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我想一個人映画美的blog

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帰らない日々/Reservation Road

2008-07-16 11:01:11 | 劇場&試写★6以上


またまた地味~でインパクトに欠ける邦題付いちゃったよ~
ホテル・ルワンダ』のテリー・ジョージ監督最新作として注目する人も多いかな。
試写にて観てきました~。
初めからある程度の展開はチラシにも書かれてたし予告篇でも知れてしまうので、

あえて、いつもより内容に触れたネタバレあり感想でいくので、知りたくない方は飛ばし読みしてね(笑)



この方、『父の祈りを』(脚本)と『ホテル・ルワンダ』(監督/脚本)で2度のアカデミー賞ノミニー。


原作は1998年に出版されたジョン・バーナム・シュワルツによる同名小説『RESERVATION ROAD』。
事件のあった場所を指す。邦題だってこれでよかったのに。
まあ、それはさておきストーリーは、、、、。

大学教授のイーサン一家を突然の悲劇が襲う。息子のジョシュが車にひき逃げされたのだ。
一向にはかどらない警察の捜査に業を煮やした彼は弁護士に調査を依頼するが、弁護士のドワイトこそ、息子をひき殺した犯人だった。




被害者と加害者という、相対する関係にある男たち。
そしてその家族、、、
悲しみはいつか癒えるのか、告白することは出来るのか。
決着は、復讐することなのか?謝罪なのか?
じっくりと静かに描かれる。



最愛の息子を失い、悲しさから立ち直れず犯人探しに執着する父親には、ホアキン・フェニックス。

自分のせいだと重い責任を感じる真面目な母親に、演技派ジェニファー・コネリー。


ジャンル問わずで色々な作品ちょこちょこ出てくる、マーク・ラファロ。
一見"いいひと"なこの人、今回は加害者で この周りはツッコミどころが多かったんだけど、、、、。




残された娘役には、ダコタ・ファニングの実妹 エル・ファニング。
やっぱり可愛い
けど、こんな濃い二人からこんな薄い顔の子 生まれないでしょ~!(映画だから仕方ないか 笑)



お久しぶりなミラ・ソルヴィーノ、やっぱりちょっと老けました。でもキレイ
マーク・ラファロ演じるドワイトの前妻で
被害者側の娘のピアノの先生。   なんという偶然すぎ。


6/10



話は暗く、静かで重たいテーマ。
演技派キャストが揃ってるから見入ってしまった。
けど、いかにもなハリウッド映画みたいに白黒ついて、ああさっぱりした!というような終りではないし
かといって衝撃というものでもない。
観たあとはもやもやした気分にさせられる。
(じーっくり進んでなかなか展開しないので 退屈しちゃうもしくは長く感じる人もいるかも。)

誰もがきっと、ひき逃げ犯のマーク・ラファロ(※これはもう最初から分かって話は進んでいくのであえて書くけど)に対して、
ムカつきながら観ることになると思うんだけど、
ほんとに 
早く自首しろ!(そしたらすぐ話終わっちゃうけど)とか
子供と遊んでばかりで弁護人の仕事しろ!とか
子供にビデオで託すくらいなら直接話したまえ。とか
いつまで隠し通せると思ってるんだ!とか

もういっぱいツッコミいれたくなっちゃう。

でもそんなこと気にならず?初めの方は泣いてる人もいました。
最愛の人を殺されたら、目の前でひき逃げだなんて
本当自分の立ち場だったら絶対に犯人許せない、
ホアキン演じる父親の気持ち よくわかるし 警察側の対応もあんなんでいいの?とか
いろいろと考えさせられるかな。
怖かったから逃げた。だからって、日々、自分の犯した罪の意識から逃れる事は出来ない。
どちらの立ち場も、自分だってなり得る。 
それぞれの取る行動に注目の作品でした。
感動、というのとはちょっと違うな~。いかにも単館系の作品。気になる人は是非劇場で





 公式サイト
Reservation Road    2007年  アメリカ  102min
7月26日より シャンテシネほか、全国順次ロードショー。



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ところでこの作品、去年のトロント映画祭でレッドカーペットに現れたキャストたちを見たのだけど、
ホアキン(妹も)もジェニファー・コネリーも、ファンの声には応えず、
通路の反対側でインタビューだけ受けてさっさと中へ入っていっちゃった。
ミラ・ソルビーノはファンに応えて手を振って愛想は良かったのだけど。

その中でただ1人、ファンたちの所へ来てサインやら写真やら握手やら一生懸命に対応してたのが
マーク・ラファロ
それまであんまり好きな俳優じゃなかったんだけど(ゴメン)
一気に高感度up いい人でした

と同じようなことを書いた去年のトロント映画祭でのこの映画のレポ記事は ココ


2007 10/18 L.A.プレミアにて





ミラ・ソルヴィーノ&ジェニファー・コネリー。



演技合戦も見どころのひとつ





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16 Comments(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
★ゆかりんちゃん★ (mig)
2009-02-04 23:46:56
こんばんは♪

フツウだったよねぇ、、、
ダコタちゃんの妹出てたけど、ベンジャミンバトンにもケイトの子供時代演じてるヨ☆
ほんと早く自首しろーとか思っちゃった
返信する
こんにちは♪ (ゆかりん)
2009-02-04 13:11:52
最近被害者や加害者についての作品をいろいろい観ちゃったこともあって普通な感じに思えてしまいました。
私も子どもにビデオで託すくらいなら直接言えばいいのに~と思いましたよ。
事故を起こしてしまったのは事実なのだから早く警察に行けば良かったのに~っっ
返信する
dai さん♪こんばんは (mig)
2008-08-31 00:33:02
yahooって日本版のかな?
あそこの感想はわたしもあんまり信用してないのー
でも海外yahooはけっこうあてにしてマス
感動系、とは違うよねぇ、、
返信する
こんばんは★ (dai)
2008-08-30 19:49:04
migさんのおっしゃる通り、ひき逃げ犯が早く自首すればすぐ終わる作品ですよね。
それにYAHOOが”感動”とか言っていたので肩透かしを食らってしまいました。
返信する
miyuさん☆ (mig)
2008-08-24 22:51:04
こんばんは♪
こちらにもありがとうー
そうなんですよね、やっぱり感情がどうあれ、
人を殺しちゃったら犯罪。償うべき。
ラストで殺してくれ、だなんて本当それこそ逃げですよ~。

うんうん、単館系な感じでした。
でも、キャストも良かったし観て良かった作品
返信する
クラムさん☆ (mig)
2008-08-24 22:48:16
こんばんは♪
常識人が間違いを犯すことはあるというのは
もちろん分かりますけど、その後の対応が問題なんですよね。
ドワイトは自首しようと思うものの、結局踏みとどまる。
全く自首しない人間ももちろん世の中にはいるけど
目の前に、自分が殺してしまった子供の家族が
現れて、それを知ってるのに何も出来ないというのは
やっぱりエゴですよね。
精神的に子供がよりどころになるのもよくわかりますよ。
でも、そこは逆に
同じ立ち場だからこそ、自分が相手に失わせてしまったということにも気づくべきですよね。
自分可愛いばかりが目立つんですよね。
映画だし、こういう描き方ももちろんありだし
否定してるわけではないんです。
そういう部分で、ドワイトには憎たらしいという思いが観てて募りました。
返信する
不注意とはいえ (miyu)
2008-08-24 19:01:58
やっぱり人の命を奪ってしまっている以上、
許せないですよね!
それだけにエマちゃんの健気さやイーサンの復讐心、
グレースが責任を感じつつもエマのために立ち直る姿は
良かったですね~。
良質ではありますが、確かにいかにも単館系な感じでしたね!
客層もそんな感じでした( ´艸`)
返信する
普通に考えれば、 (クラム)
2008-08-24 00:49:19
ひき逃げ犯に対して共感や同情といった感情が入り込む余地はありません。だからこそ、この作品が発しているテーマは重いと思うのです。

ドワイトも事件を起こすまでは常識人として生きていたわけで、ひき逃げが重い罪であることは百も承知のはず。ひき逃げはともかく、後から「何でこんなことしちゃったんだろう?」と思うような行動をすることって、普通の人でも結構あるんじゃないでしょうか(だからと言って、もちろん彼に共感・同情はしませんが)。

あと、子供と遊んでいる姿がのんきに見えてしまったようですが、親の立場として、あのドワイトの気持ちは痛いほど分かります。精神的に余裕がないときの唯一の救いは子供の笑顔です。仕事がキツかったときの自分と重ねて見てました。もちろん逃避ですが、頭のどこかに悩みの影を引きずっているのも間違いないんです。かわいい子供のために目の前の大問題を何とかしなければとずっと考えてる。

ぼくは逆にイーサンの方に違和感を感じました。復讐に固執して妻と娘を見失っちゃって。いま自分が守るべきものに早く気付けよと思いながら見てました。結果的にはドワイトの姿を見て我に返ったわけなんですけどね。
返信する
りおさん☆ (mig)
2008-08-12 13:00:27
そうなんだよね~、
もうそれだけ感情移入してみてたってことなんだけど
どうもズルさがみえて あちらに共感は出来ない。
やっぱり加害者になってしまったら 逃げるなんて本当卑怯で重罪。
毎日考えてたって言ってたわりに息子と遊んでたし
のんきにみえちゃったから余計苛つくのよね。
返信する
Unknown (りお)
2008-08-11 22:51:10
確かにホアキンとジェニファーからエル・ファニングは生まれない…(笑)

観た後わたしももやもやしたけど、これってドワイトの態度にイライラするからかも。
結局、自分から告白したわけじゃなくて、イーサンに銃を向けられたからだしさ。
もしイーサンが気付かなかったら、そのままだったんじゃ?ってのがイラつくのねー
返信する
きらりん☆ (mig)
2008-08-05 00:33:19
そうだね~、でもさ、やっぱりひき逃げはダメだよ。
加害者は加害者。
ちゃんと償わないとね!逃げるなんて最悪!って思う。
そりゃ怖い気持ちはわかるけどね~。
でもこういう題材意外となかったかも。。。。

ゴシップの方もコメントありがと☆
今日もめちゃ暑だったね
返信する
おはよー☆ (きらら)
2008-08-04 06:44:53
migちゃん
私はこれけっこうじーんと来ちゃった。
もちろんすべて悪いのは加害者なんだけど
映画そのものがどちらかに寄っているわけじゃなかったから、加害者の方も可哀想に思えてきちゃって。。。
でもmigちゃんのツッコミどころにもいちいち納得しちゃった

ゴシップの方はあとでじっくり見せてもらうね~♪
今日も暑くていやだな、、、
返信する
きららっち☆ (mig)
2008-07-17 10:54:59
え~、もちろんいいよ~(笑)
せっかく一緒に楽しんだんだもん☆
わたしも記事追記したのよ~♪

どうだろう?つっこみはまじめに感情移入してみてたら
しないのかも、、、、。
キビしく書きすぎたかな?
きらりんの感想待ってるねー!

そうそう、ジャム今朝いただきました~
美味しかった!とろりとして柑橘の味して甘さ控えめでわたし好みだったの♪
ありがとう
返信する
とくさん☆ (mig)
2008-07-17 10:51:49
あら やっぱりまた一緒?
とくさんいなかったなー(笑)
『カンフーパンダ』プレミアは行きましたか??
JBのサービス精神凄かったですよ~☆
そうか、つっこみないですか~。
えらいなぁ。わたしはどうもつっこんじゃいました。
でもアメリカでは評価低いんですよね。
個人的には『告発のとき』より見入っちゃいましたけど。

マークラファロ(ラファエロで笑っちゃいましたよ)
いろんなのに出てますリースウィザースプーンやジェニファーアニストンの彼になったこともあるし
ゾディアックはあんまりパッとしない役でしたよ。
でもいい人♪

あ、今日プレミア行きますよ~
でもあそこかなり広いからきっとわからないですよ
ダコタちゃんの親っていうのは役の話で(わかりづらかったかな?言葉ちょっと訂正しました)
ジェニファーコネリーたちの濃さの話(笑)

返信する
載せちゃった☆ (きらら)
2008-07-16 21:46:24
うひひー。
migちゃん、名前出してよかったみたいだから、カンフーパンダにmigちゃんの名前入れちゃったよー
改めてよろしくお願いします♪

ふむふむ~
この作品、ツッコミどころ多いんだぁ~。
でもとりあえず初日?レディースディ?に観てくるね!
それからまたじっくり読ませてもらいまーす
返信する
あら。 (とく)
2008-07-16 19:45:11
また、ニアミスみたい。
ここんとこ、migさんと、おんなじ映画ばっかし観てるっぽい。
とくの感想は、migさんとは違う感じ。
いっさいのつっこみどころはありません。
観て、しみじみーしちゃった。
良い作品だと思います。ホアキンよかった。
とくが、あの立場だったらどうしたろうなー。みたいな、感じ。
でした。ま、とくは、親にはなれなかったので、あしからず。
とくも、このマーク・ラファエロ気になって、家帰って、wikipediaで調べたら出て来なかった。がーん。オフシャルサイト
でチェケィラしたら、「ゾディアック」に、出てたとは?どこに?
わけわからん。あと、ダコタ・ファニングの親って、どんなこいー人なの?そこが、知りたい。
migさん、もしかして、明日、「ハ○ニ○グ」いきます。
これまた、とく、いくことになりました。もしかして、ニアミス?
もう、とく、migさんのストーカー。
もう、そろそろ出会ってしまう予感がするのは、とくだけ?
暑いね。
返信する