東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

キャベツ苗の鉢上げ

2008年08月17日 | 野菜:葉菜
 7月29日に種まきしたキャベツがだいぶ成長して混みあってきたため、鉢上げをしました。今までは小さな共同鉢に入っていたのを、一苗ごとのポット鉢への植え替えです。9月上旬に本畑に植え替えるまでの間、このポット鉢で育苗します。ポット鉢へは注意しながら移植しました。

              混みあって狭くなってきたキャベツ苗


 植え替えは最初、へらのようなもので共同鉢から一つ一つ苗を取り出します。そして、あらかじめ土を入れておいたポット鉢に移植します。このとき、葉や根を傷めないように最新の注意をはらいます。
 今の農家では鉢上げしないで、自動移植機で移植するための専用セル型鉢に種を蒔いて苗を育てているようです。私は古いやり方かも知れませんが、ビニール製のポット鉢を使って一つ一つ育苗しています。

     注意深く苗を取り上げ      苗を傷めないようポット鉢へ移植
 

 キャベツ農家ではいちいち鉢上げしていては経営的にマイナスだと思います。大量に育苗した苗をまとめて購入するか、自動移植機で植えられるようにセル型鉢で育苗しているようです。

             葉や根を傷めないように、やさしく苗を持つ


 苗を一つ一つポット鉢に移植しましたが、今後はこの苗を植える畑を整地しなければなりません。8月末までに、耕運機で畑を耕し,堆肥を入れ,害虫が入らないように白寒冷紗を張るなどの作業をするつもりです。
 秋は春と比べて野菜の生育期間が短いため、キャベツや白菜類は一度育苗に失敗すると取り返しがききません。

            ポット鉢への鉢上げが完了したキャベツ苗
コメント (2)
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