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大幅なルール再整備

2012年02月02日 01時32分50秒 | ルール雑談
なんかルールブックが大きく修正されていますね。
たぶん、ブロック2でGレギュ以前のカードの効果を再現するにあたって、
適用手順を記号的に説明できるようにしたようですね・・・。

でもこれ、生易しい内容じゃないですよ。
「これまで通りの処理で変わらない」はオープン時代からのユーザーにしか通用しない論理です。
新しいユーザーにこれを読んで理解しろというのは無茶じゃないですかね。
ブロック2の新しいカードはこのルールに従って、
読めばわかるように記載されているんでしょうか。
それならそれでいいんですけどせめて実物のカードがないとなんとも言えませんね。
Gレギュ時代のカードを新しいルール化で再現しつつ
機械的な処理手順で説明できるようにする、という試みは悪くはないんですけど
感覚的な説明のほうが解かりやすいことも多いです。

では内容を読み解いていきましょう。

○弱点
1点以上の属性ダメージが与えられた場合、その数字分ダメージが増加する常備能力?

0点ダメージだと機能しないんですね。
0点ダメージでもダメージが発生したほうが解かりやすい気もしますが
雰囲気的なものもあるんでしょうか。
これは難しい部分がないと思います。

起動型能力、誘発型能力、永続型能力

○起動型能力
完了型、手札型、宣言型、自爆型、反転型特殊能力をまとめてこう呼ぶ。
つまり発動を任意に宣言する特殊能力のこと。

○誘発型能力
自動型特殊能力、一部の常動型特殊能力が該当する。
つまり特定の状況になったときに効果の発動する能力。
また起動型特殊能力の中にも誘発型の効果を付与するものがある。

○永続型能力
イニシアチブ、チャージ、ディフェンダー、耐性、弱点、一部の常動型特殊能力が該当。

どうやら、常動型特殊能力の処理を再整備しているようなので
ブロック2では常動型特殊能力を復活させたいみたいですね。

ただし常動型特殊能力は常時効果が継続している効果と
なんらかの条件により発動する効果があるので、
この2つを機械的に区別できるようにしておきたい。
そのためのルール整備ということみたいです。
ブロック2以降のカードはそれがすぐ区別できる目印があるんでしょう。

ただし完了型の軌道「型」能力と呼ぶのは日本語して分かり辛い。
起動「系」能力、誘発「系」能力、永続「系」能力と呼ぶべきではないか。

単発効果、継続効果、置換効果

○単発効果
効果がその場で終了するもの。ダメージ効果など。

○継続効果
効果が持続するもの。戦闘終了時まで持続する効果も継続効果に該当する。

○置換効果
効果を置き換える効果。
死亡する効果を死亡しないに置き換えたりするもの。

ここまでは解かる。問題は次。

常動型特殊能力の再適用のルールを削除し、継続効果の適用手順を一新した。

これが解かり辛い~~~!
まとめると
「誘発効果ではない常動型特殊能力は継続効果。
効果に適用条件のある継続効果の常動型特殊能力は、
別の効果に依存しているものと解釈し、
依存元の状態によって効果の再適用を判断する」?
ということでいいんだろうか。
しかし依存関係になっているかどうかは
文面を読み込んで理解しないといけないわけで
結局、明確な区別法などないのと同じではないのか。
本当にこれで大丈夫なのか?
わたしが読んでもよくわからないというか、
ちゃんと筋の通った説明がされているという確信がない。
継続効果などの新用語で非常に混乱させられる。
そもそも「ただし、」や「例外として」という特例が多くて
ちっとも整理されているとは言えない。

新しいユーザーがこれに付いて来れるとは思えないので、
オープンまでフォローしたルールブックと
ブロック対抗までをフォローしたルールブックを二通り用意してもらえないだろうか。
こんなルールブックを読ませたら
どんなにゲームが面白くても始めろというのは無理だ。

プレイステップとチェックステップ

○プレイステップ
プレイヤーが効果を宣言できる隙間をプレイステップと呼ぶ。

○効果を処理するタイミングをチェックステップと呼ぶ。
チェックステップは各プレイヤーがなんらかの効果の宣言する前に逐一発生し、
対抗連鎖を処理していく段階にも一つの効果を解決するたびに逐一発生する。

つまり誘発型効果が効果を発揮するタイミングを明確にした。

チェックステップは一つの効果を処理するたびに訪れるが
効果を処理している間には存在しないので
一つの効果の処理が終了するまでの間に割り込んで他の効果が発揮されることはない。
効果の間に行われる処理は割り込み型ルール処理だけ。

○割り込み型ルール処理
ユニットを死亡させ捨て山に送る処理、
リミットオーバーが起きた時にリミット調整する処理、
は他の行動を中断して行う。
たとえばエナジードレインでは、
ダメージを与えてユニットを死亡させ捨て山に送った後、プレイヤーは手札を引く。
エナジードレインの処理の途中にユニットカードを捨て山に送る処理を行っている。

○進軍の手順
新しい進軍の手順
1.進軍を行うことを宣言する。タイミング「進軍宣言時」の特殊能力が効果を発揮。
2.チェックステップ
3.進軍させるユニットを選択し、進軍可能な範囲を確認。進軍先を指定。
4.チェックステップ
5.進軍先の地形にユニットを進める。進軍先に敵軍ユニットが存在した場合、戦闘開始。

偶数リミットの地形に進軍宣言したオーガパワーブラザーズは
4.のチェックステップで破棄されることになるが
偶数リミットの地形に進軍を宣言すること自体は可能となる。
「進軍先の地形に存在できないユニットは、その地形への進軍を宣言できない」
のルールは削除する。

内容を要約すると以上になると思います。
ちょっと解かり辛すぎるのでルールブックの更新の際は
もう少し読みやすくしてほしいです。

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