東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

サツマイモ苗移植、天気に一喜一憂

2006年06月10日 | 田舎暮らし
 昨日田植えの準備の後、夕方から雨がやみ曇りになったのででサツマイモの苗を移植しました。去年干いもにチャレンジして失敗しましたが、その原因がサツマイモの品種が干いもに適さないためでした。このため今年は干いも専用品種を導入して試みることにしました。
 去年干いもに失敗したサツマイモは「ベニアズマ」でしたが、今回導入したサツマイモは「タマオトメ」という品種です。食味はベニアズマがほくほくに対して、タマオトメはねっとりです。

 しかし、今日の朝起きてがくぜんとしました。快晴で天気が良いため日射とと熱で移植したサツマイモの葉が枯れる恐れがあるからです。一般にサツマイモの移植に適した季節は梅雨です。梅雨に入るまでは天気が良く乾燥しやすいため葉が枯れるリスクが非常に高くなります。仕事に行く途中に畑に寄って緊急に日除けの処理をしました。黒い寒冷紗を張り、その上に稲わらをかけてサツマイモ全体が日射にさらされないようにしました。

 農作業をしていると気候のよしあしに一喜一憂させられ、作物を守るためにとてもストレスが溜まります。今日夕方仕事から帰る途中また畑に寄りました。まだ枯れていませんでした。根が生えそろうまであと一週間は目が離せません。
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