ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

安いからうれしいどころか、安いから未来がなくなる・・・

2009年10月05日 | Weblog
「R25」2009.10.1号より。

最後のページにある石田衣良の連載エッセイのなかのワンフレーズが気になった。一消費者からみれば、モノが安くなれば嬉しいと思うもの。しかし、そればかりだとやがて経済は少数の勝者と無数の瀕死の企業を生んでしまうことになる。

今の世の中、なかなか消費経済は上向いてこない。さまざまなものが安い方向へ向かっている。まずは従業員の給料はかつてよりかなり下がっている。さらに最も高い経費である人件費を削減するために早期退職によるリストラも頻繁に行われている。

格安の商品を提供できる一部の企業(ユニクロ、ニトリなど)は売上を伸ばしているものの、その他ほとんどは厳しい現状のままだ。安くて品質さえ良ければ、消費者は喜ぶだろう。

でも、いつも同じように安いものでは飽きがくるのではないだろうか。デパートでも高級品やブランド商品が売れなくなると売上は低迷してしまう。たまには自分へのごほうびとして楽しいムダづかいをしてみると元気がでる・・・かな。(でもムダづかいするほど余裕もないかぁ、う~む)