来年の史跡巡りウォーキング候補の一つとして周防大島に行ってきました。場所は内入と外入です。最初、内入に行きました。内入の史跡を訪れた理由は、戦国時代に野島村上水軍の棟梁であった村上武吉の墓所があるためです。内入地区を見下ろす小高い丘の上にある元正寺に墓所があります。なお、この5月に訪れる上関長島の菅原神社に、村上氏が奉納した灯篭があります。
周防大島内入元正寺の村上武吉の墓所
地元の方に聞くと、元正寺にはご住職がおられず、以前は和佐、さらにその後、安下庄近くのご住職がお世話をしているそうです。ご住職はおられないものの元正寺は綺麗に管理されていました。地元の方々が大切にしていることが分かります。
村上武吉墓所の案内図 元正寺近くの内入公民館 元正寺近くに生えるマオラン
内入公民館近くの駐車場に車を止めて、のんびりと元正寺に向かいました。途中、昭和50年頃までマオランでロープを製造していたと思われる工場跡を見ました。近所の方に聞くと、従業員が5人位だったそうで、繊維分を取り出して乾燥させていた光景を覚えているとのこと。
昔たくさん栽培されていたマオラン 大島八十八箇所霊場七十四番札所
なお、Iさんとマオランについても調査しました。地元の方々によると、当時たくさんのマオランが畑一面に栽培されていたとのこと。そして、内入のマオラン工場でロープに加工されていたそうです。しかし、安い中国産のロープやビニール製のロープの出現によって昭和50年頃に廃業したそうです。
村上武吉の墓所がある内入地区の史跡調査コース
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