ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

自宅でしこしこ練習しているだけではおもしろくない・・・

2009年10月13日 | Weblog
ホームページ「どらく」10.9より。

「ピアニストとしての原動力は?」という質問に対して中村(紘子)さんは“「好き」ということ”と答えている。演奏家は舞台という非日常の場でふだん味わえない音楽体験ができ、お客さんからの反応を感じ取ることができることが素晴らしいと感じている。

それは演奏家しか味わえないことだろう。お客さんの反応がわかるからこそそれが嬉しいと語る。譜面どおりにきちんと弾けていれば、一定のレベルまではいけるが、それだけでは人の心に響く演奏家にはなれないという。

そういえば、芸術関連のことはすべてに通じそうだ。絵画も作品を発表する場(展覧会)などがあればこそ、いろいろなテーマに挑戦していくこともできるのだろう。文芸作品も読者に大きな感動を与えられる作品となれば限られるのかもしれない。

中村さんは一つの曲をモノにするのには、場合によっては2年では足りないこともあるらしい。これほどのプロであってもそうなのかと思わせられる。それには日々の努力が必要で、自分の血肉になるまで弾き抜くことだという。実にプロの世界の厳しさを感じさせる。

人に感動を与えるっていうことは、そうそう簡単ではなさそうだ。ホテルやレストランのサービスでも当たり前のことだけでは、何も感じない。やはりなにか素晴らしい、マニュアルを超えたサービスがあってこそ印象に残るのかもしれないな。

そう考えれば、仕事はすべて発表の場だという考え方もできそうだ。そこで、いかに相手に満足をしてもらえるか、リピーターになってもらえるか、記憶に残してもらえるか・・・。結果が出なければ、創意工夫はまだまだ無限にあるのかもしれないな。