散歩者goo 

タイトルのgooは、同名のHPやブログと区別の為付けてます。HPの「散歩者」はこのブログ筆者の私とは全く無関係です。

昨日記130516木(23/16晴 記帳 金柑収穫 ジム)

2013年05月17日 15時57分00秒 | 私的医療・健康・運動・保険環境(ポリオ関連含む)
昨日は、前から少しずつ処理していたレシートの転記作業が完了した。
これからはレシートは毎日転記するようにしたい。
帳簿関係の転記作業が終わったので、現金や通帳の照合を行い現在の資産残高を算出した。
その値を、予定日報表の予算表に入れると、今までどおりの節約第一のつつましい生活をしていれば、今年は赤字になることはないことが分かり、ほっとした。
無論、交通機関を使った頻繁な外出や、外食や飲会の参加が増えれば、即赤字になることは言うまでもない。

夕方は、食後のおやつにしていた金柑がなくなったので、4-50個収穫した。
金柑も若芽が芽吹き、実も10個以上落果した。
テッペンの奥のほうにまだ最後の金柑が10-20個残っているが、収穫は難しいかもしれない。

5時ごろから、ジムに出かけた。
ジムを休んでいる期間が多かったので、体力の回復にはまだまだ時間がかかりそうだ。
時速9.5kmで23分間約3.6km走った。
やはり、走り始めの10分間はきつく感じる。
時速10kmで30分間鼻歌を歌える気分で、気楽に走れるようになれるのか。
これは、実現できるかどうかさえ分からない遠い目標である。

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橋下発言擁護論の時代錯誤

2013年05月17日 12時05分34秒 | 政治・経済・社会・法律・文化
橋下発言擁護論の中でよく主張されることは、事実を言ったまでだと単純化して、橋下発言の何が悪いのかと十把一絡げに橋下批判を非難する人達が多く、同時に橋下批判は、自分を主張せずに事なかれ主義で相手に合わしていて「日本に対する侮辱」という意識がないやつだ、というような議論をする人が多い。

確かに、古今東西戦争は、国家による大量殺人であるがゆえに、兵士の心は荒び、異常になる。
その結果、過去に、暴行略奪強姦は、戦争について回ったことは、過去の事例を見ても紛れもない事実である。
戦争が終結しても、殺人行為や戦場での異常事態は、多くの兵士の心に傷を残し、その後遺症による事件もベトナム戦やその他でも多発し、兵士に対する心のケアもされている。
その戦争で、特に苦しむのは、女性、子供、老人、その他弱者と呼ばれる人たちである。

兵士は訓練で、強くなるため荒ぶれた精神と肉体を維持することを、要求されるし、戦場ではそうしたことを実践し、国を守る(国によっては国益や侵略のため)ために殺人をする。(例えば、大航海時代以降でも、海賊行為が戦争であったことが多い。)

しかし、現代においては、例え兵士であれ、一般社会にあっては心を平常に戻すことが要求されるし、例え戦場であっても一般市民に対し、荒んだ心で野性をむき出しにすることは決して許されなくなっている。
現在でも日本における米軍兵士による様々な事件に対し、司法手続きがとられ、一般法で処罰されることを見ても、過去の軍隊と現在の軍隊のあり方の違いは明らかであり、性欲がらみの問題についても同様である。

この変化の違いは、社会の人権意識の進歩により起きている。
特に第二次世界大戦以降人権意識は、各段に進化していて、兵士だからといって、無頼漢的行動は許されなくなっている。
一般社会でも、人種差別、痴漢、セクハラ、パワハラ、いじめ、嫌煙等社会の人権意識や倫理観は年々変化し進歩している。

ところが、このような時代の流れに鈍感な人が多い。
人類社会は強食弱肉の世界から、封建主義を経て民主化し男女平等や差別撤廃等、・現在に至るまで、市民・個人の権利獲得の戦いの歴史であった。
それはとりもなおさず、人権意識の歴史であったともいえる。
人権意識は中世まではなかったが、アメリカ独立(独立宣言)からフランス革命(人権宣言)を経て、人々は人権意識に目覚め、その戦いは今も続いているのだ。


上記のような観点から見た場合、今回の「橋下発言」の反響(橋下発言批判)に対する非難(橋下発言擁護)を、ネット上で多く見受けられるが、非難をしている人たちの論理というのは、非常に薄っぺらいものであり、どれだけ事実を直視し、深く考えたのだろうかと疑う。

いくら過去の事例をいくら持ち出しても現代における橋下発言の擁護にはならない。
それは皇国史観・天皇主権の明治憲法で、現在のセクハラ事件を裁くのと同じことで、時代錯誤もはなはだしい。

昔は良かったという感慨は、小説やゲームのバーチャル世界では成立しても、現代の現実世界では成立しないし、そうした人権を無視した過去の考えは排除される。

橋下発言をめぐる問題については、橋下発言をを擁護する人たちを含め、Newsweek日本版の冷泉氏のブログ「『橋下発言』はアメリカからどう見えるか」(http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2013/05/post-558.php)が良く問題点を分析していて、具体的に何が問題なのかをよく考える資料になると思う。


追:冒頭の3行分かりにくかったので修正しています。(内容変化無し)20130517 1423
(橋下発言批判)と(橋下発言批判)批判が、紛らわしいので、(橋下発言批判)の批判(橋下発言擁護)を非難に変えました。
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