アテネ五輪マラソンの金メダリスト
野口みずきさんが引退とのニュースに接し何だかホッとしている。
北京五輪で連覇を狙っていたころの野口さんは本当に強かった。
直前に怪我で出場を断念せざるを得なかったことが悔やまれてならない。
あの頃の野口さんだったら
怪我するほどギリギリの練習をしなくても勝てたんじゃないだろうかと思うからだが。
そこが難しいところだなぁ。
しかし私が野口さんを応援しつづけた理由はその後のチャレンジする姿勢だった。
怪我で苦しみ続けたんだろうが、とにかく再起を期して試行錯誤したんだと思う。
もっと早く引退を・・・・、と勧めた人もあったかと思うのだが、
そしてその後の生き方を考えれば
金メダルの印象が強く残っている間に引退したほうが良かったのかもしれない。
しかし野口さんはランナーとして生きて行きたかったんでしょう。
低迷期のニュースも耳にしていたが、決して諦めずに
失礼な表現をすればボロボロになるまで走り抜いたんですね。
明日記者会見をするそうですが、
心の底から 「ご苦労様」 と言ってあげたいと思います。
そんな彼女がやっとゆっくり出来るのかなと思うから私もホッとした気分に浸っています。