ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

自分の能力を発揮しやすい場所に身を置こうとする・・・

2009年10月14日 | Weblog
「凡人が一流になるルール」齋藤孝著より。

これは渋沢栄一ルールの部分にあったフレーズだった。日本資本主義の父と言われる渋沢栄一(1840~1931)は、生涯で500社余りの企業と、600余りの社会福祉関係事業の設立にかかわっていた。

一例として、第一国立銀行(現・みずほ銀行)、東京海上火災保険、東京ガス、東洋紡績、サッポロビール、キリンビール、帝国ホテル、東京証券取引所、東京商工会議所・・・。

そんなところから、齋藤氏はお札の図柄にもっとも相応しい人物だと思っているようだ。そう言われれば、いままで文学者などが何度かお札の図柄になっているが、渋沢は忘れられていたようだ。

渋沢は大蔵省で目覚ましい活躍をしたが、自身はむしろ実業界が向いていると考えていたのだ。そこで、ここでのルールは「自分の得意な分野で勝負する」となっていた。

仕事でもっとも自分が力を発揮できるのは、自分が得意なやり方で仕事をしている時だろう。だから、必ずしも人が作ったマニュアル通りのやり方がベストとは限らない。まずは自分の長所、短所を見極めることかな。

マニュアルにはむしろ一般的なやり方、無難なやり方しか書かれていないものだ。マニュアルをはるかに超えて、独自のやり方ができたときに、本来の仕事の能力が発揮できるのではないだろうか。