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昨日記141012日(京都国立博物館:鳥獣戯画)

2014年10月13日 13時28分50秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
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昨日記該当日の主要または気になったニュース。 
強い巨大台風19号 九州へ接近

昨日は、午後から京都国立博物館へ行った。
鳥獣戯画展と新館の国宝重文が大量に出品されているという、新館の新展示物を見てから、三条界隈の現代系画廊を回る予定だった。

国立博物館につくと長い行列が。
国宝鳥獣戯画と高山寺展は2時間の入場待ちであった。
仕方なく、新館に行った。
自己破産前後の約10年間を除き、京都国立博物館には毎年1回以上来ている馴染みの場所だ。
新館の話は、新聞の紹介記事も含めて興味があった。
入ってすぐに巨大な仏像展示に圧倒された。
非常に美しく力強かった。
平安時代の定朝様式から鎌倉にかけての慶派の系統もすぐに分かった。

若いころは、古寺巡礼ブームがあり、和辻哲郎の古寺巡礼や、佐和氏の像その心と形
や、その他仏教や、仏像関係の本も読み、奈良や京都の古刹を歩き回った頃が懐かしい。
当時は、国宝や重文クラスの仏像を持っていても荒れた寺も多く、仏像ブームといっても多くの人は無関心で、特に若い人の姿はまれであったが、今はどの寺院もきれいに整備されているところが多く、若い人も含め仏像や仏教に関心を寄せる人も多く、喜ばしいことだと思っている。

展示室は3階の陶芸、考古学まであった。
考古学は、代表的な遺物の優品が展示されていたが、学問的解説に関しては簡単すぎていかがなものかと思った。
2階では、雪舟の作品(国宝)が展示されていて、見ごたえがあった。
とにかく新館だけでも、それぞれの階でじっくり時間をかけて観る価値のある展覧会だ。
国宝50点、重文110点はなかなかお目にかかれるものではなく、一見の価値はある。
余裕があれば、図録も買い、何度も通いたいところだ。
10月15日から11月16日は、多くの展示品を入れ替えたⅡ期の展示になるという。
出来ればまた観に行きたい。

その後、鳥獣戯画展の列に並んだ。
行列待ちは2時間ほどあった。
高山寺展の会場の中に鳥獣戯画を見るための長い列が続いていた。
友達同士で来ていた人は、交代しながら高山寺展を見に列を外れていて、一人で来た者にとっては残念になことだと思った。
鳥獣戯画の実物はやはり素晴らしかった。
鳥獣戯画展も作品の入れ替えがあるというので、また行きたいと思った。

帰宅途中、京橋の衣料品店に寄り、一昨日天満橋店で購入できなかったシャツを探すと、残っていたので買って帰った。
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