東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

中古ハンマナイフモアの回転刃を交換(1/3)

2013年01月23日 | 農機具,工具

 先日中古で購入したハンマーナイフモアですが、それなりに草刈りしますが、刃がだいぶ磨耗していることが分かりました。このため、刃を交換することにしました。普通の草刈機と違い、ハンマーナイフモアの刃は一つ刃の両側が刃として使えます。片方が磨耗すると、片側の刃と入れ替えすることができます。中古のハンマーナイフはもう片方の刃が使えることが分かったため、今回刃を入れ替えすることにしました。

         磨耗した刃(丸の部分)を入れ替えることにしたハンマーナイフモア


 最初刃は簡単に交換できると、たかをくくっていました。ところが実際に刃の交換作業に入ると、いやあ大変でした。今回は、3列の刃のうち1列しか交換できませんでした。その一番の理由は、とても古いハンマーナイフモアでしたので、刃が割りピンで止められていたことでした。その割りピンが錆などにより固着して、なかなか取り出せません。叩いたり,引っ張ったり,削ったり,油を注いだりと、苦労の連続でした。

     なかなか抜けない止めピン             やっと一対の刃を取り出す
 

 一つの止めピンで一対(2枚)の刃を止めています。取り外した刃を見ると、片側は磨耗していて丸くなり、もう片方はまったく磨耗していせんでした。この刃を見ると、新品時からまったく刃を入れ替えてこなかったことが分かりました。下の画像で、黄色の線が新品時の刃の位置です。

          左側は磨耗していない側の刃、黄色の線は磨耗した右側の刃


 刃は一対(2枚)からなります。磨耗した側の刃をひっくり返して反対にすると、磨耗しない刃側が表になります。そして、磨耗していない側を表にしてピンで止めると、草を刈り取る能力が元に戻ります。このように、ハンマーナイフモアは変わった刃の構成になっています。

   磨耗した一対の刃をひっくり返す          ひっくり返すと新品側の刃に
 

 しかしながら、この中古ハンマナイフモアは古すぎるのか、刃をピンと割りピンで止めています。このため、その割りピンをはずすのが、とても大変です。ほとんどが錆ついているため簡単には外れません。何個かは割りビンが割れていまいました。ちなみに、今販売されているハンマナイフモアは、外れない特殊ネジで止められています。割りピンを新たに購入するか、ピンを特殊ネジに交換しないと刃を交換できない事態になってしまいました。やれやれ、これは困った!

      右は壊れた割りピン、左は段がついた上に、割りピンが穴に詰まったピン

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