「トップ・プロデューサーの仕事術」梶山寿子著より。
これは、気鋭のアートディレクター・佐藤可士和さんについて語られていた中にあったフレーズ。佐藤さんは若いころ作品を説明するには言葉はいらないと考えていたようだ。作品がすべてを語ってくれると信じていたものの、実際周囲には理解してもらえなかったと述懐している。
そんなことから、佐藤さんは人にモノを伝えるのは大変なことだと気づいたのだった。社内で難しいものは当然ながら、クライアントの宣伝部、経営者たちのハードルを越えることは不可能に近かった。
なぜこのデザインにしたのかという制作意図を論理的に説明しようとしてもうまくいかなかったという。それが説明できるようになるまでには5年間訓練した後、ようやくスキルが上がったようだ。そして頭の中を整理するとすべてが明快に説明できるようになっていた。
結果的に伝えたいことが整理されると、作品にも説得力が加わったという。まずは、本質を捉えて言語化することができれば、年齢や立場などを超えて相手に理解してもらえる。これが意外なた近道だったようだ。その時の苦労が今の活躍につながっているのだろう。
これは、気鋭のアートディレクター・佐藤可士和さんについて語られていた中にあったフレーズ。佐藤さんは若いころ作品を説明するには言葉はいらないと考えていたようだ。作品がすべてを語ってくれると信じていたものの、実際周囲には理解してもらえなかったと述懐している。
そんなことから、佐藤さんは人にモノを伝えるのは大変なことだと気づいたのだった。社内で難しいものは当然ながら、クライアントの宣伝部、経営者たちのハードルを越えることは不可能に近かった。
なぜこのデザインにしたのかという制作意図を論理的に説明しようとしてもうまくいかなかったという。それが説明できるようになるまでには5年間訓練した後、ようやくスキルが上がったようだ。そして頭の中を整理するとすべてが明快に説明できるようになっていた。
結果的に伝えたいことが整理されると、作品にも説得力が加わったという。まずは、本質を捉えて言語化することができれば、年齢や立場などを超えて相手に理解してもらえる。これが意外なた近道だったようだ。その時の苦労が今の活躍につながっているのだろう。