ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

経験からくる知恵こそが「老人力」・・・

2009年10月22日 | Weblog
「朝日新聞」2009.10.20付けより。

スポーツ欄のコラム“EYE”で編集委員の西村欣也氏が書いていることだった。ここでは、寄せ集め弱小球団と言われてきた楽天を、クライマックスシリーズ第二ステージまで導いた野村監督について述べられていた。

せっかく、ここまで強い球団に作り上げてきたが、契約の期限切れで今年限りとなった野村監督の無念さについて、「人を遺すために、せめてあと一年監督を続けたい」というのが老将の願いだったと表現している。

試合後のボヤキは名物のようになっていた。毎回テレビで放映される野村監督のボヤキがらみのコメントは楽しみでもあった。選手について、「三流は無視、二流は称賛、一流は非難」という野村語録もあるようだ。

選手個人個人はこれを実感しながら、練習に試合にのぞんでいるのだろう。つまりいろいろとボヤキのなかで厳しく言われることこそ一流選手の証明なのだろう。そのボヤキが選手を育てていったともいえそうだ。

今年のプロ野球では、むしろ所属球団の選手の活躍がかすんでしまうほど最も存在感があった監督ではないだろうか。「老人力」はすっかり忘れていた赤瀬川原平さんの著書の題名だが、ここでは“経験からくる知恵”という実に前向きな考え方だなと思った次第。

ついついあれこれと頑張って準備してしまう。

2009年10月22日 | Weblog
ホームページ「どらく」2009.10.15より。

ここでは三宅(祐司)さんは「準備」ということについて述べていた。やっている芝居はコメディーということもあって、公演のたびにギャグ表をつくっているという。2時間ちょっとの芝居に110~120のギャグを盛り込んでいる。平均すれば1分に約1回だ。当然ながらそれだけつくるにはのたうちまわるらしい。

舞台は当然として、テレビの司会でもきっちりと準備をしてのぞんでいるようだ。30年の芸歴があるにもかかわらず、準備は欠かさない。失敗するのはその場の雰囲気で何とかなるだろうと思っているときのようだ。

いつも周囲に満足感を与え、期待を裏切らないように心掛けている。とくに打ち上げの席で「じゃあ最後に三宅さんひと言」と振られたときは大変なような。キメの言葉を喋るとき、いつでも「やっぱり三宅さんが仕切るとおもしろい」と言われるために頑張って準備してしまうらしい。

本来の仕事が終わっても軽く流さないできっちり最後までスタッフ、仲間まで満足させようとするサービス精神はやはりプロを感じさせる・・・な。

(このインタビュー記事を読んだら今公演中の芝居を見たくなってしまい、昨夜さっそく30周年記念公演の「ステルスボーイ」を観てきた。期待度は90点くらいだったが、個人的には65点かな・・・やや期待が外れたかも。頑張って観にいった割には・・・だな)