ジョニーデップとディカプリオ共演の感動作「ギルバートグレイプ」以降は、
'95 ジュリアロバーツ「愛に迷った時」
'99 シャーリーズセロン「サイダーハウスルール」
'00 ジョニーデップ「ショコラ」
'02 ケビンスペイシー「シッピングニュース」。。。。
あまり好きじゃない作品が続くので全く期待もしていなかった
ラッセ・ハルストレム監督作品
今回の、ヒースレジャーが恋多き男カサノバに扮した本作は...。
とりあえず観てきました
お相手は、イロイロあった後またジュードロウと復活した、シエナミラー。
貴族の令嬢から娼婦まで、
どんな女性をも虜にしてしまう、恋愛の達人"カサノバ"
1725年、ヴェネチアに役者の子として誕生。30歳のとき政治的な理由で脱獄不可能と言われた
「鉛の牢獄」に投獄されるが、脱獄したため一躍時代の寵児になる。
没年1798年までヨーロッパ中を旅し、ルイ15世、フリードリヒ大王、カタリーナ女帝らの宮廷に招かれた。
その波乱万丈の生涯を綴った「回顧録」には、130人とも言われる愛し愛された女性達との愛と冒険の日々が記されている。
当時はあまりにスキャンダラスなためその信憑性が問われたが、現在は様々な研究者たちによって内容のほとんどが裏付けられている。
エロティックで、優雅な身のこなし、惚れるよりも惚れられる。。。。
そんな惹き付けられる魅力が出てないと作品自体がNGになってしまう危険が。
カツラ姿ではけっこうヤバいかな?と思ったけど (笑
カツラがとれると格好良さは出てた。その身のこなしは素敵
思ってたよりコミカルに描かれる
話の大きな展開も特にないし、真面目に延々やられたらちょっと退屈になるような作品だけど
ちょこちょこと笑えるように作られてて笑いを誘っていた☆
ただその笑いが劇場全体でワハハと笑いに包まれるというより、
シェイクスピア喜劇のようなテイスト。古典的な笑い
ワタシのツボにはあまりはまらない笑いだった。。。
5/10
う~ん。。。。。いまいちノレなかった。
ストーリー展開が割とありきたりなので、
キャラクターたちにハマることが出来るかがポイント☆
だけどそこまで個性豊かな面々、、、というほどでもないし。
このヒースレジャーが演じるカサノバをどう感じるか、で評価も変わってきそう。
ラストは重くなりすぎず、爽やかで良かったけど。
ココが見どころ!というくらいの盛り上がる見せ場も無いし、
かといってつまらない~という風でもない。
二人の恋愛の行方が、実はどうでもいいと思って観てたワタシ。
(じゃあ何を見るんだ、、、)
もっとモテ男、カサノバならではのテクを見せて欲しかったけどな。
ラブストーリーは、ある程度どちらかの人物に感情移入して、
応援するとか共感するとかしないと楽しめる部分が半減してしまうから、
そういう意味であまり楽しめなかった。
そもそもシエナミラーが好きじゃないのが原因のひとつかも?
初めは好意を全く抱かなかった二人が、やがて惹かれ合う、、、というのは
ラブストーリーを面白く見せる為の王道☆
個人的に思うのはーーーーーー
ヒースレジャーって、カサノバやるにはフェロモン足らない気がする
モテ男、というよりも少年のようなカサノバ、デシタ☆
それはそれでいいんだけどね
もうちょっとモテ男ならではのエロスが欲しいところ、、、。
この作品の別の見どころは
300年ほど前の景観を求め60箇所以上のロケハンを決行して取り込んだ
ヴェネチアの素晴らしい風景
セント・マーク・スクエア、大作映画でこれまでに大規模な撮影が行われたことのなかった
サンマルコ広場、有名なサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会、ドゥカーレ宮殿など
ちょっとだけ旅行した気になれるのも映画の素晴らしいところ
今回、規則正しい風記委員みたいなジェレミーアイアンズ。
いつもの、完全悪役ではないけどやっぱりちょっとヤな奴だけど
ちょっとおかしなキャラ☆
シエナの母には、監督の妻でもあるレナ・オリン。
妖艶な色気。
あらゆる作品に出没してイイ味出すオリバープラット
今回も笑い担当
カサノバよりも、こっちの二人の方が応援したくなっちゃった
ホント、いい役者です
公式サイト
CASANOVA 2005年 アメリカ 118min
【staff】
監督 ラッセ・ハルストレム
脚本 ジェフリー・ハッチャー/キンバリー・シミ
【cast】
ヒース・レジャー/シエナ・ミラー/ジェレミー・アイアンズ
/レナ・オリン/オリバー・プラット
ラッセハルストレム監督の次回作
「Harry&Caresse」
「Hoax」
「Daughter of the oueen of sheba」と続々待機中☆
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