ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

「根拠なき自信」

2011年07月31日 | Weblog
「ひらめきをカタチに変える58の方法」茂木健一郎著より。

これは茂木さんの好きな言葉の一つだという。根拠もないのにどうして自信がもてるのだろう、と実に気になった。もともとは歌手のスガシカオさんの言葉だそうだ。

スガさんは、29歳まで普通の会社員をしていたが、ある日突然プロの音楽家を目指して辞表を提出したという。デビューの見通しがなかったが、「根拠のない自信があった。そうとしか言えない」と言ったそうだ。

それにしても、思い切ったことができるものだ。よほど自分の才能に自信があったのだろう。またそれまで何かである程度の手応えがなければ、いきなりプロを目指すことはないのではないかな。

茂木さんは、人生の中で自分の輝きを放つためには、この「根拠なき自信」が絶対に欠かせないという。そういえば、日常でも今までうまくいったから次回もうまくいくだろうという気持ちで過ごすことは多い。

実際は、前回がうまくいっても、同様な結果になるという保証はない。多くの場合、人は未来を楽観的に見ることで、前進しようとするようだ。人はみな、多かれ少なかれそうした楽観主義があるからこそ、生きていけるのだろう・・・な。


偶然を幸運に結びつけられるかどうかは、実は脳の使い方次第・・・

2011年07月30日 | Weblog

「ひらめきをカタチに変える58の方法」茂木健一郎著より。

(前日のつづき)
ここでのポイントは3つあった。それらは「行動する」「気付く」「受け入れる」だった。

1.「行動する」とは、自分だけでアイデアをあたためていても、ダメということだった。頭の中で考えているだけでは前には進まないか。たしかに納得。

2.「気付くこと」。気付くためには自分の身の回りで起こっていることや、感じていることを観察することが大事だった。日頃の準備ということになる。

3.「受け入れる」とは、自分の考えと異なっていても拒否せずに、とにかく素直に受入れることだった。そのことで何か新しい発見も期待できる。

またいろいろな人に出会うことも大切なポイントだった。偶然はコントロールできないが、それを幸運に結びつける行動、意識は自分でコントロールできるようだ。奥が深い。


どんなにすばらしいアイデアがあっても、それだけで道が開けることはない。

2011年07月29日 | Weblog
編集「ひらめきをカタチに変える58の方法」茂木健一郎著より。

さらに何が必要かといえば、人や状況との偶然で幸福な出会いだという。それらが最初のきっかけだったのだ。

たとえば世紀の大発見も偶然の出会いによって生まれたケースが多かった。ノーベル賞を受賞した田中耕一さんも試料を間違って混ぜてしまったことがきっかけだった。

白川秀樹さんの「電導性プラスティック」の発見も、実験中のミスで試料が焦げたのがヒントだった。偶然のチャンスを逃さずにつかみとり活かすことができるかどうかがカギだった。

茂木さんは、出会いを活かすためには2つの要素が欠かせないと考えていた。1つは、偶然の幸運に出会う力。2つ目は巡り合った偶然をつかみとるために必要な力だった。

どちらも、ぼやぼやしているとあっという間に逃げてしまうそうだ。ちょっとしたひらめきもすぐにメモしなければな。


「無意識」で見ることによって、かえって本質がわかることがある。

2011年07月28日 | Weblog

「ひらめきをカタチに変える58の方法」茂木健一郎著より。

これは筆者の茂木さんが「プロフェッショナル 仕事の流儀」で、デザイナーの吉岡徳仁さんにアイデアを生み出す方法を聞いた時に感じたことだった。少し時間をおけば、客観的に見られるのと似ていそうだ。

ふつうなら、アイデアを形にするときに、たくさんのアイデアの中から一つを選ぶようにすることが多い。しかし、吉岡さんは一つのアイデアを「生き物」のように育てるという考え方だった。

実に面白い。一度できたデザインをブラッシュアップするために、身近においてほかの仕事をしながら時々チェックするという。つまりあまりのめり込んでしまわないで客観的に眺めているとうことだろう。

そのように無意識な状態でみることで本質がつかめるようだ。そういえば、関係ないかもしれないが、夜書いた文章も翌朝読み返すと書き直したくなることもある。そして自分で校正するのと似ているかな。

茂木さんは、脳の働きから言って、意識と無意識では情報の処理方法が異なっているという。意識=逐次処理で、1つづ処理していくしかない。無意識=並列処理で、複数のものを同時に処理できるという。何となく納得できそうだ。


思考のリフティングできらめきをキャッチする。

2011年07月27日 | Weblog
「ひらめきをカタチに変える58の方法」茂木健一郎著より。

珍しい表現だったので気になった。いいアイデアを出すためには、「ひらめき」が大事になってくる。ニュートンは木からリンゴが落ちるのを見て「万有引力の法則」のひらめきを得ていた。アルキメデスはお風呂に入った時、浴槽からお湯があふれることで「アルキメデスの原理」を思いついていた。

それらは当然ならが普段から常に頭の中で考えていたからこそ、気がついたのだ。それは「準備」とも言えた。思考のリフティングとは普段からどれだけ勉強しているか、自分の頭で考えているかという努力だった。

スポーツ選手のトレーニングと同じようなものだった。サッカー選手がボールコントロールを養うためにリフティングという練習をすることから、思考でもその基礎となるリフティングが大事だという意味のようだ。

創造性にも常に基礎練習が必要だった。つまり常に考え続けること、疑問を持ちつづけることだった。またひらめきを生むためにはリラックスした状態をつくることも大切だという。偶然だけのひらめきではなく、それなりにいろいろな準備が必要なことを感じた次第。

「集中して仕事ができるパターン」を作る・・・

2011年07月26日 | Weblog

「ひらめきをカタチに変える58の方法」茂木健一郎著より。

仕事で自分が一番うまくいく時のパターンのようなものを覚えていられれば、次の機会にもそれが応用できそうだ。どうすれば集中できるのかということだ。

そこで例にあったのがメジャーリーガーのイチロー選手だった。打席に立つまでの間、必ず同じ行動をとっていました。そのためそのモノマネもしやすそう。また、ホームゲームの時には奥さんが作ったカレーを食べるとも言います。

どうしたら自分が最高のパフォーマンスができるかを身体を通して覚えているのでしょう。必ずしも前と同じパターンの行動をしたからといって同じ結果が出るわけではないでしょうが。

人は機械ではないし、その時々で状況も異なってくるもの。相手投手もまたそれなりに研究してくるだろう。それでもなおかつ、自分にとってのオリジナルなコツのようなものがあるに違いない。

いずれにしても、いまく行ったときの感覚を知っておくことは大事かもしれない。仕事でも自分が一番集中できる時間帯は個人で異なるもの。その時にアクセルを全開にできれば・・・。


仕事を始める時は、前提条件なしに本題に入り、アクセルを思い切り踏み込む。

2011年07月25日 | Weblog
「ひらめきをカタチに変える58の方法」茂木健一郎著より。


実は、この本の目次を眺めているうちに、“「タイガー・ジェット・シン仕事術」のすすめ”、という項目が気になったのだ。これはこの本の半分くらいの部分にあった。

そして、上記のフレーズにあげたのが、まさにそれだった。タイガー・ジェット・シンはもう30年ほど前にアントニオ猪木やジャイアント馬場と死闘をくり返していた悪役レスラーのことだ。

彼は会場に現れると、いきなりサーベルをもって暴れ始めるのが特徴だった。観客を襲うふりをするのだ。そして、リングにあがっていきなり相手の選手に攻撃を始めていた。

そんな彼の闘うスタイルを仕事に応用しようというのが茂木氏だった。やはり前提条件にばかりこだわっていると、活力、集中力に欠けてしまう。いきなり本題に入って、スピード、集中力をもってやってしまうこともポイントかも。



脳は「いつまでにこれを終わらせる」という目標設定をしたほうが、実行しやすい。

2011年07月24日 | Weblog
「ひらめきをカタチに変える58の方法」茂木健一郎著より。

しかも、この時間はあまり長いと効果がないようで、明日始める、とか一週間後というのはあまり意味がなさそう。むしろ、1時間以内にのほうがいいようだ。

つまり脳は長いスパンで目標を覚えているようにはできていないからだった。今年や今月の売上げ目標などいつも覚えていられないだろう。ところが今日の売上げ目標となれば頭に残りやすい。

何かを実行する場合、1~2時間で終わるものに集中することが大切だという。茂木氏はこれを「1時間セットアップ法」と呼んでいた。自分でそれなりに短い時間を設定するのは意味がありそうだ。

茂木氏はしばしば、行動に「タイムプレッシャー」をかけるようにしているという。これで脳に負荷をかけ、乗り越えたときの喜びで、脳の回路が鍛えられるようだ。

たしかに達成感を味わえれば、また次に行こうという気にもなるかもしれない。しかし、次への間が長すぎると冷めてしまうだろう・・・な。いずれにしても自分で締め切りを設定できるかどうかがスタートかも。

人が成長する時のきっかけは、「背伸び」だと考えている・・・

2011年07月23日 | Weblog
「ひらめきをカタチに変える58の方法」茂木健一郎著より。

茂木さんは、ブログを書くという行為は自分の行動を変えるのに最も適したツールの一つだと考えていた。たとえば、読んだ本の感想を日記として公開する場合、人に批評されるかもしれないという不安を感じていたようだ。

そのため読む本もしっかりとえらんだという。これも立派な行動の変化だと考えていた。難しいと思われる本に挑戦するのは背伸びということでもあった。

背伸びをするときに欠かせないのは他人の目でもあった。だから、ブログは「背伸びマシン」だとも茂木氏は語っているのだ。

ブログのなかで自分では、あることを達成すると公開宣言すれば、ある意味それはプレッシャーとなり、そのためのチャレンジが始まるのだろう。

そんな経験を通して成長できればもうけものかもしれないな。私のようにただ惰性で、だらだらと書いているうちは何の成長もないだろうが・・・

冗談っぽくホメたほうが相手は喜ぶ。

2011年07月22日 | Weblog
「すごい!ホメ方」内藤 誼人著より。

いきなりホメるといっても、あまり真面目すぎないほうがいいようだ。それは相手に負担をかけないですむからだった。

ユーモアを交えながらホメられればベストなようだ。つまり、やや大げさな表現をつかうことだった。たしかに大げさにやれば、喜ばれそうだ。

たとえば、「○○さんのリーダーシップには、ナポレオンも尻尾を巻きますよ」とか「○○さんとお会いできるとと思うと、うれしくって、昨夜は眠れませんでした。・・・」などのように。

どうしたら、こんな軽いホメ言葉がでるのだろうか。これは誇張する技法を身につけることだった。要するにホメ言葉のストックをつくっておくしかないようだ。できるかな・・・

ホメたい相手に「時間」をプレゼントする。

2011年07月21日 | Weblog

「すごい!ホメ方」内藤 誼人著より。

この本の目次を開いて、まず気になったのはこのフレーズだった。つまりモノを贈るのではなく、時間をプレゼントするのもいいアイデアだった。それならお金はまったくかからない。

相手から時間を割いてもらえるのは、かなり報酬的なことでもあった。ヘタなホメ言葉より、ずっとうれしいはずだという。確かにそこには“わざわざ感”があるものだ。

相手のために時間を割いてあげられるかどうかがポイントだった。たとえば、それは手書きのメッセージでもいえるだろう。もしお礼状が印刷ではなく直筆ならより嬉しく思えるものだ。

部下に好かれる上司は「部下への思いやり」があるもので、そんな人は部下のために時間を割いてくれる。つまり時間をプレゼントしてくれているということになる。


ホメてあげるなら、どんなウソでも「いいウソ」になる・・・

2011年07月20日 | Weblog
「すごい!ホメ方」内藤 誼人著より。

ウソでもいいからホメてあげるなら、それはいいウソだということだった。ここでのタイトルは“現状にホメるべきところがないときには、将来のことをホメろ”、となっていた。

これは無理にでもホメておいたほうが、あとでよい結果になるはずということだった。極端にいえば、それはウソでもかまわないという意味だ。

たとえば、勉強しない子どもをホメるときに、「あなたは、本を読むのが大好きな人になるよ」と、将来に期待が持てそうな発言をするのもホメ言葉になるようだ。

理屈っぽいことを述べるよりも、ウソでもいいからホメておけば結果として、効果的なことが多いようだ。まあ、ついたウソが本当になればもうけものだが。

本当に一流の人は、すぐに名刺を片づけたりしない。

2011年07月19日 | Weblog

「すごい!ホメ方」内藤 誼人著より。

これはビジネス上のことだろう。たった一枚のからも、何らかの会話のきっかけをつかもうとするのだ。つまりそれは相手のことに関心があるということを示している。

事務所はどのへんかとか、名前はどう読むのかでもかまわない。やはり相手がちょっとでも関心を持ってくれるとうれしいものだ。逆に手渡した名刺をすぐに片づけられると、さみしい気にもなる。

名刺に限らす、人に手渡したモノは何でもその場で気にしてくれるとうれしいものだ。粗品、チラシ、ご案内状、説明書、ご招待状などでも同じだろう。

かつて私の友人の名刺には彼の似顔絵のイラストが描かれていた。もうそれだけでも、その場でちょっとした話題にもなるものだ。しかし、写真では面白味もないだろう。

まあ、名刺交換直後の対応としては、その一枚からどれだけ会話の糸口がつかめるかも、ホメ力に関係がありそうだ。筆者は、渡した名刺をさっさとしまいこんでしまうような人とは、仕事をしたくないとまで言っている。


人を教育するときには、「教える」ことより「励ます」ことのほうがずっと大事・・・

2011年07月18日 | Weblog
「すごい!ホメ方」内藤 誼人著より。

たとえば部下が失敗したときなど、叱ったり注意することはしばしばあるだろう。しかし、言われた方はでは次には頑張ろうという気にはならない。むしろテンションが下がることの方が多いのではないだろうか。

ここでは、叱るより効果的なのは「励まし」だということだった。たとえば部下が失敗したときに投げかける言葉は次のようなものがいいいらしい。

「キミのいいところが、今回はでなかったな。残念だけど、次に出せればいいよ」、「普段のキミらしくなかったな。もうちょっと頑張れば、絶対うまくいくよ」などだった。

ある分析結果によると「良いマネジャーは、励まし上手」であるという特徴があるらしい。「キミには、能力はある。まだあらわれてないだけだよ」という励ましもあるという。

要するに言われた相手が前向きな気持ちになれるかどうかが一番大事なことのようだ。まあ、そのためにはそこそこ表現力も養っておく必要もあるかな・・・


人を教育するときには、「教える」ことより「励ます」ことのほうがずっと大事・・・

2011年07月18日 | Weblog
「すごい!ホメ方」内藤 誼人著より。

たとえば部下が失敗したときなど、叱ったり注意することはしばしばあるだろう。しかし、言われた方はでは次には頑張ろうという気にはならない。むしろテンションが下がることの方が多いのではないだろうか。

ここでは、叱るより効果的なのは「励まし」だということだった。たとえば部下が失敗したときに投げかける言葉は次のようなものがいいいらしい。

「キミのいいところが、今回はでなかったな。残念だけど、次に出せればいいよ」、「普段のキミらしくなかったな。もうちょっと頑張れば、絶対うまくいくよ」などだった。

ある分析結果によると「良いマネジャーは、励まし上手」であるという特徴があるらしい。「キミには、能力はある。まだあらわれてないだけだよ」という励ましもあるという。

要するに言われた相手が前向きな気持ちになれるかどうかが一番大事なことのようだ。まあ、そのためにはそこそこ表現力も養っておく必要もあるかな・・・