ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

最後のドルをつぎ込む対象はなんだろうか。

2009年10月09日 | Weblog
「凡人が一流になるルール」斎藤孝著より。

カーネギーのルールでは「時間、労力、財力を、一点に集中させる」とあった。つまりこの3つを分散させてしまうと、事業をなす時にはうまくいかないということだった。つまり本業に集中することが大事だと言いたかったようだ。

ここに面白い比喩がある。「レンズで太陽光線を集めると、一気に熱を帯びて燃え上がる。これと同じように、自分の資本のすべてを一点に注げば、焦点化作用によって質的変化が起きて、資本投入の効果が何倍にもなって膨らむ」とあった。質的変化が起きるほど集中することが必要なようだ。

“最後のドル”までつぎ込むとは、ギリギリのところまで資金を投入せよということらしい。斎藤氏は自身を振り返って、学生時代の資本投入は主に本だったという。エンゲル係数ではなくブック係数が高くて苦労したようだ。いまでは十分それを回収できただろう。

普段なかなか、時間、労働、お金の3つを意識して考えたことなどなかった。もう遅いだろうが、若いころからの心掛けが大事と思わせられるな・・・。(たいていは後の祭りであることの方が多いかも)