散歩者goo 

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昨日記130503金(19/9晴 京都国立博物館 狩野山楽・山雪 )

2013年05月04日 16時09分51秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
昨日は、昼前から京都国立博物館に「狩野山楽山雪展」を見に行った。
満員ではないが、すいても居ないし、絵巻物等では行列ができた。
たまに双眼鏡で細部を熱心に見ている人もいた。

会場の照明は、落としてあるので、美術作品を見るには、暗く感じた。
それに、ショーケースと作品の間に距離があるので見にくさを加速したのかもしれない。

加齢で、白内障があるかもしれないが、明るいところを見てもまぶしくないし、明るいところの向こうに暗いところがあっても見える。
(白内障の場合、明るくなると、視界全体が乱反射で白くなる。)
多少暗くても新聞も読める。
20年ぐらい前に、目の検査でわずかに白内障があるといわれた。
(その時視力の異変を感じたわけでない)

狩野山楽の作品は、中学校の美術に習って以来、豪壮なイメージがあった。
以前にもどこかの展覧会かお寺でも何度か見たことがあった。
作品は、期待したほどではなかったが、無論見応えはあった。

狩野山雪の作品は初めて見た。
最初のほうは、それほどでもないと思っていたが、後半の展示で絵巻物や大作では、なるほどと思わせる力を持った絵師ということが分かった。
寒山拾得は、すごい迫力を感じた。
チラシの表に使われた屏風絵の波の描き方等は、現代日本画につうじるモダンな感性を感じさせた。

かなりの作品が展示されていた。
カタログも立派で、価値があり欲しかったが、経済事情を考えると展覧会に来れただけでもよしとせねばなるまい。

展覧会を見終えた後、三条通のギャラリーを見に行くつもりであった。
七條から三条まで歩くと時間がかかるので、バスを利用した。
バスも、なかなか来なかったが、県外ナンバーの車も多く、交通渋滞を起こしていた。
三条東山に着いたのは、5時半。
画廊回りを諦め、京阪電車で帰宅した。



参考
寒山拾得   http://kotonohaan.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-e0cb.html

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