
これは、ニューヨーク市で60年代、ポップアートの人気を博したアンディ・ウォーホルの
アヴァンギャルド系短編映画に出演したモデル・女優、イーディー・セジウィック (1943-1971)の、
いちばん輝いていたときから、弱冠28歳でその輝きを失ってしまうまでを描いた伝記映画。
シエナ・ミラーのファンでもなければ、アンディ・ウォーホルに興味があるわけでもなく、
60年代にそのミューズだったイーディに興味があるわけでもなかったけど、
観て来ました~。
撮影中風景をゴシップで載せたのはかなり前。
主演のシエナがイーディそっくりに扮してて眉毛が濃い!濃い!






アンディ・ウォーホル役には、なんでもこなしちゃうガイ・ピアースが扮する。
※アンディ・ウォーホルの伝記映画ではありません。

よくは知らないけど仕草とか、ほんとにこんな感じだったんだろうな~。という風に思わせる演技は流石

そして、シエナとも関係のあった若かりし頃のボブ・ディランを演じるのは
『ジャンパー』が賛否両論の、ヘイデン・クリステンセン。

見た目、ヘイデンそのもの(笑)
なんとなくボブ・ディランイメージのチェックのマフラーしてるだけって気も、、、、しなくもないけどー



イーディと"ファクトリー"
1963年から70年代初期、主にリトグラフやシルクスクリーンの創作を手掛けたウォーホルが "Factory" と呼んだスタジオは、
彼のオブジェだった当時の芸術家や自由思想家ほか、ポルノスターからドラッグクイーンや麻薬常用者などのアンダーグラウンドのセレブリティも含む、
通称 "ウォーホル・スーパースターズ" の集会・パーティの場で知られた。
常連では、ボブ・ディランやミック・ジャガー、トルーマン・カポーティ、ジャン・ミッシェル・バスキアほか多数が知られ、シュールレアリストの芸術家サルバドール・ダリなども時たま訪れた。
イーディー・セジウィックはカリフォルニア生まれの社交家かつ相続人で、
米画家ジョン・シンガー・サージャントより家族の肖像画が描かれたという
マサチューセッツ州の由緒ある家系出身。
また、兄弟二人の自殺や代々続く躁うつ病に苦しんだ父親など、
暗いイメージに包まれた家族背景がある。
ウォーホルと意気投合したリッチで魅力的なセジウィックは
スーパー・スターズの一員としてファクトリーの女王に掲げられ、
彼の短編映画に出演しながらセレブリティに執着する当時のポップ・カルチャーに色を添えた "It girl " と呼ばれ、
スピーディーで明晰夢のごときポップアイコンの名声を挙げた。








もともと、期待は全くせずに60年代のファッションと、キャストの変貌ぶりを楽しめればいいや☆
くらいの軽い気持ちで観た映画。

そのせいか、逆にけっこう楽しめてしまった♪
アンディ・ウォーホルとの出逢いによって運命が大きく開かれたイーディ。
映画に出演を果たして一気に人気がブレイク。
でも、その裏で孤独との戦い、薬に溺れてしまい仕事もなくなり精神がボロボロに。。。
よくあるドラッグによる転落人生の映画化と言ってしまえばそれまでになるけど、
このイーディという人物にとくに興味があったわけでもないし、脚本が特別優れてるというわけでもないのになかなか面白く観られたのは、
イーディー演じたシエナ・ミラーと、ガイ・ピアースの変貌ぶりが良かったせいが大きい。
しかし、この映画ではアンディもボブディランも(名前は変えてるけどボブ・ディランとして登場)
悪者として描かれてるから、彼らのファンとしてはこの映画、反発したくなるかも。
実際この映画に関して、当の本人(ボブ・ディラン/67歳)は映画に対し、
自分がセジウィックをヘロイン常用と死に追いやった肖像で描かれていると反撃。公開中止を求めたが普通に公開された。
イーディ・セジウィックを歌ったといわれるディランの作曲には
"Just Like a Woman" や "Leopard-Skin Pill-Box Hat" などがある。

ボブ・ディランと言えば、わたしも曲が好きで良く聴いてるけど、
ケイト・ブランシェットや、故ヒース・レジャーなど6人のキャストがボブ・ディランを演じた話題の映画
『アイムノットゼア』ももうすぐ公開!
そちらも楽しみ




FACTORY GIRL 2006年 アメリカ 91min
4月19日よりロードショー

一応、アンディ・ウォーホル略歴
1928年 - ピッツバーグ生まれ (出生日や出生地には諸説あるが、多分8月6日)。
1949年 - カーネギー工科大学 (現在のカーネギーメロン大学) 卒業。
1952年 - 新聞広告美術の部門で「アート・ディレクターズ・クラブ賞」を受賞。
1960年 - イラストレーションの世界を捨て去り、ファインアートの世界に移動。
1961年 - キャンベル・スープの缶やドル紙幣をモチーフにした作品を発表。
1962年 - シルクスクリーンプリント
1963年 - ニューヨークにファクトリースタジオを構える。
1965年 - ヴェルヴェット・アンダーグラウンドとコレボレート
1963年-1968年 - 60を超える映画作品を撮る。
1966年 - 『チェルシー・ガールズ』。
1968年6月3日 (40歳) - バレリー・ソラナスという女性に拳銃で狙撃される。
1969年 - 『インタビュー』誌を発刊。
1970年 - 「ライフ」誌によって「1960年代にもっとも影響力のあった人物」として選ばれる。
1972年 - ニクソンの訪中にあわせて毛沢東のポートレイトを制作。
1974年 - 初来日。
1987年2月22日 - 心臓発作で死去。享年58。
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こちら、イーディの写真集 映画公開にあわせてタイミングよく4月中旬発売!

こちら

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この日の試写、マスコミ試写と一般との合同で葉山イレーヌというアナウンサーとモデルたちが登場して
短いファッションショーが行われたんだけど、席数以上に試写状まきすぎたのか、
時間内に来たのに試写には入れない人が70人以上(もっとかも)出るというひどい状況。
入場を断られたオジサンたちが文句言ってた。そりゃそうだ。
関係者席を無駄に用意しすぎ。紙をはがして開演前ギリギリに入れてたケド、こんなひどい試写見たことない~。
主催者側も、ちゃんと気をつけて欲しいものだわ。
というわけで、皆さま楽しい週末を~♪














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これ、観ようかなぁなんて思いつつ結局観ずに流してきたのだけど、なかなか愉しめましたか~。
確かにファッショナブルでそれだけでも楽しめるかなぁと思ったのですが、こういうドラッグものの映画って結構あるしなぁって思ってたから、後回しにしてたけど、今度機会があったらみてみようっと。
だから、読んじゃった。「ネクスト」は、明日、行くので読んでませーん。明日、夜とくとく感想文upしまーす。レスお願いします。なんだか、migさん、とくの映画の傾向がわかってきたのかな?ばれたか?これは、ヤバイですなー。でも、興味なくて、読んじゃって、見にいった映画で今年は「ジェシー・ジェムズの暗殺」とか、「マイ・ブルーベリー・ナイツ」は、とくは、見てよかったー!と、思ったよ。どちらも、見る予定なかったんで、ごちそうさまでした!って、感じです。「ミッドナイト・イーグル」は、ずっこけましたが。今日は、試写行って来ました。でも、月初めにmigさんの今月の映画紹介を、見て、お!とくも、みちゃお!かなーと、思って見たら、migさん、なかなか、upしてくれない時は、とく、待ちぼうけ?観賞してくれー。と、思ったりしてます。いつか、どこかの試写場であったら、ブイブイするんでよろしくです。とくは、映画館の席は右の一番後ろで見てる(昔は、映画の字幕が右側に出てたからかな?)ので良かったら、振り返って下さい。いや、振り返えんなくてもいいです。九段会館の2階の一番後ろは、スクリーンの上が見えないのでお薦めしません。でも、空いてます。なんか、コメント、変な方向にいってませんか?すいません。とくの文ながいかな?小学生の時、日記、ミッキーマウスの鍵付きに書いてたので文書くのは好きだったりして。中身はスカスカですし、なんだか、意味不明だし。ま、流して下さい。
衣装などを見ているだけでも楽しそうな映画。。。
前に梅田へ映画を見にいったとき、予告編で観ましたが、
かなり波乱万丈な人生を送った人なんですね。
光を浴びる世界に生きてる人って、影の部分ではいろんなことに押しつぶされそうになりながら生きているんですね。
私は地味でも普通の生活が一番だなって思います^^;
そうなの、ドラックで逝ってしまった有名人の話はあんまり興味ないんだけど、
今回はキャストたちがどう演じてるかというのも楽しめたヨ☆
是非みてみて~♪
(でもあんまり期待はしないでネ
もう1年以上もコメント下さってるのでだんだんわかってきましたよ~(笑)
あはは、待ちぼうけしちゃいますか~
ごめんなさい、最近なかなかPCに向かう時間とれなくって
今週は2本の試写いってきますよ~
試写ばかりで上映中の映画がなかなか観に行けない状況ですけど頑張りまーす。
わたしは前の方で迫力感じたいので後ろでは観ないです。振り返ってもいいけどとくさんの顔、知らないし~(笑)
ぜひブイブイしてくださいな
ではまた感想文読ませてもらいますねー
そうなのそうなの、28歳で死んじゃったなんて、、、、。
一時のブレイク?後の落ちて行く様が見事だったなぁ。。。
シエナ頑張ってましたよん。
もし興味あったら見てみてね~☆
いつもTBお世話になってます。
ワタシもこの日の試写会に行ってきました、多分(笑)
映画前のファッションショーが痛かった、あんな痛いイベント久しぶりでした(笑)余計なことしなきゃいいのにね。
入場出来ない人がそんなにいたとは知りませんでした。
ショーの後、ずいぶんバタバタしてるな、とは思ってたんですけど。
あんまり仕切りのいい試写会ではなかったですね。
こちらこそいつもありがとうございます
同じ試写でしたか☆
ほんと、痛いショーでしたよね~。
あえて本文中には書きませんでしたけど(笑)
でもほんとヒドかったんですよ~
もう開始のベル鳴ってるのにずーっともたもたして
入れてもらえないし。
わたしも20分前くらいだったけどギリギリに入れた感じで、、、
こんな仕切り悪いのはじめてでした。
とにかく試写状持ってる人の方が席より多くてかなり帰されたようですよー。
あとでお邪魔します☆
でも、主催者側の考えの甘さで、残念でしたね。
また、よろしくお願いします。
こちらこそありがとうございます
ファッションショーはちょっとしょぼかったですぅ、、、、
ない方が逆にこんな事態にならなかったのかとさえ、、、、
席がなくなっちゃうのは考えものですよね~。
こちらこそこれからもよろしくお願いします