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福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです
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福岡のハングル検定準2級建築士『ちゃん』です。ハンドルネームの由来は、自身の本名の韓国語読みです。
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年末3連休の旅【2-2】コンテナで地酒を楽しみ、山のふもとの温泉地へ
■旅と鉄道
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2016年12月24日
席に戻り、ランチの残りに手を付けました。もともと冷めてもおいしいお弁当仕様なので、時間が経っても変わらない味です。
ベルニナ急行を思い出しながら、地ワインも1本。地元・上越の岩の原ワイナリーの、オリジナルブランドでした。
デザートは3種。味の薄い順に、左から右に食べていくのがおすすめとのこと。うーん、濃厚でおいしい。オリジナルの雪室コーヒーとも、よく合います。
ところで、洋食コースの日と和食コースの日がある、雪月花の冬季運行。次回の和食コースは、年明けの1月8日の予定です。しかし担当していた糸魚川の鶴来家 さんは、糸魚川の大火で、全焼の被害に遭いました。
店の営業再開の目途は立っていないようですが、雪月花のお弁当だけは対応できるよう、準備を進めているとのこと。すごいですね。洋食コースのおいしさには大満足だったけど、次回は和食で乗ってみたいものです。
列車は終着駅の上越妙高駅を、一旦通過。「皆さまには新幹線で13分の区間を、4時間かけて旅していただいております」との車内放送に、車内から笑いが。贅沢な時間の使い方だと思います。
そのまま妙高高原駅方面に走り、勾配を登って、二本木駅へ。スイッチバック式の駅です。
ポイントを雪から守るスノーシェルターに頭を突っ込んだ列車は、折り返して駅のホームへ。地元の皆さんが、手を振って歓迎してくれました。
2号車のハイデッキ個室からは、スイッチバックの様子も席に座ったまま、手に取るように分かる…んでしょうね。15,000円の別途料金がかかる席ですが、最大定員の4人で割れば、一人当たり3,750円。グループで利用してみたい席です。
二本木駅の待合室では、即席物産販売会が。通常運行時も、二本木では時間が取られており、おもてなしとスイッチバックの駅を楽しめます。
通常運行時はこの先、妙高高原駅まで行ってから上越妙高へ折り返すのですが、冬季運行では二本木で折り返しです。
厳しい冬の環境下、遅延が起きては遠来からの観光客に迷惑がかかってしまうので、冬季運行には慎重だったと聞きます。豪雪地帯を避けたり、悪天候時の「Bコース」を準備したりといった工夫は、その答えなんだと思います。
コース終盤には、おみやげの配布が。お米2合とオリジナルコーヒーから選べたので、2人で分け合ってみました。お米はちょっと重いけど、家でも新潟の土地の恵みを楽しんでみたいと思います。
おもてなしと、手作り感が心に残った冬季特別運行。今年は雪が遅く、雪国の風情に触れられなかったので、また豪雪の時に乗ってみたいです。
心もお腹も大満足の4時間の旅を終え、上越妙高駅着。乗客を見送った列車は、すべてカーテンを閉ざしてしまいました。舞台裏を見せない配慮でしょうか?クルーの皆さん、お疲れ様です。
富山方面への新幹線は、雪月花到着4分後の発車。乗り換えには厳しく、放送でも1時間後の列車が案内されていました。同乗していたトキ鉄の社員さんも、「なんせ第三セクターなんで…」と恐縮しきり。
急ぐのも嫌なので、大人しく1時間後の新幹線を待ちます。駅周辺に何もないと聞いていた上越妙高駅だけに、どう過ごそうかと思案。駅そのものは立派です。県産材で組まれた、「もてなしドーム」。
「光のテラス」からは、闇に溶け行く妙高連峰を見渡すことができます。
エントランスは、ホールへの大階段のよう。駅内には食事処や物販所も充実していて、雪月花を降りた皆さんも思い思いの時間を楽しんでいる様子でした。
ただ、すでにお腹いっぱいなので、食事処に入る気もせず、何もないと聞いていた駅前へ。
何もない、なんてことはなく、コンテナ商業施設「フルサット」が明かりを灯していました。
クリスマス企画で、二人組(カップル、夫婦に限らず)で来た人には各店舗でサービスもあるんだとか。お腹はいっぱいなので、立ち飲み屋の「ご当地ソウル」に入ってみました。
ずらっと並んだ、地酒メニュー。特典で、1杯ずつサービスしてくれるそうです。お腹いっぱいなのでお酒だけでもよかったけど、タダ飲みになってしまうので、おつまみを1品だけ頼みました。
それでも400円で酒2杯+つまみなのだから、申し訳なくなります。
馬上杯で出てくるのも嬉しいですね。
店主は不在でしたが、店番の女の子もお客さんにだいぶ「鍛えられて」いるらしく、馬上杯のいわれも詳しく教えてくれました。
立飲みのお店なのに、常連さんからは椅子を置いてほしいという、店のコンセプトを揺るがしかねない(笑)要望も出ているとか。12月31日には、オールナイト営業の予定もあるそうです。
新幹線駅前の観光施設のはずなのに、地元からの支持も熱い様子。新幹線開業前から脇野田駅として存在していた駅であり、駅前の街にとっても待望の飲食店だったんでしょう。観光客としても、地元の空気に紛れ込めたような気がして楽しめました。
持て余すかなと思っていた1時間は、あっという間。昼からシャンパン、ビール、ワイン、日本酒とチャンポンが続き、ほろ酔いの頭をぶつけないよう注意しながら、富山方面の「はくたか」に乗りました。
株優の「魔法」は解けてしまったので、定価での乗車。ずいぶん高く感じます。
雪月花でたどった道を、あっという間に糸魚川まで戻り、さらに1駅乗って黒部宇奈月温泉駅で下車。
駅内にはあちこちに生花が。うるおいのある駅は、いいですね。
黒部市の、そして立山観光の拠点として、駅前整備にも気合いが入っています。
黒部のトロッコ電車がライトアップされていました。
バスロータリーの風よけが、ガラスではなく膜構造なのは目新しいところ。照明を当てればきれいだし、悪天候時には破損防止のため、たたんでしまえる実用性もあります。
周囲は真っ暗闇の中、地域観光ギャラリーは19時まで明かりを灯し、遠来の観光客を出迎えます。
駅名から、宇奈月温泉は至近のようなイメージを抱きますが、実際は地鉄(富山地方鉄道)の電車に乗り換え、20分少々の道のりです。大手のホテルなら送迎もあるそうですが、僕らは電車でGO。
地鉄も地元の電車なので、必ずしも新幹線との接続がいいわけではありません。
元京阪特急の、クロスシートに揺られます。勾配を登り、次第に山深くなっていく感は、闇の中でも分かりました。
終点、宇奈月温泉駅着。かつては名古屋や大阪からの直通特急も走った、一大観光地です。
夜7時前なのに、旅館の番頭さんが何人か出迎えに来てました。昭和レトロな駅舎の雰囲気も相まって、昔ながらの温泉地の風情を感じることができます。
温泉噴水。寒いので、飛び込みたくなります。
今夜の宿は、駅から至近のフィール宇奈月。同じ価格帯なら、温泉街の大きな旅館も選べたのですが、源泉かけ流しにひかれて こちらを選びました。
3連休ながら、朝食付きで1泊1部屋14,040円でした。
室内は、正しい日本の温泉ホテル。布団の上げ下ろしはセルフサービスです。
窓の外は、昨日に引き続きトレインビュー。
乗り降りする人も少ない深夜(といっても8時前だけど)の地鉄の駅や、冬ごもりでシートをかぶせられたトロッコ電車も一望できます。
温泉街に出てみたものの、人通りはほとんどありません。ライトアップされた宇奈月公園にも、人っ子一人いませんでした。しばれる北陸の冬、みんな温かい旅館でぬくぬくと過ごしているんでしょう。
イルミネーション輝く足湯には、何人か集まっていました。
別府以外にも、杉乃井ホテルがあったとは!ニューオータニを買収し、昨年杉乃井ブランドになったのだとか。アジア圏からの集客力もありそうですね。
輝く杉乃井と対照的に、廃墟と化したホテルも点在し、少し寂しい雰囲気もあった温泉街。新幹線開業で宿泊客は4割増と聞きますが、より上向きますように。
クリスマス・イブの夜ではありますが、ランチでお腹がいっぱいなので、ラーメンで〆ることに。
寒い夜道を歩いてきた身には、ありがたい温もりでした。
宿に帰って、かけ流しの湯を、のぼせるまで堪能。ほかほかの体で布団を温め、おやすみなさい。
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年末3連休の旅【2-1】えちごトキめきリゾート雪月花・冬季特別運行に乗る
■旅と鉄道
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2016年12月24日
12月24日の朝は、富山の市内で迎えました。窓の外から聞こえる路面電車の車輪の音が、目覚まし代わりです。
富山市内の主要ホテルに泊まると、路面電車が2回、半額になるチケットを貰えます。ドイツ・フライブルグのホテルを思い出しました。
1乗車100円なら、ちょっとした距離でも乗り試そうという気になるもの。さっそく朝ごはんを求めて、半額券を手にまちなかへと向かいました。
西町で下車。電車通り沿いのドイツ式ベーカリーで、路面電車を見ながら朝ごはんにしました。
早朝から勉強に精を出す学生さん、年賀状を書きながらコーヒーを飲む紳士。それぞれの朝の時間が過ぎていく、街角のひとときです。
西町電停前に昨夏オープンした、TOYAMAキラリへ やって来ました。大和百貨店跡地、まちなかの角地に立つ複合ビルです。
ちなみに大和百貨店は富山から撤退したわけではなく、通りの向いへ移転しています。移転後の売上も堅調とかで、なにより。
富山中央銀行の本店やオフィスも入居していますが、「核テナント」と言えるのは、富山市立図書館とガラス美術館。いずれも、既成概念を打ち破る公共施設に仕上がっています。
2階へ上がり、振り返った来館者を驚かせる、5層に渡る吹き抜け。それも斜めに抜けていく、見たこともない吹き抜け方です。
目に飛び込んでくる、幾重にも重なる木とガラスと質感。エスカレーターの手すりのゆらゆら揺れる輝きが、「キラリ感」を倍加させます。
天井がなく、外からの光が差し込む閲覧室。書架も軽やかで、図書館にありがちな重い空気とは無縁です。
閲覧スペースはカフェのよう。武雄市図書館のようにスタバのコーヒーを飲みながら…とはいきませんが、蓋ができる容器であれば、飲み物を飲みながらの閲覧もOKとのこと。
ひがな1日、好きな本を読みながら過ごしてみたい!
雑誌コーナーの充実ぶりも目を見張ります。ざっと見て7割超の雑誌には、カバーに企業広告が。広告費を雑誌購入費に充てる、いわゆる「雑誌カバー広告」です。
薬剤師のヨメさん曰く、薬学関係の雑誌の中には、普通の地域の図書館には置いていないようなものもあるとか。さすが、薬の富山です。
路面電車関係の本のコーナーがあるのも、さすが富山と言えるかも。
キラリ富山には第一銀行以外、駐車場を設けていないのも、富山らしいです。公共交通の利用促進という方向性に、ブレがありません。
6階から2階を見下ろした図。これもまた、見たことがない新鮮な角度ですね。
1時間半を確保していたのに、図書館だけで時間を使い果たしてしまいました。ガラス美術館を見るため、再訪せねば。
後ろ髪をひかれながら、市内線の電車で富山駅へ向かいます。時刻表上では5分毎と案内されている市内線も、年末とあってそれ以上の頻度で運行されているようです。
電車の混雑はさほどでもないのに、頻繁に走っているのにも感心。輸送力だけ見れば今の2/3の本数でも充分そうだけど、おかげで利便性と快適性が高まっています。
富山から糸魚川までは、北陸新幹線「はくたか」で瞬間移動。株主優待券のおかげで、博多から糸魚川間までは運賃・料金が半額です。
博多はJR西日本エリアの端に位置するので、株優の使い出があります。
右手に立山連峰、左手に日本海を望む北陸新幹線の車窓は、富士山に次ぐ新幹線の絶景だと思っています。
残念ながら立山は雲の中でしたが、冬らしい日本海の荒波は望むことができました。
やがて新幹線は糸魚川へ。この前々日、駅前は大火に見舞われ、昨日夕方4時半の鎮火からは、1日も経っていません。車内からは、まだところどころで煙が上がっている様子も見えました。
駅周辺では早くも、金融機関や行政の支援体制が立ち上がりつつあり、心強いです。3連休や年末休暇を返上で働く方々に、敬意を表します。
さて糸魚川からは、えちごトキめき鉄道が満を持して送り出した観光列車に乗り込みましょう。その名を、「えちごトキめきリゾート・雪月花」と称します。
赤い車体に、天井まで回り込んだパノラマ窓の外観は、スイスの観光列車を思い出しました。
車内からの開放感もバツグン。1号車はカジュアルな色彩で、窓に向いて車窓を楽しめます。
そして僕らの2号車は、テーブルを挟んで大きなソファが向かい合う、レストラン風の配置。開放感もいいけれど、トンネルに入った時のムードもなかなかです。
これはスイスの観光列車以上かも…
デッキ部分は、地元の特産品である安田瓦。列車の中とは思えません。雨模様だったこの日、防滑性と吸水性を いかんなく発揮していました。
全国各地に派生しているグルメ観光列車の中でも、雪花月は唯一、既存車両の改造ではない完全な新造車。完成度は、抜きん出ているように感じました。
同じ安田瓦が敷かれたカフェバーには、アテンダントさんが常駐。日本酒、ワイン、生ビールから、沿線の特産ジュースまで各種揃ってます。
ちなみに、車外で買った飲食物の持ち込みは「禁止」とのこと。単体で収益を上げねばならない、ローカル私鉄の観光列車なので、仕方ないですよね。
糸魚川を静かに発車した「雪月花」の旅は、おしゃれにウェルカムドリンクから始まります。オリジナルのシャンパンは、ちょっと甘めの味わいです。
グラスは車内でも簡単に扱えるよう樹脂製ですが、上質な感じで安っぽくありません。家用に欲しくなりました。
そしてテーブルには、今日のランチが準備されていました。ミシュラン2ツ星レストランのシェフが監修した、洋食のお重です。
温かいのは食前のスープだけなのは残念、と思っていたのは最初だけ。メインの肉、魚だけではなく、サンドイッチやディップのバケットまで、一つ一つの うまさに驚き、笑顔になりました。
カフェバーの生ビールサーバーは、手入れの丁寧さにキリンのスタッフが驚いたという逸話付き。確かにスッキリと口の中を通り抜けていく、雑味のない「うまい生」でした。それだけに、プラのグラスではない本物のグラスで飲んでみたかった!
車窓には、荒々しい日本海の姿が。見ているだけで寒くなりそうな車窓もごちそうに、ぬくぬくと食事を楽しめるのだから幸せです。
海沿いのローソンは、世界一海に近いコンビニ…に、車掌さんが認定しているそう。車掌さんは落研出身とかで、先々でもウイットの効いた案内が続きました。
列車は頸城トンネルへ。新幹線開業までは大幹線の一部で、改良が続けられてきた結果生まれた、延長が11kmにも達する長大トンネルです。
列車は最高速度で駆け抜けていきますが、トンネル内の駅・筒石では徐行運転に。駅員さんが手を振っていました。駅舎からホームまでは280段の階段があり、ホームに降りてくるのも一仕事。お疲れ様です!
トンネルを抜ければ、また日本海。ランプシェードが映るパノラマ窓に広がる日本海は、トワイライトエクスプレスのサロンカーの再来です。
直江津駅に到着。ここで列車は進行方向を変え、日本海ひすいライン(旧北陸本線)から、妙高はねうまライン(旧信越本線)へと進みます。
昔ながらの広い駅のホームでは、駅弁の立ち売りが。全国的にも数少なくなった、鉄道文化の一つです。しかし御馳走が続いていて、食指が動きません。
このお弁当だけは「持ち込み可」なので、食事なしコースがある通常運行時には、もっと多くの人が買い求めるんでしょうね。
糸魚川から1時間、直江津から10分で高田駅着。高校生と地元の方が歓迎してくれました。
高田では1時間半停車し、冬の特別運行限定の「雪国の雁木通りツアー」が行われます。
駅前に集合して、1号車、2号車に分かれてツアー開始。駅前付近を歩いてみて回る、街歩きツアーのような形です。
駅前にも立派な雪覆いがかかっていますが、これは雁木ではなくアーケードとのこと。
駅前通りから脇道に入った、住宅街に続く雁木。家々の軒を伸ばし、歩道状にしたものです。これで雪の多い日も安心して歩けます。
雁木部分は公道ではなく、各々の家の一部分。なので隣り合う家の間には、段差がある所も多くあります。また私有地のため、固定資産税もかかってるんだそうです。
雁木の屋根裏?には、雪下ろし用のシューターも。今年は雪が降ってもいないけど、豪雪期の苦労が察せられます。
雁木通りの家々の敷地は、ウナギの寝床のように長細いものが多いです。屋根に飛び出た明り取りの窓は、家の前が雪で埋まっても陽の光が入るようにした工夫だとか。
ガイドさんの説明の合間に、別のおじさんからも解説がちょいちょい入ってきます。知識は確かなおじさん、なんとトキ鉄の社長さんなんだとか。雪月花にかける思いが伝わります。
町屋交流館・高田小町へ。もちろん雁木もあります。
室内では、高田の町屋で特徴的な吹き抜けや、中庭の土蔵なども、よく見ることができます。
高田のみなさんからの、おもてなし。あったまった~
さげもん!
約1時間少々で、高田駅へ。4時間弱の全行程の中での街歩きは、変化があって楽しいひと時でした。
特急「しらゆき」を先行させ、追うように雪月花も発車。コース後半が始まります。
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