東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

岩国市 青潮短歌会 西岩国支部の方々を、古墳にご案内し解説

2015年10月21日 | 歴史探訪他ウォーキング

 今回、青潮短歌会西岩国支部の方々を、田布施町と平生町にある古墳を中心にご案内しました。私の知っている田布施在住の一人が支部の会員なのですが、その方の依頼により会の方々を古墳にご案内しその解説をしました。会の方々はJR田布施駅で待ち合わせ、田布施町郷土館で私と合流しました。最初、郷土館を見学していただきました。展示中の「冨永有隣と明治維新に関わる人達」を見ていただき、続いて岸・佐藤元宰相の展示室を見ていただきました。

  岸・佐藤元宰相の展示室      後井古墳近くに駐車     もうすぐ後井古墳
  

 郷土館を出ると、三台の車で後井古墳に行きました。後井古墳の少し手前で車を降り、古墳まで歩きました。後井古墳は今、地元の方々に秋葉神社として守られています。綺麗に清掃された道を登って行くと、後井古墳の石室前に着きます。石室前で古墳の年代などについて解説しました。そして、皆さんと一緒に石室内に入りました。皆さんは、石室の岩の大きさに圧倒されていました。

           後井古墳の石室内で、青潮短歌会西岩国支部の方々


 後井古墳を見終わると、田布施町の「ほりを」で昼食です。季節料理を美味しくいただきました。ご馳走様でした。続いて、皆さんのご希望でしょうか、田布施交流館で買物です。先日解禁のいちじくワインを購入された方がいました。ここでしか手に入らないで購入したとのこと。

 昼食をいただいた「ほりを」    田布施交流館で買物    平生町佐賀の白鳥神社
  

 続いて、田布施町から平生町に移動しました。そして、この7月の佐賀ウォーキングで行った白鳥古墳に行きました。最初に白鳥神社にお詣りした後、この古墳について解説しました。そして、この古墳の大きさを体感していただくため古墳を一周しました。なお、白鳥神社は白鳥古墳の後円部上にあります。

             神花山古墳入口、このそばにある舗装された山道を登る


 白鳥古墳を見終わると、次は神花山古墳です。道を少し戻って阿多田交流館前に車を駐車し、しばらく歩いて回天の慰霊碑を見てから神花山古墳に行きました。この古墳は山の上にあります。歩きやすいように舗装された山道を登りました。その道は綺麗に清掃されていました。

            神花山に葬られていた若い女性をかたどった巨大な像


 舗装された歩きやすい山道をほぼ登り切った所に巨大な像があります。この神花山古墳に葬むられていたのは若い女性です。その女性をかたどった巨大な像なのです。この女性は当地では女王とされていますが、巫女,王の妻,王の娘かも知れません。当時の髪型,装束などを参考に作られています。見上げると、首が痛くなるほどの巨大な像です。

 女性が葬られていた石室      阿多田交流館を見学     ベルゼで喫茶休憩
  

 神花山古墳に着くと、後円部に登って女性が葬られていた竪穴式石室を見学しました。この古墳からは海が見渡せます。この女性が子供の頃から眺めたであろう、海が見える場所に古墳が作られたのではないでしょうか。神花山古墳上で、この時代の出来事や古代の田布施や平生などについて解説しました。神花山古墳を下りると、車を駐車した阿多田交流館を見学しました。そして、最後にベルゼに行って喫茶室で休憩しました。その後、皆さんは岩国方面に向かって帰られました。参加された青潮短歌会西岩国支部の方々、お疲れ様でした。

          青潮短歌会西岩国支部の方々と巡った古墳などのコース


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