
ホラー映画の金字塔、トビー・フーパー監督の1974年公開ホラー「悪魔のいけにえ」の
殺人鬼レザーフェイスの少年時代を描いた、前日譚
監督は「リヴィッド」「屋敷女」のフランス人コンビ、ジュリアン・モーリー&アレクサンドル・バスティロ。
「悪魔のいけにえ」の監督で、去年逝去したトビー・フーパー最後のプロデュース作品。
そもそも、この「悪魔のいけにえ」はテキサスチェーンソー大虐殺というタイトル(原題訳)で
テキサスで実際に起こった大虐殺事件がベースにあるとも言われる。
簡単に言うと、若い男女がヒッチハイクをする男を旅のドライブ中に乗せて、アタマおかしいと気づいたら既に遅し、
田舎のとある一軒家に着くと、そこにはさらにそのヒッチハイカーの、キチガイ一家が手ぐすね引いて待ち受ける
恐怖の家だったというストーリー。
その家族のうちの末息子は、人間の皮を顔に被った大男でチェーンソーを持って人間を追い回すという恐ろしい男で
このレザーフェイスというキャラがホラーのアイコンとしてもはやジェイソンやフレディと並んで人気のキャラクター。
こんなのがチェーンソー振りかざして追いかけてくるんだからそりゃたまらないでしょ。
(いやたまらないってマニアには、って意味じゃなく。)怖すぎ。
キャスト
ホラーでは近年、ジェームズ・ワンの「死霊館」にも出演。
本作ではキチガイ一家の母親として登場、リリー・テイラー。
娘を殺された警官、ハートマンにスティーヴン・ドーフ。
かなり老けてた。
新米看護師、リジーにヴァネッサ・グラッセ。
サム・ストライク、ジェームズ・ブルーア、ジェシカ・マドセン、サム・コールマン他。
前日譚っていうか、全然どうしてこう言う人格になったのか。
っていう基本的なとこが描かれてない
のでその辺りを期待するとダメ。
退屈しないレベルにはまぁ楽しめたからいいけど
期待するほどではない。やっぱり第1作目のにある程度沿って作ってもらわなきゃ。
6/10(60点)
少々ネタバレあり
そもそも、この中の誰がレザーフェイスになるのか?
って宣伝文句で問うてるけど明らかに候補2人しか居ないじゃん
一人はイかれた見た目全然違う奴だし、もう一人女だし 笑
観てるときずっとこれが大きくなってアイツ(レザーフェイス)になるんだろうな〜と観てたら
そっちかい!
ってツッコミ必至。体型全然違うしあんなイケメン系じゃないだろッ ぜったいあのおデブちゃんの方だし。
そして今回突然出てきたレザーフェイスの母親。
リリー・テイラーじゃキチガイ度が足りなすぎる。ただ、残忍てだけで、フツーの母ちゃん。あれじゃ。
もっともっとイカレた家族の面白さ、根本からどうしてああなってたのか。とかまた見たかったな。
じー様やばー様も見たかったし、ヒッチハイク兄貴とか殆ど初めの過去のバースデーシーンでしか出てないし。
警察であるスティーヴン・ドーフも娘を殺された復讐心から執拗に追いかけ殺しにかかるけど
もちろんヤラレちゃう安易な展開と、
助けてくれてた看護師リジーもやっぱりヤラレちゃって、
顔を割かれ、それを隠すようにして 人間の皮(誰の皮かはご想像通り)を顔につけてエンド。
そういう流れで顔につけるのはわかるけどやっぱり安易すぎ。
1974年「悪魔のいけにえ」では彼は発達障害とか、大男だったりとかだったのに
アレはどうなっちゃったんだ。
いろいろ疑問が残るし、繋がってない部分が多い為ファンにとっては完全ではない今回の前日譚。
ま、退屈ではなかったからよし、かな。
ちなみに「悪魔のいけにえ」全く観てない人は普通にホラー映画として楽しめると思うけど
興味あるけどまだの方は、オリジナルの1974年「悪魔のいけにえ」を是非ご覧ください
テキサスの田舎町に農場を構えるソーヤー家で5歳になる少年の誕生パーティが開かれていた。やがて誕生日プレゼントとして彼に与えられたのはチェーンソーだった。その後ソーヤー農場で少女の変死体が発見されると、少年は亡くなった少女の父親でもあるハートマン保安官によって精神病院に送られる。10年後、彼は施設の仲間3人とともに看護師リジーを人質にとって脱走を図る。逃亡する彼らを、娘の復讐に燃えるハートマン保安官が執拗に追い詰めていくのだった、が。
LEATHERFACE 2017年 アメリカ 89min
5月12日より、公開中〜
これ、観たのも忘れてました 笑 印象薄いです
ネーム面白いですね、レザーなんですね