教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

来年の指導教員との闘い

2005年12月14日 18時39分48秒 | Weblog
 今日は早起き!二度寝しませんでした! ←なんという喜び方だろう(笑)
 今日は早起きできたので、徒歩で登校。昨晩少し雪が降っていたのですが、そのままうっすら積もったまま残っていました。写真は、途中で朝日が雪に反射してすごく奇麗だったので撮りました。直射日光のため焦点が合わなかったみたいですが。途中、納豆朝食を食べて、クリーニング屋に衣類を頼んで、コンビニでおでんの大根を二つ買い、9時前に研究室に到着。しばらく一時間ぐらいぼやぼやしていました(この時間もったいない…)。
 今日は、中山茂『歴史としての学問』(中央公論社、1974年)の第二章「パラダイムの形成」を読みました。当時の科学史観というか理論というかそういったものを、わかりやすく説明した部分でした。今日は読んだだけで、まとめはできませんでした。なぜかというと、以下の通り。

 先程(17時ごろ)、来年の主任指導教員(専門は日本教育史ではない)との一時間にわたる面談が終わりました。
 ふひ~
 とりあえず、博士論文の件で「君はこの研究で何を言いたいんだ?」とひたすら詰め寄られました。あれこれ言った後、「戦前日本の教育学の特質を明らかにし、その歴史像を形成したいのです」と言ったところ、ようやく納得されました。正確に言えば、「大日本教育会・帝国教育会における教育研究活動の特質を明らかにし、かつ他の教育団体や研究者の教育研究と比較することで、戦前日本における教育に関する学問としての教育学の特質の一端を明らかにし、学説史ではなく社会史としての歴史像を形成したい」、といったところでしょうか。博士論文題目は、「大日本教育会および帝国教育会における教育研究活動の展開」です。まあ、私の説明の仕方が悪かったのでしょうが、一時間も何度も何度も同じことを言ってたよ… 
 とても息が苦しかったです(笑)。
 でも、この先生(仮にA先生としましょう)には納得していただけなかった日本東洋教育史の先輩もいるので、上出来といえましょう… とりあえず、学問とは何ぞや、研究とは何ぞや、という理論的部分を勉強して来いとのお達し。とりあえず、研究にとりかかっていい、というお許しが出たものとし、先行研究をまとめてよい、という許可が出たというように理解します。すでに研究にはとりかかっているわけで、あべこべな状態ですが。とりあえず、一歩前に進んだということですね。
 面談が終わった後、何とか今日の読書のまとめの続きをしようと思ったのですが、今日はもう何もしたくないッス。気力をすべて使い果たしました… てなわけで、もう帰りマス。
 …歩いて帰るのが面倒くさいッス…
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