東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

手押し種まき機で、小麦の種まき

2014年11月16日 | 麦,穀類,雑穀



 今年も、小麦を種まきする季節がやってきました。去年は11月末に種まきしましたが、今年は予定通り11月中旬に種まきしました。数日後に雨が降るとの予報ですので、12月初めには発芽すると思います。先週、耕運機で大まかに耕耘しておきました。今回は、種まきできるように、さらにトラクターでゆっくりと丁寧に耕耘しました。

              麦を蒔けるように、トラクターでゆっくりと丁寧に畑を耕耘


 畑の耕耘が終わると、いったんトラクターを倉庫に戻しました。そして、種まき一式を一輪車に乗せて畑に戻りました。畑に着くと、種まき機に小麦を入れました。この種まき機は、博物館に展示してもよいほどの古いものです。現在はとても効率的な種まき機を売っています。しかし、私のこの種まき機は、手で押しながら種をまきます。私のスタイルに一番合っている種まき機です。

     手押し種まき機に小麦を挿入             種が出る事を確認、〇は種
 

 春になると、麦の間に雑草が生えてきます。その雑草を耕耘機除草できるよう、耕耘機のロータリー幅を考慮して90cm間隔に種をまきました。そのため、90cm間隔にロープを張ってから、そのロープに沿うように種まきをしました。今年は、土が湿っていたため種まき機が押しにくかったのですが、なんとか畑すべてに種を蒔くことができました。

             ロープに沿って手で押しながら、丁寧に小麦の種まき


 私が小麦を毎年のように種をまくのは、単に食べるためだけではありません。緑でいっぱいになった、春の麦畑の光景がとても好きだからです。子供の頃、何故だか麦畑の緑の中に入るのが好きでした。思い出しましたが、去年の春にウォーキングした時に麦畑に入って笑顔いっぱいだった新一年生のAちゃん。子供の頃の私を思い出しました。一面緑の麦畑は、子供の心をとらえる何かがあるように思います。

      種が無くならないか時々確認          種まきが終わった後、土寄せ
 


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