東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 麻郷 高塔ふれあい祭り

2013年11月11日 | イベント,行事



 昨日まで、和菓子風小豆羊羹を作ったり焼き芋用竹組を作るなど、高塔地区ふれあい祭りの準備をしました。そして今日、一年ぶりの高塔地区ふれあい祭りでした。私は、焼き芋を作りつつ、昨日作った和菓子風小豆羊羹をみなさんにふるまいました。
 夜から朝にかけて雨が降っていましたが、去年のふれあい祭りのように一日中雨が降ることなく朝には薄日が差してきました。雨が降らなくて良かったです。

      焼き芋の竹組、鍋で石焼き芋          柿を洗っている子供達
 

 9時過ぎに高塔公会堂に行くと、すでにご婦人方が集まって豚汁用の野菜などを切っていました。去年、私は自分で作った白菜を提供しましたが、今年は出来が悪くて提供できませんでした。来年は、白菜,里芋,サツマイモなどをこのお祭りに合わせて作ろうと思います。

             高塔公会堂前で、豚汁用の野菜を切っているご婦人方


 豚汁がほぼ出来上がった頃、高塔公会堂広場前で、ふれあい祭りの開会式がありました。この時期、一昨年までは高塔地区のスポーツ大会をしていました。しかし去年、スポーツ大会への参加者希望者が少なかったため、代わりとして急遽「高塔区三世代ふれあい祭り」の開催になりました。今年は、2回目の高塔区ふれあい祭りです。

      美味しそうな豚汁の出来上がり            ふれあい祭りの開会式
 

 ところで去年、私は鍋を使った石焼き芋を作りました。ことしは、石焼き芋に加えて籾殻(すくも)による焼き芋を試みました。私が子供の頃、籾殻(すくも)で燻炭を作る時についでに焼き芋をよく作っていました。時間をかけて焼くため、とても美味しい焼き芋になりました。今回、その方法による焼き芋を試みました。

                  籾殻(すくも)による焼き芋を試みる


 籾殻による焼き芋を試みている時、高塔公会堂広場でドッジボールなどのスポーツが行われていました。この広場、去年の夏に高塔地区の有志で整備しました。整備後このお祭りのように、広場が有効に使われているので嬉しく思いました。広場前では、紙飛行機を作っている子供達もいました。ドッジボールなどが終わると、広場でその紙飛行機を飛ばしていました。

    ドッジボールを楽しんでいる子供達          紙飛行機を作る子供達
 

 紙飛行機を飛ばし終わると、今度はメインイベントの紅白の玉入れが始まりました。子供達も,大人達も,お爺ちゃんやお婆ちゃん達も参加しての楽しい玉入れです。赤グルーブと白グループに分かれて、竹上にぶら下げられた籠に玉を入れました。結果は、2回共に白グループの勝ちでした。

    子供達も,大人達も,お爺ちゃんやお婆ちゃん達も参加しての楽しい玉入れ


 軽スポーツや楽しい玉入れで体を動かしたので、少しお腹がすきました。そこで休憩タイムです。椅子に座って美味しい豚汁やおにぎりを食べました。ごちそうさまでした。そして、いただいたお茶を飲みつつ談笑しました。豚汁を食べ終わった頃、昨日作った和菓子風小豆羊羹をふるまいました。

    大鍋の豚汁をみなさんに配膳         短冊状に切った和菓子風小豆羊羹
 

 私も、和菓子風小豆羊羹を食べてみました。すると、試作した小豆羊羹に比べてとても美味しくできていて安心しました。小豆の種をまいて収穫して作った小豆羊羹、みなさんに喜んでいただいて良かったです。もともとの計画では、枝豆を出す予定でした。しかし、枝豆がすっかり大豆に育ってしまい出せなくなりました。枝豆の代わりに、収穫して天日で乾燥したのち鞘から外した小豆で作った羊羹でした。

           豚汁,おにぎり,小豆羊羹などを食べながら談笑


 食事が終わると、子供たちはそれぞれ楽しんでいました。子供達の一番人気は、綿菓子作りです。ザラメを入れながら、吹き出た綿菓子を割り箸で器用にかき集めていました。ところで、籾殻(すくも)による焼き芋作りは残念な結果に終わりました。火の回りがとても遅く、このままでは焼き芋ができそうもありませんでした。夜から朝にかけて雨が降ったため、火を点けるのが遅かったのです。

     綿菓子作りを楽しむ子供達         火の回りが遅かった籾殻(すくも) 
 

 午後1時頃になるとパラパラと雨が降ってきました。このため、籾殻(すくも)による焼き芋作りは今回諦めました。少し暖かくなったサツマイモを籾殻(すくも)の何から取り出しました。そして、ふれあい祭りに参加された方々に配ることにしました。来年もトライするならば、早朝6時頃には火を点けておく必要があると思いました。

           籾殻(すくも)から取り出したサツマイモを手に取る子供達 


 ふれあい祭りは午後2時頃に終わりました。この頃になると、雨が本降りになってきました。テントの中で手早く、机や椅子,綿菓子製造機などを片づけしました。雨が降っているため、テントだけは撤収できません。テントの布が乾いた晴れた日に、有志が再び集まって撤収することになりました。
 去年は大雨のため、高塔広場で玉入れなどができませんでした。しかし、今年はお昼頃雨が降らず玉入れなどを楽しむことができてとても楽しかったです。参加された方々、お疲れさまでした。

     椅子や机などを片付け                 綿菓子製造機を綺麗に清掃
 


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2 コメント

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Unknown (元気なクマ)
2013-11-11 18:46:19
こんばんは。
このたびはお疲れ様でした。
焼き芋作り、大変でしたね。
今回のブログ記事、すみませんがクマのブログにリンクを張りました。
ご迷惑でしたらご一報ください。
(事後報告ですみません)
次は公民館祭り、これもよろしくお願いしますね。
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こんちには (東京里山農業日誌)
2013-11-12 12:40:01
ブログのリンク、了解しました。
今日12日、テントの撤収作業に行ってきます。
スクモで焼き芋を作る方法は、天候にとても左右されることに加え、焼く時間がとてもかかります。
来年トライするならば、早朝に火を点けておいて、おき火に芋を入れると良いようです。
天候に左右されない去年の方法が確実のようにも思います。
野外カマドと鍋などありがとうございました。
こちらこそ、今後ともよろしくお願い致します。
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