「他の店が泣いて悔しがるサービス」香取貴信著より。
それにしても、この本のタイトル自体がかなり大げさな気もする。それはいったいどんなサービスだろうかと気になってしまうくらいだ。
ここには毎年120%もの成長率をつづけているある美容室の例があった。そこのオーナー社長は“利益よりも大切なものがある”と考えているようだった。
それが“感動”ということだった。筆者によれば、そのどこの店舗でも、扉を開けて中に入るとお客様とスタッフの楽しそうな笑い声や笑顔があるという。
その店のスタッフたちは単に髪を切るだけにとどまらず、いろいろな相談相手にものってくれるらしい。また驚いたことにはお客様を優先するため、閉店時間を過ぎても受け付けてくれるという。
100名近いスタッフは、お客様が喜ぶことはみんなでなんでもやろうという意識をもっているというからすごい。基本は「お客様の小さな期待を裏切らない」ことだそうだ。これが継続できているところが素晴らしい。