Something-New

710は私の好きな数字。
西海岸をDATSUN710で走った記憶・・・
その道は今も続いている。

茶杓を削る

2019-11-24 | 無題














シゴトは セイシンテキに 

とても ツラい。


ここ数カ月は なかなか解決に至らない問題が

一向によくなる気配すらなく

とても ツラい。


少額の代金の支払いに行く道の途中に

古い神社が ある。




困った時の神頼みだけではもうしわけないので

ここ数年は 季節ごとのお掃除に加わったり

通りかかれば階段を登ってお参りもする。

そんなある日 階段を登って

拝礼しようとした時に 目の前に1枚の木の葉が

落ちてきた。

紅葉をすぎた茶色い葉だったが

他の宗教でいう「恩寵」のような気がして

その葉を大切に持ち帰った。





小さい頃に読んだ童話に

食べ物もなく 困窮して今にも倒れそうな旅人に

だれかが この布に包んだものは「チーズ」である。

これをやるから旅を続け

どうしても困ったときに食べるといい と言って

布に包んだチーズらしきものを渡し

旅人はそれを心の支えにして旅を続け

やがて 旅の終わりにその布切れを開くと

それはチーズではなく「木片」であった。

人は チーズで生きるのではなく

感謝と信じることで生きるものである

というようなお話しだった。




ワタシの上にふってきた 木の葉1枚も

ある時には木片になり得るものに思えて

今は 自分の部屋に そっと置いてある。


















木の葉がくれたものかはわからないけれど

一昨年から半年に一度ほど 茶杓を削る機会を得て

隅の方のお席に加えさせてもらっている。

前回 削った茶杓がこれ。

















この日のお稽古の目標は

この茶杓の茶杓入れ作りを進めること。

「夏休みの宿題」と思って

少しはお家でも やってみたけど・・・













茶杓の「櫂先」が入る径の竹筒がなくて

それならいっそ 割れかけた筒に

細く割いた竹を「継いで」筒を作ってしまった。














だから 茶杓入れの蓋も特殊な形になっている。

まだまだこれでできあがり というわけでもなく

今度は 漆と竹の粉を混ぜて

仕上げたい箇所も思いついてしまった。

茶杓削りに焦りは いらない。

時の流れが その形を変えていくからだ。

















この日 削った茶杓もある。


またまた櫂先が収まる竹筒がなくて

2度にわたり櫂先を短くしてみた。

















気が向いたときに この作業の続きをする。


















この前は 自分の上にひらひら落ちてきた木の葉が

わたしの恩寵になったが

今日は 先生から「木片」をいただいた。


黒文字の木の 木片である。

ここからお菓子をいただく時に使う

「黒文字」に仕上げていく。


















さらに お稽古の帰りにそっと渡して下さった紙の包み。


















中には青竹に詰められた黒豆・黒砂糖羊羹。

今回 竹筒に仕込まれた この技。

テグスが張られていて

羊羹を取り出す時に自動的に

羊羹がカットされる!















こんな風に。














慣性の法則で取り出してみると















半円形になっているのよ。









カメラ女子ランキング

→ 今夜は ここが「限界」。茶杓削りと同じで また少し書きなおしながらこのブログを仕上げていきます。



























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焼おむすび

2019-11-24 | R’s Kitchen


























ムスメに 焼おむすびを つくる。

ワタシの母親が よくつくってくれたやり方で

作ってみる。












カメラ女子ランキング

→ 焼おむすびは テフロンのフライパンで作る。三角の両面だけでなく 三つの側面も
 おむすびを立てかけてじっくり焼く。ごはんの粒がパチッ と乾いた音をたてるまで
 30分くらいかけて弱火で焼く。そしてお醤油にさっとつけて

 あとは 食べるだけ!










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