散歩者goo 

タイトルのgooは、同名のHPやブログと区別の為付けてます。HPの「散歩者」はこのブログ筆者の私とは全く無関係です。

昨日記141029水(会計処理 みんぱくナレッジキャピタル「描かれた時間」)

2014年10月30日 11時58分58秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
晴  最高/最低℃ 平均/最低% =20.2  9.3  59  39
昨日は、午後たまったレシートの記帳を行った。
公共交通機関の利用はレシートがないので、いつも予定日報表を確認しながら記帳していく。
それ以外に、講座の会費等の場合領収書がない場合も多いので、日報表との照合は不可欠である。
更に、日報表ではお茶しているのにレシートがなかったり、買い物のレシートや駐輪場の利用記録が無くなっている場合もたまにあるが、日報表との照合で解決できる。
それでも、現金と帳簿を突き合わせると必ず、差異が生じていて、帳簿より現金が少ない。
数千円近い差異はよくある。
その原因は、レシートの紛失が最も多いと思われるが、それ以外自販機からの購入やレシートを出さない店舗からの購入や、乗車券やチャージや乗車カードの購入が考えられる。
PCを5月にXPから8.1に切り替えた影響で、古い会計ソフトが使えなくなり、ソフトを買い替える費用の出費の検討に時間がかかり、新ソフトの導入が遅れたため、その影響で6月から8月までの大量のレシートが未処理のまま放置されたままなので、PC買い替え後、現金と帳簿の突き合わせが一度も行われていない。
一応預金残高を1年前の同じ日と比較しての増減で、経済状態の安全性を比較しているが、夏以降少し赤字傾向で、出費の抑制と、アルバイト収入を得られるようにすることに力を入れている。

夕方から、グランフロント大阪北館1Fのカフェラボで開催される「みんぱく」(国立民族学博物館)のナレッジキャピタル「描かれた時間」に出かけた。
講師は国立民族学博物館の山中由里子准教授であった。
紹介によると『アレクサンドロス変相―古代から中世イスラームへ』(http://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0609-5.html)を出版され、多くの賞を受賞されているという、気鋭の学者らしい。
今、その本の内容をネットで調べると、かなり面白そうな内容で読んでみたいと思った。
今までの連続講座を見ても、みんぱくは、大きな施設と膨大な資料数とその内容のみならず、研究陣の層の厚さを感じさせる。

昨日は30分以上前に着いたが、席はガラガラだったが、始まるころには予約制なので満席となっていた。

講座の中では、特別展示「イメージの力」の先生が展示に関係されたことについて、話されたが、専門は伝説とか妖怪といった方向で、現在グランフロント大阪北館の地階で開催されている、妖怪幻獣百物語展の方が専門に近く、興味があるという意味のことを言われていた。

講座の話は、いずれも面白かったが、その中で、芸術論の中で、レッシング「ラオコン」(1766年)の芸術論で、「絵画は空間における形や色を、文学は時間における文節音を用いる」という考えを紹介されたのが、印象的であった。
その考えでは、芸術を空間芸術(視覚芸術)と時間芸術(言語芸術)に分類し、前者は、決定的瞬間:絵画彫刻といったものになり、後者は継続的:詩・音楽・舞台となる。

現代に当てはめると、芸術=表現の幅も広くなったし視覚芸術の中にも時間芸術が入るもの(映画・アニメ・・)等もあり、芸術の概念も表現者と鑑賞者の関係性も含め、大きく変化しているし、芸術の概念や意識の成立そのものが、近世になってからの話で、古代や中世にはなかったといわれている。
参考:「芸術という概念の誕生」(http://www.utp.or.jp/todai-club/2006/02/20/oyneuciaaaoyniuoaauoynioiuoyaiethou/)

帰宅後は食事関連の家事を12時過ぎまでしていた。
おかげで今日も朝か前日の作業を途中まで行い、昼食もこれからとりあえず1食分だけ作って食べ、午後から4-5食分の副食=温野菜を作る予定。
コメント