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最新ルールの変更点・追記

2011年08月20日 09時27分35秒 | ルール雑談
8月16日付けの記事で2つのルールを取り上げましたが、
それについての質問メールに返信が届いているようなので公開します。

まず一つ目のやりとり。

nは自然数ということは0を宣言することもできるのか?

「nは正の整数を指す」

正の整数ということは0を含まないということですね。
ならば自然数ではなくはじめから「正の整数」と書いてほしかったですけど。
次が本題です。


「対象が複数存在する場合、A の効果が適用された対象にしか、B の効果は適用されません。」
と、ありますが上記を適用した場合、たとえばファイナル・ストライクは装備品を破棄されたユニットしかダメージは与えられず、潮騒の王子イアソンは自軍ユニットが完了されない等、当初考えられた効果とは異なる効果となるカードが多数あります。
そういったカードについてはどういった判断をすればよいのでしょうか?


「対象が複数存在する場合、A の効果が適用された対象にしか、B の効果は適用されません。」というヵ所ですが、「AとBの対象が同一であり、かつ対象が複数存在する場合、A の効果が適用された対象にしか、B の効果は適用されません。」
の誤表記であります。ご指摘いただきまして、誠に有り難うございます。
なお、「ファイナル・ストライク」の場合、
『対象が装備している「装備品」をすべて破棄する』のように、「すべて」という表記であるため、装備品を装備していないユニットに対しても効果は適用されます。


まず注意書きから。
ここから書く内容は、質問メールの返事のまた聞きを根拠に書くものであり
わたし自身もそのメールを確認したわけではありません。
真偽の不確かな噂の域を出ないものであることを理解したうえでお読みください。
モンスターコレクションのルールで最上位の信頼性をもつものは
あくまで公式サイトの総合ルールであり
ルールディベロッパーがインタビューで答えた内容でも総合ルールで否定されることもあります。
それでも総合ルールの内容と抵触しない解説なら十分な判断となりえるでしょうが
今回の話は「総合ルールの内容は誤りです」という非常にショッキングな内容です。
本当に誤表記であるならば近いうちに訂正の更新が行われるでしょう。
しかしこの記事をアップした時点ではまだ更新されていません。
一定の参考にはなっても、このメールでの情報をもとにして
実際のゲームで総合ルールに反した裁定をするための根拠にできるものではないんです。
(ヘッドジャッジにはその大会内であれば自らの判断で公式と食い違う裁定を下すこともできますが)
このブログのコメントに「これが本当のルールです」「公式の情報は間違いです」
なんて言うことは誰でも書けるんです。

では本題に入りましょう。結論から先に書きます。
どうしてそうなるかは置いておきまして
「ファイナルストライクは装備品を装備していなかったユニットにもダメージは発生します」
プレイ上の結論だけが知りたかった人はここまで。

ここからはルールの深い解釈の話となります。
重大発表が一つ。
まだ訂正されていませんけど今の「ルールブックは間違っている」そうです。

ではこれまで進めていた解釈はいったん全部捨てまして
改めて
2-6-2.「A する。効果適用後、B する。」という表記
のカードは、A の内容が適用されない場合、B
の内容は適用されません。また、A の効果によ
って発揮される効果は、B の発揮前に発揮され
ます。A が適用され、B が発揮する前に、その
効果を使用したユニットが戦場から離れた場
合には、B の効果は適用されません。AとBの対象が
同一であり、かつ対象が複数存在する場合、A の効果
が適用された対象にしか、B の効果は適用されません。」

が正しいルールブックの記述であるものとして
カードを再考察してみたいと思います。

この解説により、
パワーシャインや竜鳴のエルザ、イアソン、ブリガンディーネ、
ユニコーン、アルカナスナッチャーなどについては解決しました。
これらの能力のAの対象とBの対象を列記してみましょう。

竜鳴のエルザ Aの対象:自軍ユニット1体 Bの対象:敵軍ユニット1体
潮騒の王子イアソン Aの対象:敵軍ユニットすべて Bの対象:自軍ユニットすべて
焔火の女神ブリガンディーネ Aの対象:ユニット1体 Bの対象:自軍プレイヤー
ユニコーン Aの対象:敵軍ユニット1体 Bの対象:このユニット
ダークエルフ烙印拳士 Aの対象:敵軍ユニット1体 Bの対象:敵軍プレイヤー
パワーシャイン Aの対象:ユニット1体 Bの対象:このカードを使用したユニット

厳密な話をしますと、
イアソンとパワーシャインは〈対象:ユニットすべて〉とカードに記載しているのですから
テキストの内部で「現実の対象は異なるでしょう?」と言われても変な感じですね。
書いてあることを機械的に理解していくとおかしな話ではあります。
しかし筋の通った理解はできますから上記に関しては解決したとしていいと思います。
問題は次。

モスマン Aの対象:パーティ1つ Bの対象:パーティ1つ
トリックルーム Aの対象:敵軍パーティ Bの対象:敵軍パーティ
ファイナルストライク Aの対象:ユニットすべて Bの対象:ユニットすべて

この3枚は3つとも
「AとBの対象が同一」で「対象が複数存在」しています。
であるなら、やはりファイナルストライクも
「装備品を破棄させる」という効果が適用されていないならば
Bのダメージも適用させることはできないはずです。
これだけではまだファイナルストライクが全てのユニットにダメージが発生する解釈にはなりませんね。

ちょっと捻って考えてみまして。
ファイナルストライクの対象は
ファイナルストライク Aの対象:ユニットすべて Bの対象:ユニットすべて
ではなく実は
ファイナルストライク Aの対象:装備品すべて Bの対象:ユニットすべて
だった?
これも変でしょうね。
装備品を破棄させる効果はユニットに対して与えられるものであることは
アルカナ・フォース
[普通/対抗]〈対象:ユニット1体
対象の装備しているすべての「装備品」を破棄する。
を見れば明らかです。
装備品やエフェクトゾーン内の戦闘スペル、消耗品を破棄する効果は
ルール整理により常備能力枠を提供しているユニットに対して与えられることになりました。

念のためにこれもメールで質問してみます。
下記のメールを送りましたので、返信があればこれも掲載します。

―――――――――――――
◇[対抗]滅びの粉塵
〈コスト:■消費/対象:消耗品を使用中の敵軍ユニット1体〉
対象が使用中の消耗品の効果を1つ選んで消失させる。効果適用後、対象に【1D】ダメージ。

の効果はエフェクトゾーンの消耗品ですか?
それともユニットに「使用中の消耗品を破棄する効果」が適用されるのですか?

◇[普通/対抗]魔導器封印
〈コスト:■消費/対象:敵軍ユニット1体〉
対象が装備している装備品1つ選んで破棄する。

の効果の対象は装備品ですか?
それともユニットに「装備品を破棄する効果」が適用されるのですか?
―――――――――――――

結論はメールの返信を待つことになりますが、
おそらくユニットが対象である旨の回答が返ってくるでしょう。

と、ここまで書いたところでもうひとつのメールの回答を頂いたので続けて紹介します。
文面は抜粋しますが、内容はどうしてファイナルストライクの効果適用後の内容が
装備品を装備していないユニットにも適用されるのか、というものです。

回答
《ファイナル・ストライク》の場合、問題としているルールが適用されます。前半の『対象の装備している「装備品」をすべて破棄する。』という効果は、装備品の装備の有無に関係なく、ユニットすべてに効果が適用されます。そのため、後半の『効果適用後、対象に【火炎:破棄した「装備品」の数の3倍】ダメージ。』という効果もユニットすべてに適用されることになります。

つまり。
ファイナルストライクの装備品を破棄させる効果は
装備品を装備していないユニットに対しても「適用」される、
ということのようですね。
確かにそうであるなら装備品を装備していないユニットにも
効果適用後、の効果が適用されて納得ですが。
しかしこれでいいんでしょうか?

「効果の適用」とは「効果が発揮され、ゲームに影響を与える」ことです。
ですからすでに行動完了状態のユニットに行動完了させる効果は適用できませんし
すでに種族ドラゴンのユニットを種族ドラゴンに変更する効果は適用できません。
属性水のユニットを水属性にする効果も適用できません。
であれば、装備品を装備していないユニットに
装備品を破棄する効果も適用できないように思うのですが・・・。
これは「適用」の定義を根底から覆すような回答ではないでしょうか。
「適用」の定義について再考察する必要がありそうです。

さておき、装備品を装備していないユニットに対しても
ファイナルストライクのAの効果を適用することができるということは。
「装備品が全くない状態でもファイナルストライクを使えば0点のダメージは発生する」
「装備品が全くない状態でもエカテリーナがファイナルストライクを使えば2点のダメージは発生する」

ということですね。

また問題の趣旨が適用の定義にあったのであれば
2-6-2.「A する。効果適用後、B する。」という表記
のカードは、A の内容が適用されない場合、B
の内容は適用されません。また、A の効果によ
って発揮される効果は、B の発揮前に発揮され
ます。A が適用され、B が発揮する前に、その
効果を使用したユニットが戦場から離れた場
合には、B の効果は適用されません。対象が複
数存在する場合、A の効果が適用された対象に
しか、B の効果は適用されません。

のままでもファイナルストライクの裁定は変わらなかったことになりますね。
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