ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

いまの時代はあらゆることに対してイベントが必要となっている・・・

2013年06月30日 | Weblog
いまの時代はあらゆることに対してイベントが必要となっている・・・

「ビジネス革新の極意」鈴木敏文・齋藤孝著より。

この章のタイトルは“ニーズを感知し、人々を刺激するイベントの必要性”となっていた。とくに閉塞感がある現代では、人々は刺激を求めているということだった。

商売でも常に提案型のイベントは非常に大切だと、鈴木氏は述べている。イベントは人々の注意をひきつけるものだった。誰かが並んでいると、そこに何があるのだろうと気になるものだ。

かなり前のことになるが、イトーヨーカドーで消費税分還元セールを行った時のことだった。5%の値引きで、期間中の売り上げが6割増という盛況だったと振り返っている。高級品のカシミアコートがよく売れたようだ。

すでにコートは持っているはずなのに、より質のいいものを求めて購入している。つまり消費税分還元セールにイベント性を持たせて、お客様の心理を大きく刺激したのが効果的だったのだ。


農作物はある朝突然に“満開”になる・・・

2013年06月29日 | Weblog
農作物はある朝突然に“満開”になる・・・

「思い出した夢は、実現する」中谷彰宏著より。

これを実感したのは家庭菜園でミニトマトなどを作っているからかもしれない。今朝も真っ赤になったトマトを収穫できた。数日前まではまた実も青かったものが、今朝は同時に10個以上も赤くなっていたのだ。

もし、赤くなったトマトを買うだけならお店で安く買える。家庭菜園でつくるとなると、数か月もかかるし、土を整え水や肥料のことも考えねばならない。農家の人も買った方が安いといっているようだ。

しかし、家庭菜園のよさはなにより新鮮さだ。収穫してすぐに食卓に並べることができる。この新鮮さこそが贅沢だと思える。どんな八百屋やスーパーの店頭でも自宅で作ったものほど新鮮ではない。

しばしば省エネと言われてから、緑のカーテンという言葉も聞かれるようになった。つまり、ゴーヤやキュウリ、ヘチマ、アサガオなどの葉っぱで壁(カーテン)を作るものだ。今年はゴーヤのほかにインゲンでカーテンを作っているが、連日収穫でき食べられるのが嬉しい。


子供の頃、なりたかったものを、思い出そう。

2013年06月28日 | Weblog
子供の頃、なりたかったものを、思い出そう。

「思い出した夢は、実現する」中谷彰宏著より。

この本のサブタイトルは“少年力で成功する58の具体例”となっていた。また、次の3人のために書いたともある。1.今でも「少年の心」を持っている大人。2.「少年の心」を取りもどしたい大人。3.感動やドキドキを。取りもどしたい人。

このうち、自分はどれだろうと振り返ってみたが、1かもしれないと思った次第。つまり、言葉を変えれば、あまり成長していないということかもしれないが。またバカげたことも嫌いではない自分もいたりする。

大人になった人が自分のやりたいことを探すときには、子どもの時に自分がなりたかったものを思い出してみるといいらしい。もちろん時代は当時とは変わってるから、30年経っても同じような職業があるとは限らない。

しかし、その時代にはなりたかったものが、形を変えて存在するのだった。つまり新しいタイプの仕事でもあった。私の個人的は経験的でも、図工など何かを作ることが好きだったら、それも何らかの形で現在の仕事に活かせるとも思える。

大人になってから、改めて自分のやりたいことを探すのは大変だと思える。それより、むしろ子供の頃に夢中になっていたことを思い出したほうが、見つかりそうだな。

会議で大切なのは「意見」ではなく「アイデア」・・・

2013年06月27日 | Weblog
会議で大切なのは「意見」ではなく「アイデア」・・・

「あのプロジェクト成功の法則」齋藤孝著より。

まず、齋藤氏自身の主張は「会議ではアイデアを出したやつが偉い」「意見をいう暇があったらアイデアを出せ」というものだった。実に合理的でわかりやすい。それでこそ前進できるのだろう。

ほとんどの会議と言えば、資料の説明であることが多かった。また人の意見に対してどうのこうのと言って時間を費やしたりするものだ。しかし、実際に現実を変えるのはアイデアだった。

ネガティブな意見をいう暇があったら、よりいいアイデアを提案すべきなのだろう。会議ではブラッシュアップしたアイデアが出るのがベストだといえる。

ヤマト運輸の場合、骨格となるものが、若手社員から出てきたようだ。会議はバスケットやサッカーと似ていて、5~10名前後がいいらしい。それ以上だと連絡、確認だけの作業になってしまうか。


上手な「しばり」をかければ、会議でアイデアが炸裂する。

2013年06月26日 | Weblog
上手な「しばり」をかければ、会議でアイデアが炸裂する。
「あのプロジェクト成功の法則」齋藤孝著より。

二代目社長の小倉氏はアイデアを出させるために、ちょっとしたコツをつかったという。それは、何でも自由にアイデアを出してくれ、というものではなかったのだ。

むしろ、基本的なしばりをかける、上手な限定をするというところがポイントだった。そういえば、学生時代に作文のテーマは自分で考えて書くように、と言われるよりも先にテーマや題名が提示されていたほうが書きやすかったものだ。

そこで、小倉氏は若手社員にこの新しいサービスの特徴として「スピーディーな小口輸送」「わかりやすい料金体系」と説明したようだ。このように考えるポイントが明確だからこそ、アイデアはいくつも出てきたのだった。

若手社員の柔軟な発想は貴重だったのだろう。むしろ害があるのは、業界の常識に染まっている人だったらしい。「手間ばかりかかって採算が合わない」などという意見がでたかもしれないし。


コンセプトを端的に示したネーミングが大事。

2013年06月25日 | Weblog
コンセプトを端的に示したネーミングが大事。

「あのプロジェクト成功の法則」齋藤孝著より。

ここでは「宅急便」をとりあげていた。いかにも一般的な言葉のようだが、これを商品名として使えるのはヤマト運輸(登録商標となっているため)だけだった。一般的には宅配便となるところだろう。

プロジェクトが成功するために大切な要素は、コンセプトがはっきりしていることだった。そこでまずネーミングは大事だったのだ。かつてのNHKの人気番組“プロジェクトX”もサブタイトルは「挑戦者たち」だっとという。

もし番組のタイトルが“日本の挑戦者たち”だったら、それほどブレイクしなかったのではないかと振り返っている。確かにプロジェクトという言葉の方がコンセプトも明確でインパクトがありそうだ。

「X」は変数で、そこに具体的ないろいろなプロジェクトを入れればいいのだった。そこで「宅急便」というもの三文字の中にシステムが説明されているからすごいものだった。自宅から自宅へ、急いで配達できるという意味合いが込められていたのだ。

この名前でやることは、常に早く運ぶということが基本になってくるのだろう。宅配を宅急と一文字変えるだけでも言い易いこともわかる。言い易い覚え易いというのもポイントだろうな。


プロジェクト力とは、無から有を生み出す力・・・

2013年06月24日 | Weblog
プロジェクト力とは、無から有を生み出す力・・・

「あのプロジェクト成功の法則」齋藤孝著より。

この本のサブタイトルはいくつか付いていた。まず、このタイトルの前には“齋藤孝のビジネス問題集”と、二つ目は“劇的に会社を変革する方法”、三つ目は“現実を変え、ピンチを切り抜ける具体案ーあなたは思いつけるか?”、というふうにこれでもかこれでもかたたみかけてくる。

そこで、まずプロジェクトということについて述べられている個所で気になったのが、の上記フレーズだった。日ごろ何げなくプロジェクトという言葉は使われているが、それはどんな意味合いがあるのかまでは考えていないだろう。

単に与えられた仕事をきちんとこなしていれば、それだけで仕事がうまくいくとは考えられない。また発展などはありはしないだろう。筆者は現代で一番求められているのは、新しい仕事を作りだすことだと考えていた。

そのためにはプロジェクト力がある人が求められていたのだ。プロジェクトの特徴は、部署を超えて、一つの目的に向かって集結し、一定期限内に成果を上げるところにあると齋藤氏は説明している。シンプルでわかりやすい。

成果を左右するのはリーダーの資質だった。その条件は3つあげていた。1.明確なビジョンをもっていること。2.ニーズの感知力。成功したプロジェクトはすべてニーズに支えられているという。3.強烈な意志を示し続けること。つまり何としてでもやり遂げるということだった。言われてみればどれも納得できそうなことばかりだ。


老いについて慣れるということが老いに耐える最も良き方法・・・

2013年06月23日 | Weblog
老いについて慣れるということが老いに耐える最も良き方法・・・

「老いてこそ人生」石原慎太郎著より。

しかし、これは単に老いに甘んじるということではなかった。その老いに耐えられない人は自ら死んでしまうこともあるらしい。その一例としてここではヘミングウェイをあげていた。

耐えるためにはまず慣れることが大事なことらしい。一般的な運動や仕事でもはじめ慣れないうちは、とても耐えられるかどうか不安なことも多い。しかし、何度か経験して慣れてくるうちに、耐えられるようになったりもする。

三島由紀夫も自分が年をとった時のことを思うと、つくりあげた肉体が衰退することを恐れていたようだ。石原氏によれば、三島氏は老いに対して怠慢で臆病だったと判断している。

慣れるというのは、あきらめるのと異なるともいう。たとえ高齢になろうとも走りたい場合は走るべきだという。走ることで少しでも老いを食い止めようとする姿は決してみっともなくなどないというのが氏の主張だった。

通勤途上でも一見して高齢とわかる人が、ジョッギングなどしている姿をよく見かけるが、すごいとも思える。そこそこ走れるという自信がなければ、人前で走ったりはしないだろう。

かつての花形も年をとればただの人というケースも多い・・・

2013年06月22日 | Weblog
かつての花形も年をとればただの人というケースも多い・・・
「老いてこそ人生」石原慎太郎著より。

筆者が感心したのは、かつての西鉄ライオンズの大投手稲尾和久(故人)だった。若い人にはほとんど聞いたことさえない名前だろうが、西鉄ライオンズ(今の西武)の黄金時代を築いた一人でもある。

彼は連日の登板酷使にもたえて、年間42勝も上げたことがあった。しかしそんな厳しい使い方をされて選手としての寿命は短かった。一般的にはいくら現役時代に一流として活躍しても、年をとったらただの人になってしまうようだ。

ところが、石原氏によれば稲尾の場合は、年齢に応じた成熟をとげて、野球以外の局面でも人の心を捉える魅力を育み培っているのにしみじみ心を打たれたと語っていた。今なら桑田氏がさまざまな方面で歓迎されているのも似たようなものだろう。

若い頃強い、素晴らしい肉体を誇ったことのある人間ほど、それが衰えた時にかつての肉体への郷愁に襲われるものらしい。だからむしろ、別の主題を人生の中で見つけることが大切だというようなことを述べていた。

いくら過去の栄光を思い出したところで、現在は変わるわけではない。むしろ、今何ができるか、自分にとって価値があることなどんなことかを見つけて有意義に過ごさねばと感じた次第。


こだわりをもっている生産者の熱い言葉は、お客さんの感性によく響くことが多い。

2013年06月21日 | Weblog
こだわりをもっている生産者の熱い言葉は、お客さんの感性によく響くことが多い。
「そうそう、これが欲しかった!」小阪祐司著より。

たまたま数日前からマーケティング関連の話題になってしまった。しばしばスーパーの野菜や果物売り場にいくと「○○さんが作った野菜」とか生産者の顔写真がその商品の近くに置かれているのを目にする。

それを見るとこの名前の人が丹精込めて作ったものとわかる。しかも顔写真があることで責任や自信さえも感じられる。しかも、その作った人の思いが込められた一言があればなさら説得力もありそうだ。

ここでは、生産者が書いた直筆の手紙(それにはこだわりが書かれている)をそのままの状態で公開した例があった。お店の人が読み心を動かされるものは、お客さんの心を動くのではないかと考えたそうだ。

やはり、それは商品を作る側の気持ちがストレートに伝わって結果をもたらしたようだ。そこには「なぜ」この商品にこだわって作ったがが書かれていたのだった。まずは読んでもらうことかな。


送り手の自己満足から脱却して、相手の心を探っていく。

2013年06月20日 | Weblog
送り手の自己満足から脱却して、相手の心を探っていく。

「ビジネス革新の極意」鈴木敏文・齋藤孝著より。

この章でのタイトルは「過去の成功体験を否定し、新しい型を生み出す」となっていた。実にシンプルだが大事なことだとも思える。状況は常に変化していいることを念頭におかねばならないということだろう。

ここでは、鈴木氏の興味深い経験が述べられていた。かつて東販に勤務していた若い頃、「新刊ニュース」を編集していたのだが、そこには本の目録ばかりが掲載されていたという。苦労した割には、部数は5000部しか出ていなったそうだ。

鈴木氏は、「新刊ニュース」を読む人は本をよく読む人だと考え、それならむしろ息抜きが必要だと感じたという。そこで、目録はぐっと減らして、ショートショートや風刺漫画、著者インタビューなどを入れてみたのだ。

すると13万部となって、赤字どころか黒字に転換してしまったという。つまり本をよく読む人には、目録がたくさんあればいいという思い込みは送り手の押しつけだったのだ。相手の立場に立てば、むしろ息抜きが必要だったことがわかる。

こんな教訓は小売業に移った場合でも同じように考えられるのだろう。常に売り手側の論理が通用していたというのは、かなり昔のことだったのだろう。大事なのは、買う側のお客様がその商品にどのような価値を見出すかどうかだった。


マニュアルは変化のスピードに耐えられない。

2013年06月19日 | Weblog
マニュアルは変化のスピードに耐えられない。
「ビジネス革新の極意」鈴木敏文・齋藤孝著より。

前日は、ビジネスに関して、ハウツーものの本について触れたが、マニュアルにも同様のことが言えそうだ。鈴木氏は従業員やパートさん向けの教育用ビデオやマニュアルを作って欲しいという意見を聞くことがあるという。

それに対して氏はそのようなものは不要であり、むしろ有害だと考えていたのだ。マニュアル経営を全面的に否定していた。人に一律の教育を施すのはなかなか大変なことだとも思える。

齋藤氏は、仕事を覚えるためにはやはり大事なのは自分で考えながら覚えていくことだと述べていてる。マニュアルで可能なのは簡単なことだけで、仕事の中身はそれに頼っていては変化に対応できなくなってしまうようだ。

マニュアルは作る側とそれを利用する側では、考え方が異なっている場合もあると指摘している。確かにそれまでの経験や知識も異なるから、解釈も一律とは考えらない。

もしマニュアルを使う場合には、マニュアルと現実には差があることもチェックする必要がありそうだな。私は時どき、“一見完全に見えるものこそ不完全”ということを念頭に置いているが。


ハウツーものの本というのは過去のことをまとめている・・・

2013年06月18日 | Weblog
ハウツーものの本というのは過去のことをまとめている・・・
「ビジネス革新の極意」鈴木敏文・齋藤孝著より。

これは鈴木氏の経験から語っている言葉だった。仕事をしていく上では、ハウツーものの本で簡単に答えを得ようと思うより、むしろ自分で考える必要があるというのが趣旨だった。

つまり、今の環境や客観情勢は過去のものとは異なっているので、必ずしも同じやり方でうまくいくとは限らないという意味だった。また、ノウハウとはいっても、たまたまその人がやったから成功したことの方がほとんどではないだろうか。

鈴木氏は、「これだけ激変する時代には過去の事例は参考になりません」とはっきり言っている。本は趣味で勉強するくらいで、それを元に何かに役立てようとするのは間違いだとも述べていた。

齋藤氏もそれに同感していた。本を作る場合も、むしろマーケティングしても出てこないような本のほうが大きく当たると実感していた。大事なのは自分の身体感覚だったようだ。


世間話ができるということだけでも、コミュニケーション力としてはあるレベルに達している。

2013年06月17日 | Weblog
世間話ができるということだけでも、コミュニケーション力としてはあるレベルに達している。

「発想力」齋藤孝著より。

ここでの小タイトルは“カットイン会話術”となていた。なんだか聞き慣れない言葉だ。まず世間話の前に、「間がもたない」や「気まずい」という感覚を持っているかどうかが問題だった。

ある意味その場の空気が読めるかどうかということでもあるだろう。すでに話が盛り上がっているときに、つまらない質問でその場の話を途切れさせてはまずいのだった。

齋藤氏は会話のうまさは、車の運転に似ているという。つまり車の車線変更にたとえていて、初心者ほどうまくいかないからだ。ここでのポイントは若干加速しながら隣の車線に入ることが大事だったのだ。

車も話も流れに乗るために必要なのは加速だった。だからこそカットイン会話術を意識することだったのだ。流れについていく「間の感覚」を身につけたいものだな。


給料をもらうということは、ゲームに参加させてもらえているということだ。

2013年06月16日 | Weblog
給料をもらうということは、ゲームに参加させてもらえているということだ。

「発想力」齋藤孝著より。

プロ野球の世界でも一般の企業でも即戦力を求める傾向があるようだ。じっくりと育てて戦力になってもらおうというほど会社は待ってはくれない。

かつては、新入社員で入ってから数年間はさまざまな研修があって、会社側にも新人を育てようという気があった。しかし、今ではすでに力があると思われる学生だけを採用しようとしている。

人事担当はある意味、スカウトとも考えられる、希望する学生のうち将来性がある学生だけを採用するのだが、必ずしもうまくはいくわけがない。しばしばマスコミでも言われるように、3割は3年以内に退社してしまうらしいから。

いずれにしても、2,3年は給料を払いながら仕事を覚えてもらうというのが、会社のやり方だろう。しかし、そんな会社側の思惑とは異なり辞められたら大損になってしまう。

ならば、できるだけ即戦力を求めようということにもなるのかもしれない。プロ野球でもスカウトの目で判断して、ドラフトで指名するわけだが、必ずしも上位の選手が5年後10年後にも活躍しているとは限らない。まあ、そこが面白いところでもあるのだろうが。

半人前の期間中でもある程度の給料はもらえる。それはゲームに参加させてもらっているということでもあるようだ。あとは、それを面白くできるか、あるいは勝っていけるかどうかは本人次第かも。