sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

手仕事の力とお守り

2018-04-13 | Weblog
友だちが、亡くなった義父の服で巾着を作るプロジェクトを始めたと聞いて、
残された家族みんなのお守りを作ることにしたというのを聞いて、すごくいいと思った。
そういうことのための手仕事って本当に素敵だなぁとおもう。
残されるものって、写真や文章もいいけど、身につけて馴染んでいたものは格別。
手仕事の力というものが一番発揮される方法だなぁと思う。

そもそもわたしは、お守りというものが好きなんです。
売ってるやつじゃなく、もっと個人的に勝手にお守りにしてるようなモノ。
神様とかパワーストーンとかのお守り的なことって全然信じてない方なのだけど
それで心が強くなったり休まったりするなら、それはそれでいいかなと思う。
祈りのようなものですね。
ただ、自分は信仰はないし、スピリチュアルは好きじゃないので
そういうお守りは持ってないです。
そのかわり、
なんとなく大事にしていたものが、いつかお守のようなものになることがある。
特別な人にもらったものでも、単に拾っただけのものでも、
いつの間にか大事になってお守りのようなものになることが、わたしは多いです。
愛着があって長い間大事にしているものはみんな、お守り的なものになるなぁ。
自分で作ったものということなら、ずっと→育てている部屋履きがあって、
お守りという意識はなかったけど、大事にしてるし、
やっぱりお守り的なものなのかもしれない。がんがん履いてますけど。

そういうわけで(?)わたしは死んだ時に孫に持たせるブランケットを編み続けている。
気が早いけど、たくさん編んで、家の中で彼女を守れますようにと。
(息子はまだひとりだし、孫はもちろんまだいないけど勝手に孫娘と決めてる。笑)

2、3年編んでるモチーフのブランケットが、今年はひとつできあがるかな。
カラフルなモチーフを150枚くらい編んでから繋げるんですけど、
いつできるんだろうと思いながらこつこつやってると、
じわじわと、お守り化していきます。そしていつか、できあがる。
ライフワーク的に、数年に一枚ずつでもブランケットは作っていくつもり。

写真は苦手な縫い物で作った、夏のベビーパウダー用の巾着。

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