西日本新聞の報道によると、西鉄が福岡市早良区の山間部で運行しているバスのうち、
・陽光台~曲渕
・陽光台~谷口
・脇山小学校前~椎原
の3区間につき、来年4月1日廃止を計画していて、市としては、西鉄に運行継続を要請する一方、廃止の場合の代替交通を検討しているとのこと。
現在実際に運行されている系統でいうと、いずれも「3番」の、
・(早良営業所~早良平尾~陽光台)~上石釜~曲渕
・(早良営業所~早良平尾~陽光台)~西神の原~谷口~脇山小~谷口~椎原
・(早良営業所~早良平尾~谷~脇山小)~谷口~椎原
の3系統いうことになる(カッコ内の区間は廃止予定ではありませんのでくれぐれも誤解のないようにお願いします)。
「西神の原」の記事を携帯で下書きしたのは15日の帰宅のバスの中なのだが、まさかその2日後にこんなことになるとは全く考えていなかった。
昨年、福岡市東区の志賀島の島内を走るローカル線「1番」に福岡市の補助金が入ることが決まったことを書いた際、“たとえ福岡市内であっても、採算がとれないものは今後どんどん切り捨てられていくとなれば、次は早良区の「曲渕」や「椎原」あたりがターゲットになってしまうのかな…?”と書いていたのだが、そのときはここまで切迫したものは感じていなかった。
もし仮に、このまま廃止されてしまうようなことになれば、毎年恒例の「ホタル観賞用の臨時バス」も今年が最後ということになってしまう…。
「市民会館前」「谷蟹」「西神の原」と、3回も同じようなことが続くと、今後、利用者の少なそうなバス停を取り上げる際には二の足を踏んでしまいそうである…。
とはいっても、このブログはけっっっして「DEATH NOTE」ではないので、少しでも西鉄バスとして存続の可能性があるのであれば、それを切に願いたい。
ということで、景気付け(?)に少しでも運気が上がりそうなバス停を。
地下鉄七隈線開業~二年前の春までは、ここからも曲渕と椎原へ行くことができた。
なんとかラッキーな方向に向かってもらいたいものである。
(つづく)
(つづき)
福岡市早良区の田んぼの中にある「西神の原」バス停。
「“神の原”の西のほう」ではなく、「“西”という地域の中の“神の原”」という意味である。
周辺には他にも「西原田」「西中山」「西広瀬」と、4つ連続で「西」から始まるバス停があり、「どんだけ西なんだよ!」という感じもするが、いずれも同様の意味である。
これらのバス停ができてから30年前後が経つと思うのだが、もし最初の段階で「西第一」~「西第四」のような味気ない名前が付けられていたとしたら、ここに「神」は現れなかったことになる。
早良営業所から脇山小学校に行くルートとしては、早良平尾交差点を左に進み、一ツ家~谷を通るルートがメインであるため、早良平尾を右に進む(交差点の構造上は直進)この系統はイレギュラーな扱いであり、「神の原経由」もしくは「西神の原経由」と呼ばれてきた。
「西」から始まる4つのバス停の中で一番端っこにある「神の原」が経由地名として選ばれたのは、「中山」「広瀬」「原田」という人の苗字のようなありふれた地名と比較した場合の「神の原」の相対的なインパクトの強さを買われてのことと思われる(中山さん、広瀬さん、原田さんがこのサイトを見ていたらゴメンナサイ)。
現在ここには、「3番」の中の「椎原~脇山小学校(複乗)~西神の原~内野~早良平尾~早良営業所」という経路を辿る系統が停車する。
かつては、西新~天神~博多駅まで運行されていたが、どんどん短縮されて現在では早良営業所までの運行である。
また、もともとこの系統は脇山小学校前が起終点であり椎原までは行っていなかったが、昨年春のダイヤ改正時の「合理化」により現在の経路となった。
このバス停を取り上げたくなったのが「虫の知らせ」でなければよいのだが…。
(つづく)
福岡市早良区の田んぼの中にある「西神の原」バス停。
「“神の原”の西のほう」ではなく、「“西”という地域の中の“神の原”」という意味である。
周辺には他にも「西原田」「西中山」「西広瀬」と、4つ連続で「西」から始まるバス停があり、「どんだけ西なんだよ!」という感じもするが、いずれも同様の意味である。
これらのバス停ができてから30年前後が経つと思うのだが、もし最初の段階で「西第一」~「西第四」のような味気ない名前が付けられていたとしたら、ここに「神」は現れなかったことになる。
早良営業所から脇山小学校に行くルートとしては、早良平尾交差点を左に進み、一ツ家~谷を通るルートがメインであるため、早良平尾を右に進む(交差点の構造上は直進)この系統はイレギュラーな扱いであり、「神の原経由」もしくは「西神の原経由」と呼ばれてきた。
「西」から始まる4つのバス停の中で一番端っこにある「神の原」が経由地名として選ばれたのは、「中山」「広瀬」「原田」という人の苗字のようなありふれた地名と比較した場合の「神の原」の相対的なインパクトの強さを買われてのことと思われる(中山さん、広瀬さん、原田さんがこのサイトを見ていたらゴメンナサイ)。
現在ここには、「3番」の中の「椎原~脇山小学校(複乗)~西神の原~内野~早良平尾~早良営業所」という経路を辿る系統が停車する。
かつては、西新~天神~博多駅まで運行されていたが、どんどん短縮されて現在では早良営業所までの運行である。
また、もともとこの系統は脇山小学校前が起終点であり椎原までは行っていなかったが、昨年春のダイヤ改正時の「合理化」により現在の経路となった。
このバス停を取り上げたくなったのが「虫の知らせ」でなければよいのだが…。
(つづく)
(つづき)
福岡県須恵町の「一番田」のバス停。
「一番だ!」ではなく「一番田」である。
ちなみに、アンパンマンに出てくる「クリームパンダ」は「パンダ」ではなく「パンだ!」らしい。
行先案内の部分には「36 天神」と「37 福岡空港」とあるが、「37番」は現在ここには通っていない。
この「37番」は、「佐谷~上須恵口~一番田~赤坂~須恵役場~新生~志免~月隈団地~福岡空港前」を走っていたものであり、後に「37-2番」となり、その後上須恵口~須恵役場間が直通となって一番田を通らなくなり、それから空港ローカルの「4番」に改称され、さらに空港ローカルの「5番」と統合されて亀山経由に変更される…という流転の歴史をたどっている。
「37-2番」が一番田を通らなくなった際、「37-3番」(現在のローカル「3番」)が「宇美営業所~新原~上須恵口~一番田~赤坂~四王田団地~志免体育館前~片峰~東平尾公園入口~福岡空港前」というルートで運行を開始し、現在ではこっちが一番田から福岡空港駅への足となっている。
こう考えると「37 福岡空港」というのは、何世代も前の話だということになる。
もともとの「37番」は、今回廃止となる「41番」の吉塚営業所系統にも関連がある路線なのだが、現在に至るまでかなりいろんなところを走っている。
このところ、免許維持路線の廃止とそれに関連する話題を集中的に書いてきたが、免許維持路線に関してはみなさんの思い入れも強いようで、6月10日のアクセス数は、1877PV、365IP、gooブログ中1725位と、今年の春のダイヤ改正時を上回り(おそらく)過去最高を記録した。
いとしい免許維持路線たちの廃止はたしかに切ないのだが、その思いをみなさんと共有しているようでどこか心強くもある。
(つづく)
福岡県須恵町の「一番田」のバス停。
「一番だ!」ではなく「一番田」である。
ちなみに、アンパンマンに出てくる「クリームパンダ」は「パンダ」ではなく「パンだ!」らしい。
行先案内の部分には「36 天神」と「37 福岡空港」とあるが、「37番」は現在ここには通っていない。
この「37番」は、「佐谷~上須恵口~一番田~赤坂~須恵役場~新生~志免~月隈団地~福岡空港前」を走っていたものであり、後に「37-2番」となり、その後上須恵口~須恵役場間が直通となって一番田を通らなくなり、それから空港ローカルの「4番」に改称され、さらに空港ローカルの「5番」と統合されて亀山経由に変更される…という流転の歴史をたどっている。
「37-2番」が一番田を通らなくなった際、「37-3番」(現在のローカル「3番」)が「宇美営業所~新原~上須恵口~一番田~赤坂~四王田団地~志免体育館前~片峰~東平尾公園入口~福岡空港前」というルートで運行を開始し、現在ではこっちが一番田から福岡空港駅への足となっている。
こう考えると「37 福岡空港」というのは、何世代も前の話だということになる。
もともとの「37番」は、今回廃止となる「41番」の吉塚営業所系統にも関連がある路線なのだが、現在に至るまでかなりいろんなところを走っている。
このところ、免許維持路線の廃止とそれに関連する話題を集中的に書いてきたが、免許維持路線に関してはみなさんの思い入れも強いようで、6月10日のアクセス数は、1877PV、365IP、gooブログ中1725位と、今年の春のダイヤ改正時を上回り(おそらく)過去最高を記録した。
いとしい免許維持路線たちの廃止はたしかに切ないのだが、その思いをみなさんと共有しているようでどこか心強くもある。
(つづく)
(つづき)
福岡県飯塚市の「幸袋公民館」のバス停。
幸せがいっぱい詰まっているような感じである。
このバス停には、飯塚地区の「1番」と「20番」が停車する。
このバス停がある国道200号(旧道)には、以前は「飯塚~直方~黒崎~小倉」の急行バスも走っていたが、現在その急行は「直方~黒崎間」のみの運行となっている。
国道200号直方バイパスも開通し、飯塚から黒崎方面は新道のみでほぼつながったので、この旧道が国道であり続ける意味があるのかはやや疑問だが、長崎街道のルートを今に伝えるという点では、意味があるのかもしれない。
(つづく)
福岡県飯塚市の「幸袋公民館」のバス停。
幸せがいっぱい詰まっているような感じである。
このバス停には、飯塚地区の「1番」と「20番」が停車する。
このバス停がある国道200号(旧道)には、以前は「飯塚~直方~黒崎~小倉」の急行バスも走っていたが、現在その急行は「直方~黒崎間」のみの運行となっている。
国道200号直方バイパスも開通し、飯塚から黒崎方面は新道のみでほぼつながったので、この旧道が国道であり続ける意味があるのかはやや疑問だが、長崎街道のルートを今に伝えるという点では、意味があるのかもしれない。
(つづく)
(つづき)
今回はやや番外気味。
西鉄のサイトの「にしてつ時刻表」において、「行先番号別の運行路線地図から選択」で任意の地区を選び、「1番」を選んで表示された地図を「広域」にすると、画像のような地図が出てくる。
前回の「エンギモノ」で、飯塚地区の「1番」は"福岡、北九州、久留米など、他地区の「1番」と比べるとかなり地味な印象"と書いた。
このブログを読んでいただいている方の大半はおわかりのこととは思うが、ひとくちに、「西鉄の1番のバス」と言っても、福岡県内至る所に「1番」が走っていることがわかる。
そして、これら「1番」の相互間にはほとんど関連がなく、それぞれの地区の「代表」として活躍している(「代表」とは呼べない例外のケースもあり)。
同じことを「41番」でやってみると、福岡県を斜めに横切る、途中が少しだけ切れた直線が表示される。
福岡市中心部から雑餉隈までの「41番」と、二日市から杷木までの「41番」である。
これらの2路線にも、直接的な関係はない。
ただ、元をたどれば「天神~博多駅~二日市~甘木~杷木方面」を結んでいた「40番」がベースとなっているという点では「つながり」がある。
県内至る所に「1番」が走っているとはいうものの、西鉄バスの行先番号は「1から順に番号を付けた体系がいくつか存在する」というだけでは説明しきれない部分が多々ある。
その「体系」の外縁部や、2以上の「体系」がクロスオーバーするようなエリアにおいては、どの「体系」に属するかを一概には判断しづらい番号も多くなっている。
現在、二日市~杷木を走っている「40番」は、もともとは福岡都市圏の「体系」に属していたが、福岡市中心部に乗り入れなくなっても「40番」のままであり、福岡市内には新たに全く別の「40番」(博多駅~板付7丁目)が登場しており、もともとの「40番」は、宙に浮いたような状態にある(あくまで「体系」という観点から見た場合の話)。
二日市~上西山を走る「24番」も、番号としては異質であり、もともとは飯塚地区の「体系」に属していたのではないかという推測もできる。
宇美~太宰府の「4番」も、もともとは二日市地区の「体系」に属していたが、今や、宇美地区の「体系」(空港循環線など)の一構成員としたほうがよさそうな気もする。
結局のところ何が言いたいのかがわからなくなってきたが、西鉄バスの行先番号は、単なる「番号」ではなく、その数字が持つ意味を直接・間接に伝えている「名前」的な側面が多分にあって、それが面白いなぁと思うのである(いつもぼやーっと考えていることを文章化しようと試みたが、いまいち伝わりづらいですかね…?)。
(つづく)
今回はやや番外気味。
西鉄のサイトの「にしてつ時刻表」において、「行先番号別の運行路線地図から選択」で任意の地区を選び、「1番」を選んで表示された地図を「広域」にすると、画像のような地図が出てくる。
前回の「エンギモノ」で、飯塚地区の「1番」は"福岡、北九州、久留米など、他地区の「1番」と比べるとかなり地味な印象"と書いた。
このブログを読んでいただいている方の大半はおわかりのこととは思うが、ひとくちに、「西鉄の1番のバス」と言っても、福岡県内至る所に「1番」が走っていることがわかる。
そして、これら「1番」の相互間にはほとんど関連がなく、それぞれの地区の「代表」として活躍している(「代表」とは呼べない例外のケースもあり)。
同じことを「41番」でやってみると、福岡県を斜めに横切る、途中が少しだけ切れた直線が表示される。
福岡市中心部から雑餉隈までの「41番」と、二日市から杷木までの「41番」である。
これらの2路線にも、直接的な関係はない。
ただ、元をたどれば「天神~博多駅~二日市~甘木~杷木方面」を結んでいた「40番」がベースとなっているという点では「つながり」がある。
県内至る所に「1番」が走っているとはいうものの、西鉄バスの行先番号は「1から順に番号を付けた体系がいくつか存在する」というだけでは説明しきれない部分が多々ある。
その「体系」の外縁部や、2以上の「体系」がクロスオーバーするようなエリアにおいては、どの「体系」に属するかを一概には判断しづらい番号も多くなっている。
現在、二日市~杷木を走っている「40番」は、もともとは福岡都市圏の「体系」に属していたが、福岡市中心部に乗り入れなくなっても「40番」のままであり、福岡市内には新たに全く別の「40番」(博多駅~板付7丁目)が登場しており、もともとの「40番」は、宙に浮いたような状態にある(あくまで「体系」という観点から見た場合の話)。
二日市~上西山を走る「24番」も、番号としては異質であり、もともとは飯塚地区の「体系」に属していたのではないかという推測もできる。
宇美~太宰府の「4番」も、もともとは二日市地区の「体系」に属していたが、今や、宇美地区の「体系」(空港循環線など)の一構成員としたほうがよさそうな気もする。
結局のところ何が言いたいのかがわからなくなってきたが、西鉄バスの行先番号は、単なる「番号」ではなく、その数字が持つ意味を直接・間接に伝えている「名前」的な側面が多分にあって、それが面白いなぁと思うのである(いつもぼやーっと考えていることを文章化しようと試みたが、いまいち伝わりづらいですかね…?)。
(つづく)
(つづき)
そういえば「エンギモノ」は、ブログ開設2周年を記念してはじめたシリーズだった。
4周年ということで、縁起の良さそうなバス停を取り上げてみる。
画像は鞍手郡小竹町の「七福」バス停。
「七」も「福」も「七福(神)」も縁起が良い。
ここを通るバスも「1番」だけということで、これまた縁起が良い(?)。
ただ、この「1番」は、福岡、北九州、久留米など、他地区の「1番」と比べるとかなり地味な印象である。
ここを通る「1番」は、【飯塚~幸袋~小竹上町~七福~新多~毛勝(けかち)】を結んでいる。
「1番」には、【飯塚~幸袋~小竹上町~頴田支所~赤池工業団地】という、小竹上町から国道200号(旧道)を挟んで全く逆方向に向かう系統もある(毛勝は西側、赤池は東側)。
一方で、国道200号(旧道)をそのまま北上して直方まで行く路線には「20番」が付いており、現状だけみるとなんだか違和感がある。
以前のように、新多方面と赤池方面は別番号のほうがよいのではないだろうか…。
(つづく)
そういえば「エンギモノ」は、ブログ開設2周年を記念してはじめたシリーズだった。
4周年ということで、縁起の良さそうなバス停を取り上げてみる。
画像は鞍手郡小竹町の「七福」バス停。
「七」も「福」も「七福(神)」も縁起が良い。
ここを通るバスも「1番」だけということで、これまた縁起が良い(?)。
ただ、この「1番」は、福岡、北九州、久留米など、他地区の「1番」と比べるとかなり地味な印象である。
ここを通る「1番」は、【飯塚~幸袋~小竹上町~七福~新多~毛勝(けかち)】を結んでいる。
「1番」には、【飯塚~幸袋~小竹上町~頴田支所~赤池工業団地】という、小竹上町から国道200号(旧道)を挟んで全く逆方向に向かう系統もある(毛勝は西側、赤池は東側)。
一方で、国道200号(旧道)をそのまま北上して直方まで行く路線には「20番」が付いており、現状だけみるとなんだか違和感がある。
以前のように、新多方面と赤池方面は別番号のほうがよいのではないだろうか…。
(つづく)
(つづき)
縁起の良さそうなバス停シリーズ。
今回は前原市コミュニティバスの「銭瓶塚」(ぜにがめづか)。
もともとは、昭和バスが運行していたものをコミュニティバスが引き継いだものだが、バス停は、昭和時代のものの「居抜き」である。
前原市コミュニティバスは、九大伊都キャンパスと前原駅を結ぶ3路線のみが定額運賃で、この「銭瓶塚」を通る曽根線などそれ以外の路線は定額制ではないため、複数の路線が運行する区間では、同じ区間を利用しても乗るバスによって運賃が異なるという事態が発生する(産の宮~前原駅北口間など)。
また、例えば、産の宮から前原駅北口に行く際、前原市役所経由のバスに乗ると、
【→前原駅前170円→筒井町240円→前原市役所前240円→前原駅北口170円】
と、乗れば乗るほど(?)運賃が下がるという場面にも遭遇する。
このような例は西鉄にもあって、二日市地区「3番」(湯町循環)の、
【西鉄二日市→JR二日市100円→パープルプラザ前160円→警察署前160円→済生会病院160円→二日市温泉100円→筑紫野市役所前100円→…】
や、「筑豊急行」の、
【博多駅交通センター→福岡空港国内線250円→福岡空港第三250円→北本町210円→…】
などの例が有名である。
もし現在、福岡市中心部に「85番 福博循環線」が走っていたら、どのような運賃体系になっていたか気になるところだ。
かつて「85番」廃止の理由をあれこれ書いたことがあったが、こうやって考えると、単に「福岡都心100円エリアの設定にあたり邪魔になったため」ということなのかもしれない。
(つづく)
縁起の良さそうなバス停シリーズ。
今回は前原市コミュニティバスの「銭瓶塚」(ぜにがめづか)。
もともとは、昭和バスが運行していたものをコミュニティバスが引き継いだものだが、バス停は、昭和時代のものの「居抜き」である。
前原市コミュニティバスは、九大伊都キャンパスと前原駅を結ぶ3路線のみが定額運賃で、この「銭瓶塚」を通る曽根線などそれ以外の路線は定額制ではないため、複数の路線が運行する区間では、同じ区間を利用しても乗るバスによって運賃が異なるという事態が発生する(産の宮~前原駅北口間など)。
また、例えば、産の宮から前原駅北口に行く際、前原市役所経由のバスに乗ると、
【→前原駅前170円→筒井町240円→前原市役所前240円→前原駅北口170円】
と、乗れば乗るほど(?)運賃が下がるという場面にも遭遇する。
このような例は西鉄にもあって、二日市地区「3番」(湯町循環)の、
【西鉄二日市→JR二日市100円→パープルプラザ前160円→警察署前160円→済生会病院160円→二日市温泉100円→筑紫野市役所前100円→…】
や、「筑豊急行」の、
【博多駅交通センター→福岡空港国内線250円→福岡空港第三250円→北本町210円→…】
などの例が有名である。
もし現在、福岡市中心部に「85番 福博循環線」が走っていたら、どのような運賃体系になっていたか気になるところだ。
かつて「85番」廃止の理由をあれこれ書いたことがあったが、こうやって考えると、単に「福岡都心100円エリアの設定にあたり邪魔になったため」ということなのかもしれない。
(つづく)
(つづき)
久しぶりに本州まで行ってきた。
山口市(旧吉敷郡小郡町)の「寿通」バス停。
福岡には「寿通」というバス停は存在しないが(←おそらく)、博多区の「博多五町」のひとつに「寿通り」が含まれるため、名称は存在しなくとも精神は存在しているということができるかもしれない。
(つづく)
久しぶりに本州まで行ってきた。
山口市(旧吉敷郡小郡町)の「寿通」バス停。
福岡には「寿通」というバス停は存在しないが(←おそらく)、博多区の「博多五町」のひとつに「寿通り」が含まれるため、名称は存在しなくとも精神は存在しているということができるかもしれない。
(つづく)
(つづき)
前原市の「神在」(かみあり)バス停。
もともとの名前は「前原営業所」であったが、昭和バスの営業所移転によりこの名前になった。
手を合わせたくなるような(?)ありがたい名前である…。
(つづく)
前原市の「神在」(かみあり)バス停。
もともとの名前は「前原営業所」であったが、昭和バスの営業所移転によりこの名前になった。
手を合わせたくなるような(?)ありがたい名前である…。
(つづく)