INHERENT VICE=内在する欠陥。
アメリカの探偵小説作家トマス・ピンチョンの同名の小説(「LAヴァイス」)を映画化。
「マグノリア」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「ザ・マスター」などの、ポール・トーマス・アンダーソン監督作。
全作品観てるけど相変わらず、「ブギーナイツ」が一番面白かったなと。
やっぱりこの監督作との相性悪いみたい。オーウェン観たさにみちゃったけど。
今回も主演はホアキン。「ザ・マスター」同様、いやそれ以上にかな わたしはつまんなかった~。
のでレビュー短め。
キャスト。
ホアキン・フェニックス
「アメリカ人の人生はいつも何かから逃れている」
ジャンキーなヒッピー探偵、ドッグ。
写真みて驚いたリアクションのホアキン、このシーン一番面白かった
オマエさんの顔の方が怖い
すごいよ、顔がもう。
ジョシュ・ブローリン
刑事。
「モット!!パンケーク!!」のセリフだけが印象的。
というか、日本語喋らせてウケ狙おうとしてない?
BGMには坂本九ちゃん「スキヤキ」
オーウェン・ウィルソン
あまりオーウェンの持つキャラの良さ活かされてない。
キャサリン・ウォーターストーン
リース・ウィザースプーン
ベニチオ・デル・トロ
ジェナ・マローン
マーヤ・ルドルフ
マーティン・ショート
ジョアンナ・ニューサム
ヒッピー探偵は、元カノから依頼をうけ様々な人物に会いにゆく。
1/10(10点)
なんじゃこれ。
とにかく、長い長すぎ。 こんな内容で2時間半もいらないっつーの
最初から最後までつまらなさすぎ!!!
しかも、えーこれがアカデミー賞脚本賞ノミネートだったの?!
当然ながら?落選。これでとったらもうアカデミー賞なんて信じないよ!
(元々、脚本賞だけはほんとに面白いのが選ばれると思ってるので)
セックス、ドラッグとか言っても 直接的セックスシーンではなく
ちょっとエロく出て来てちょっとやっておしまい程度。(そこ期待してもないが)
ドラッグ映画は元々好きではないけど、それにしても面白くないにもほどがある。
おしゃれっぽさをキメて、70年代感やヒッピー風とかファッションをそれ風にして
こういう映画、カッコイイと思える俺が好き。みたいな感覚の映画かな。
コメディチックに演出してるものの、まるで笑えない。(2、3人後ろのほうで笑ってる人いたけど)
ホアキンのとぼけた感じが滑稽で、それは演出でもあるけど
コメディ似合わないのかもしれない。
とにかくどんなシーンでも会話がまどろっこしくて、かなりどうでもいい。
ミステリーやサスペンス風に転べば面白いものの、全くないようないまま話が進むので
観てて退屈きわまりない。
久々、お金と時間の無駄映画
かなり人を選ぶねこれは。
これを面白いと思う人は、どこが面白いのか聞いてみたいくらい。
この映画、好きなタイプはもちろん、これまでのを楽しめたPTA(ポールトーマスアンダーソン)信者(ファン)。
あと、ホアキンファン。
というわけで今年のワースト1候補、早くも決定。
ポスターはカッコいいけど。
時代の理不尽さ不可解さの中に咲いたヒッピー文化を通じて、アメリカの光と影を浮き彫りにしている。
とどこかのサイトにあったけど、
そんな深いものじゃないと思うよ
というかこんなの映画にして意味あるの?
※仕事で書いてるわけではなく個人的感想、意見ですので反論などは一切、受け付けません。
映画『インヒアレント・ヴァイス』予告編【HD】2015年4月18日公開
ロサンゼルスに住む、私立探偵のドックの前に、今も忘れられない元カノのシャスタが現れる。不動産王の愛人になったシャスタはドックに、カレの妻とその恋 人の悪だくみを暴いてほしいと依頼する。だが、捜査に踏み出したドックは殺人の濡れ衣を着せられ、不動産王もシャスタも失踪してしまう。ドックは巨額が動 く土地開発に絡む、国際麻薬組織のきな臭い陰謀に引き寄せられていく。果たして、シャスタの行方は?この事件の先に“愛”はあるのか?
inherent vice 2014年 アメリカ 149min
4月18日より、公開中~