白鳩さんがモンコレで駄弁るブログ

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銀牙の女戦士ハロハロ

2010年12月31日 12時13分01秒 | カード情報(ブロッコリー)
新たなるライカンスロープにしてココの姉ハロハロは
ハイスペックな即時不可3レベルの英雄です。

3/5/3でイニシアチブ+2にアイテム1は
先攻デックでは相当に使いやすそうですね。
特殊能力の1つ、強靭の咆哮は手札2枚破棄で防御力を+3点。
1回の使用で3/5/6のステータスになる事が出来ます。
もう一度使えば3/5/9。凄い防御力ですね。
ただし基本的には先攻ユニットですから、
この特殊能力はハロハロを対象にした5点以下のダメージ対抗を無力化するためのもの、
と捉えたほうがいいでしょう。
どっちにしろ非常に頼りになる能力だと思います。

ハロハロはココの姉という事で能力やスペックに一部被った部分を持つわけですが
ココよりもハロハロのほうが相当使い勝手が良さそうな印象を受けますね。
突き詰めて言うならば、
ココでレベル6の水風ユニットを召喚した
計レベル8のパーティは特に強そうに感じないが、
ハロハロでレベル5の水風ユニットを召喚した
計レベル8パーティは本気で強そうに思えるからでしょう。
勿論この場合で比較するのは
レベル6の英雄とレベル2の即時ユニットのパーティ、
又はレベル5の英雄とレベル3の即時ユニットのパーティ、と比べてです。
レベル3でイニシアチブ+2とアイテム枠、
レベルよりも2点も高い攻撃力、
そして低ダメージの対抗を無力化するパンプアップ能力
の組み合わせにはそれだけの期待感があります。

ただし、レベル5の水風ユニットといっても英雄は召喚できませんので
相性が良さそうのなのはジャイアントやリザードマン巨蟹戦車隊、ストームナイトなど、
先攻で5点殴るだけのアイテムユーザーくらいしか居ません。
ですがこれだけでも十分に強そうです。
推定スペックはリミット8で10/8、
イニシアチブ+2以上、アイテム2枠にスペル枠は水又は風が1枠程度。
3点か4点くらいまでのダメージ対抗は効かない、
というくらいのパーティが出来上がります。

それに対しましてレベル5の英雄点1ユニットを主軸とした
アイテム主体のリミット8パーティの性能はといいますと、、、
オズボーパーティでイニシ修正無しのアイテム枠3つというところ。
ツァンレンパーティならイニシ+3、アイテム2枠と火スペル。
バラックならアイテム2枠で対抗の特殊能力が2発くらい。
ブラックホークでイニシアチブ+4、アイテム枠が2つか3つ。
ハロハロ+レベル5ジャイアントのパーティは上記に全然負けてないですね。

レベル5を前列にレベル3を生き残らせて攻め上がるプレイングより
普通にレベル5を残してレベル3を切り捨てていくプレイングのほうが
難度は低いでしょうけど
ハロハロのほうが攻め方がトリッキーですから一長一短でしょう。

ハロハロはデックの主軸となるのは召喚能力であると言っていいですが
それもハイスペックなポテンシャルがあってこそ成立する話だと言えます。
ようするに、アイテム主体で先攻型の水風系デックになら
どこでもすんなり入るのが強いという事ですね。
ここがアリオクとは異なるところです。
少し前から、英雄のデザイン性が変わってきたようですね。
この前のオベロンに、今回のイアソン、シャイヤー、そしてハロハロ。
それにホワイトファングもこれに含めましょうか。
これらは特定の種族や属性をサポートする特殊能力を持つようでありながら、
単体での戦闘力も高いので特定のテーマデックのみに限らず
わりと様々なデックにグッドスタッフとして起用する事が可能です。
少し強いので余計に手札代償を要求するようなカードは昔からあったわけですが、
特定のデックの固有カードのようでありながらそれと似た性質も併せ持っているんですね。
ただしその分、種族デックで使ったときの爆発力は今一歩な感はあります。
英雄以外のスタッフも充実させる事でその穴埋めはしてほしいですね。

復讐の悪魔アリオク

2010年12月31日 12時12分03秒 | カード情報(ブロッコリー)
これは以前にもチェックしたカードですね。
その時は詳細なテキストまでは分かりませんでしたけど。
どうやらアンデッドorデーモンを普通召喚、即時召喚できる能力だったようです。

スペックで見れば英雄点1としては及第点であると思います。
4/3/5の飛行、アイテムとスペル魔魔。
そしてかなり運用性の高い特殊召喚能力。
ですが具体的にどうようなデックが
受け入れ先となるのかの明確なビジョンがないカードですね。
直接的な戦闘能力ではない以上、
アリオク中心でデックを組むという事は出来ません。
スペルアイテムでレベル4のユニットが普通に活躍できる
アンデッド、デーモン主体のデックが先にあって
そこに1枚から2枚投入するのが使い方として妥当でしょう。
なんですが、スペルアイテムのアンデッドデーモンというとあんまり種類が無いんですよね。
すぐ思いつくのは髑髏デック、ドリブラデックあたりですが
髑髏デックにこのカードが入るかというと難しいでしょう。
髑髏の騎士と組んで強いユニットではないでしょうから。
ドリブラは英雄なので召喚できません。
まあ、こちらも組んで強そうなパーティではないですね。
せめてアリオクも種族アンデッドなら
4レベルが2体で4点ダメージのヴェノムストライクが撃てて
それもアリかなと思ったかもしれませんけど。

実はアンデッド又はデーモンに関連した効果は意外に多く、
コモンドローン、ホラードローン、ミッドナイトクィーン、
ドーストブライド、ダンデリオン、ネビロス、エレクトラリリス、
ヴァンデミオン、ノーライフバルチャー、ファントムクィーン、
ヴェノムストライク、地下墓地、とこれだけあります。
対してアンデッドを標的にしたターンアンデッドのような効果は
Gレギュには未だ登場していませんので、
とても優遇された種族であると言えます。
しかし、これらの効果をひとつにまとめたデックというと
現実には難しくデックの主体もぼやけてきますので
その優遇の度合いがあまり感じられない種族であると言えます。
また上記のユニットはコモンドローンを除いて全員がスペラーなのに対し
アイテム枠を持つユニットはいません。
アンデッド、デーモンをサポートするカードの中で
アイテム枠を持つのはアリオクが初めてなのです。
ただし、ダンデリオンはアイテム枠を戦力に活かす事が出来る特殊能力を持っています。

さて、ここでそろそろ肝心の、アリオクの能力で
召喚する事が出来そうなユニットを確認してみましょう。
アリオクはレベル4で、通常リミット8の地形で運用する事が予想されます。
そしてレベル3以下のユニットはもとから即時召喚可能なのですから、
はいそうですね、実質的に、アリオクの能力を使って召喚可能になるのは
ほとんどレベル4のアンデッドとデーモンのみと考えていいのです。
該当するカードはレッドホーン、ファルネウス、バズス、ストラス、
髑髏の騎士、ファントム、アルストロメリア、髑髏の魔剣士、
そして次回にアリオクといっしょに追加される
ヘルボーンの暗黒司祭の9枚となります。
勿論英雄は省いています。
むむむ。
アリオクと組んであんまりこれというパーティが出来るユニットは
見当たらないような気がしますね・・・。

一番めぼしいのはヘルボーンの暗黒司祭でしょうか。
次回のセットではヘルボーンの勢力として
アンデッドの大量追加があるのですから、
アリオクもそれを念頭に追加されたカードである可能性が高いです。
ここは新規のヘルボーンのアンデッドたちに(又はデーモンたちに)
期待をしておく事にしましょう。