東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ペン型簡易液晶オシロスコープ(osziFOX)の再活用

2011年01月08日 | パソコン,電子機器



 10年位前でしょうか、秋葉原に行った時に片手に収まるペン型の簡易液晶オシロスコープ(osziFOX)を買ったことがありました。その当時、私はアナログテスターは持っていましたが、DVM(Digitl Volt Meter)は持っていませんでした。オシロスコープだけなら興味を引かれなかったのですが、DVMと兼用できることで気に入って買いました。

     DVMに切り替えて使用中のペン型簡易オシロスコープ、電源電圧を表示中

 しかしながら、DVMは良かったのですがオシロスコープの波形は荒い上に反応がとても遅く玩具のようでした。さらに、スイープ周波数を可変できないことと、入力感度を可変できないことが不便でした。思ったより使い勝手が悪いので、引き出しにしまったまますっかり忘れていました。今回引き出し内の部品を探していてこの簡易型オシロスコープを見つけました。ラジオなどの修理に使えないか、もう一度使ってみることにしました。

      とても荒い低周波の波形                AM変調波の波形
 

 使い方を忘れていましたが、あちこち触っているいるうちに使えるようになりました。波形が荒いとはいえ低周波や高周波を確認できます。テスターでは電圧は測れても、高周波が出ているのか、その高周波が変調されているのか、あるいはどんな波形なのか全く確認できません。このため、このペン型簡易オシロスコープはなんとか役に立ちそうです

    AC/DC切替えや入力感度の設定       DVMとオシロスコープの切替え
 

 現在修理中の東芝製トランジスタラジオをこの簡易型オシロスコープで見ると、中間周波数や音声の波形をなんとか見ることができます。DVMに切り替えると電圧を数字で見ることができます。入力抵抗も高いようで、ラジオに影響を与えないで測定できます。しばらくこのペン型簡易オシロスコープを使ってみようと思います。

                  ラジオの部品にかかる電圧を測定中

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