東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

藍染め準備と藍の採種

2007年09月28日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色
 藍染めをするお店などには染め用のつぼ類がよく置いてあります。そして、そのつぼの中には藍で作った染物用の液体が入れてあります。その液体に白い布などを浸すと深い青色に染まります。これが一般的な藍染めです。
 私はそこまで本格的な藍染めはしません。春に蒔いて大きくなった藍の葉を集めて藍染め用に使います。薄い藍色しか出ませんが、私には十分です。

          大きく育った藍の葉、今の時期は花も咲いており採種も可


 手でちぎったりハサミで切り取った葉を集めます。藍の成分は葉に多く含まれるようですので葉を主に集めます。それをビニール袋に集めます。そして、それを家に持って帰り用意したビンに入れます。それを少し寝かして即席藍染め用の成分を作ります。糠床のように何年もかけて藍染め用に成分を濃くすれば深い藍色が出るようです。

         集めた藍の葉をビニール袋に入れて家に持ち帰る


 来年も藍を育てたいので種も取りました。種は直径0.5mm程度の極小の艶のある黒い色をしています。キビの種を一回り小さくしたような形をしています。茶色の穂を取って指の先で揉みほぐすと、殻が外れて種がたくさん取れます。ピンク色の花がまだ咲いていますので、また一ヶ月後に採種しようと思います。

             藍の茶色の穂、この穂を揉みほぐすと極小の種が取れる
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