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これはマラソンのペースメーカーのことを指していた。彼らのミッションは、参加選手が牽制し合ってスローペースにならないように、主に30キロまでレースを作ることだった。一定のペースでレースを先導することで、選手の負担を減らし、風よけにもなるという。
ここに“豆知識”があった。今ではメジャーなマラソンレースには必ずといっていいほど存在するようだ。エージェントから3人1セットで派遣され、30キロまでレースを作る、などだった。
そういえば、今年の2月17日東京マラソンをスタートから約1キロ地点で観戦したが、その際も先頭を走ってきたのは4,5人の黒人選手だった。招待選手だろうかと勘違いしていた。
5人のうち3人はフルマラソンで2時間8~9分台のタイムを持つほどの実力者だったのだ。彼らは選手としてよりも、確実にギャラを手にできる仕事をしていたのだ。
海外ではペースメーカーとしての実力さえあれば、1レースで2万ドル(約210万円)以上も稼げるという。実に限られた陰の仕事人ではあるが、できる年齢は限られそうだな。