散歩者goo 

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昨日記141003金(ギャラリー廻り・西天満 読書)

2014年10月04日 12時29分33秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
晴・曇  最高/最低℃ 平均/最低% =28.0  22.0  67  57
主要または気になったニュース 
強い大型台風18号(930hp)南大東島近海北上中。5-6日頃、勢力保ち西日本から東日本に接近。

昨日は午後から食事作りの家事に追われた。
思ったより早く完成したので、外に出かけることにした。
先日ギャラリーで会ったU氏と立話した時に、以前参加した評論の勉強会について、以前U氏が絡んでいたと聞いていたので、今度いつやるのかと聞くと、10月にやるといっていた。
その後FBでK氏の投稿で先日話題に上った勉強会の案内が載っていた。
リンクをたどり、展覧会の詳細を見ると、写真展であった。
写真には、余り興味がないし、分からないので勉強会への参加は見送ろうと思った。
しかし、作家はメキシコ人で、国際的に評価を受けている写真家なので、とりあえず見に行って、土曜日は、いつものように西天満を回ろうと思った。
すぐに自転車で、日本橋近くにある「あみ・かのこ」にでかけた。
自宅から日本橋までは上六の上町台地を越さねばならず、距離もあり、気合がいるのだ。
ギャラリーで作品を見た。
一階の作品は、トリッキーでよく計算されていて面白かった。
二階の作品は、エログロナンセンスの時代に似た、怪しい雰囲気を漂わす小さな写真と造形物であった。
ある意味キッチュな作品をどう見るか、日本でも現代美術として近年こうした手法に近いものが取り上げられたことがあったし、古くはデュシャンの作品の一部にも通じるものもありそうにも見えるし、民族的要素も込められている。
いずれも、今までイメージしていた写真作品とは、全く違う現代美術の作品だった。
作品を目の前にして、改めて作品に興味を持ち、勉強会に参加するか悩んだが、面白そうなので参加しようと思った。

そう決めた以上、明日回ることにしていた西天満の現代美術系の画廊を急遽回ることに決めた。
日本橋から西天満まで、再び長い距離を自転車で移動することになった。
西天満に着いたのは6時過ぎだったが、多くのギャラリーに作家がいたので、作品に関してしっかりと作家の話を聞くことが出来たが、一部のギャラリーでは、作家と友人たち戸の話が盛り上がっていたので、聞くことができなかったが、よくあることだ。
帰り道天満橋に寄り、上で本を購入してから下でお茶を飲み、「21世紀から見たマルクス」という資本論の解説書のような数年前のテキストを読み終えたが、21世紀の視点がどこに入っているのか疑問に思った。
まず、マルクス主義がすべて正しいことを前提にしているような、解説書に見え、マルクス以後の経済学や哲学的視点による批判的視点は、全くなかったので、かなりがっかりしたが、資本論の背景と、構成や主張がよく分かった。
私は反マルクス主義でもなければ、親マルクス主義者でもない。
マルクス主義が歴史上、果たした役割も大きいが、結果として全体主義的独裁政権を誕生させる等、問題も同じぐらい大きいと考えている。
政治がすべてに優先するといった、自由な批判精神もない教条主義的考えは、私にはなじまない。
同時に、グローバリズム・紫綬原理主義・経済・効率最優先といったものにも、賛同できない。
また無条件の平和主義にはついていけない。(専守防衛は必要と思う)

帰宅後は、1週間以上溜まったメールの処理に追われた。
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