「ロボコップ」「トータルリコール」「氷の微笑」「ショーガール」
「スターシップトルゥーパーズ」「インビジブル」(←ケヴィン主演)など。
どれも好きな作品
ポール・バーホーヴェン監督の「ブラックブック」以来、6年振りとなる新作
は、ちょっと変わった実験的趣向。
冒頭4分はプロの脚本、
続きの45分の脚本を一般公募して、1000以上の中から監督自らセレクトしてつなぎ合わせて撮影、再び映像を1本の映画に仕上げている。
本作の前半30分ほどはその制作過程を追ったドキュメンタリーパートで
ポール・ヴァーホーヴェン喋る喋る!撮影現場や脚本の講演会含め、メイキングみたいな感じ。
その後、本編が50分付いた2部構成
喋るの大好き♡
現在、ヒューマントラストシネマにて開催中の
未体験ゾーンの映画たち2014 にて公開中。
お蔵入りするのがもったいないというB級だったり、
地味だけど良作をまとめて観られるとあって、広くない劇場は連日大盛況。
50歳を迎えたプレイボーイの資産家ムレコは、愛する家族や美しい愛人に囲まれて満ち足りた毎日を送っていた。ところが、海外にいるはずの元愛人ナジャの突然の出現により、完璧だった彼の人生は崩壊していく。
金持ちの主演のオジサン、レムコはリーアム・ニーソンに誰か足した風。
その娘はジェニファー・ローレンスに誰か足した風。
左の彼は、レムコの息子。隣は愛人で娘の友人。
そして夫の浮気癖を認めつつも愛している良く出来た妻。
キャストには、有名どころではなく
「天国へのシュート」などのピーター・ブロックを筆頭に、オランダの実力派俳優たちの中からオーディション。
7/10(75点)
冒頭4分以降は、公募によって送られて来た沢山のプロットの中からの選りすぐり、
面白くないわけがない!
愛、嫉妬、欲望が絡んだ、っていうほど濃厚でもないけど、
ブラックジョークの効いたテイストでちょっと笑えたりっていうのがもう完全ヴァホーヴェン節!
一つの家族とその一家の主の愛人たちが繰り広げる様々な駆け引きがなかなか面白い。
観る前にみさせられるメイキングのようなものである最初の30分は
5分で済ませてくれれば良かったのにってくらい
これからさぁ本編を観る!という段階で観せられても。といった感じで
講義の様子や撮影風景や脚本教室の様子などけっこうだらだらで退屈。
いよいよ30分後に始まる本編。
メインキャストは一人の男の家族と、男の愛人たち。
浮気性の夫を持つ耐える妻、愛人を複数持ち不倫を続ける懲りない夫。
その父親を軽蔑視するイマドキの娘、その親友は父親の愛人であり、
息子は妹の親友で父親の愛人である美女に惚れている。
夫の誕生日パーティに日本に移住していたはずの元愛人が妊婦姿で現れた。
まさかと思ったがどうやらそのお腹の子は、愛人関係だったときに出来た子で
社の部下と話をつけていて、会社が破産目前だといいその前に中国の会社に売却話を持ちかけ
断ればお腹の子供のことをバラすとグルで脅迫してくる。
家族がいながらも外では愛人ともうまくやり、人生を楽しんでた男。
それが徐々に窮地に落とされていく。
人生そんなに甘くない。
オチにかけて、とくに珍しいほど面白いってわけじゃないけど
ブラックな笑いを誘うサスペンス展開で惹き込まれる。
しかしこれ、前半30分のそのメイキングみたいなドキュメンタリーいらないのと
本編も15分くらいはカットして30~35分くらいの短編だともっと面白く完璧だったんじゃないかなー
今回は6年振り。もっともっと間を置かずにどんどん面白い作品、生きてるうち撮っていって欲しいな!
現役で頑張ってほしい監督です
現在、75歳。おじいちゃん
映画『ポール・ヴァーホーヴェン/トリック』予告編
TRICKED/STEEKSPEL 2012年 オランダ 85min
1月18日より、ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開中~
ぜったいみてほしいなー
まだレビュー途中になっちゃってるから近々upします☆
しかし2月の映画ももうやってきちゃって時間足りなさすぎ、、、、
レオさまのこそ、kiraさんファンなのに、後回しでいいのー??笑
マコさまの作品も観たいと思っていたら、
なんと、明日しかチャンスがないのよ~~!
私好みとしては「MUD」って気もするんですが。。
明日はレオの、観たいし、、
レオのは長いからね、レイトでもいっか~
これ、前半はいまいちながいけど、
映画本編からは面白いですよー!
私もオゾンの危険なプロットみてレビュー書いてます☆
あちらより面白かった♪
映画は、いろいろなプロットでわれわれを楽しませるのですね。
プロットというと、おとといに「危険なプロット」を観ました。
フランス映画ですが、「教師と生徒の個人授業が、いつしか息詰まる心理戦に変わる。」がキャッチコピーです。