ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

ビジョンが燃料だとすると、目標がものさし・・・

2009年05月31日 | Weblog
「自分が輝く7つの発想」佐々木かおり著より。

“何かを成し遂げるには、ビジョンと目標の二つが必要”だと筆者は述べていた。ビジョンとは具体的な映像として想像できる光景だという。つまり将来成し遂げたい自分の姿を思い描くことになる。

もしそれが、英会話だったら、多くの外国人と楽しい会話を自由にしている姿になる。痩せようとする人はダイエットが成功したあとの姿を想像してみることだろうか。ビジョンは行動を起こすためのやる気の源だった。

それで、行くべき方向が分かったら次に具体的にどうしたらいいのかというのが目標になってくる。もし、体重を落としたいなら、具体的に食事をどうするかなど、生活面で1週間後、1ヶ月後、1年後などの目標を立てて実行することだった。つまりそれはものさしだと筆者は表現している。

何となくビジョンと目標といわれてもピンとこなかったが、これを意識することで仕事も日常生活も趣味も少しは面白くなりそうな気もするが。当然、人によってビジョンも目標も異なってくる。自分なりに何かちょっとした目標があるというのは励みにもなるかな・・・。

「成果」は、いくつかの原因の相互作用から生み出される。

2009年05月30日 | Weblog
「リアル仕事力」小阪祐司著より。

かつて筆者が「ビールが正価で売れる酒屋」のことを新聞のコラムに書いたことがあった。すると、その後「それはどういう手法なのか」という問い合わせがあったという。

実は結論からいえば、そんな一つだけの手法があるわけではなかった。そこの店主が取り組んでいたのは、お客さんとの人間関係づくりやお客さんの知らない酒の愉しみ方を教えて悦ばれ続けることだった。

そのような地道なことをコツコツと続けてきた結果として、ビールを正価で売ることもできたのだった。ここで大事なのは“売ることも”の“も”だと思った次第。お客さんはその店主からの情報が自分にとって役立つからこそ、その店を利用しているのだろう。

価値にはそのビールの価格以上のものが含まれていいるに違いない。人は何かが成功すると、その手法はいったい何だろうと、ただ一つのもの(ノウハウなど)を見つけようとする。しかし、それらの成果は目には見えるものばかりではなかった。

いくつかのものが作用していることが多い。むしろ目に見えないものにこそ、重要な要素が含まれているのだろう。そんな「見えないものを見る力」があるかどうかだな。学校の試験の答えのように「正解」があらかじめ用意されていることなどはないのだ。

また、人から言われたとおりにやったところでうまくいかないことの方が多いかもしれない。結局はマニュアルに書かれている範囲内のことでは感動も予想以上の期待もできない。言葉に表現できないことの中にこそ、大事な要素は含まれているのだろう・・・な。

多くの人は、練習量のわりに成果があがらないと感じる時期にやめてしまう。

2009年05月29日 | Weblog
「リアル仕事力」小阪祐司著より。

とにかく練習量こそが、技術の上達には必要不可欠だと感じる話があった。世界的に有名な心臓外科医の須磨久善先生は、たかい技術を習得するためには豊富な練習量と場数、手術の経験だという。それは当然のことだろう。

心臓の血管はティッシュペーパー一枚ぐらいの厚さだそうだ。それを縫うのは髪の毛よりも細い針と糸だった。きちんと縫い合わせないと、破れて出血してしまう。その技術の習得は人でするわけにもいかない。先生は犬好きで動物での練習もできなかった。

そこで、ティッシュペーパーを使って練習したという。ある技術に達するまで、数千枚縫い合わせたという。実に細かい作業を根気よく続けなければできないことだ。つまり「積み重ねる力」がなにより大事だったのだ。

相当つらいことはあったらしいが、医者にならなければよかったと思ったことはない、という。でなければ高い技術を要して、命にかかわる責任のある仕事はできないのだろう。それに比べれば自分の仕事ははるかに気が楽に思えてくるな。

何事も常識だからと、それ以上考えることをやめてしまうことが危険だし、もったいない・・・

2009年05月28日 | Weblog
「リアル仕事力」小阪祐司著より。

一般的なことや常識ばかりにとらわれていると仕事が行き詰ったり、面白くもなくなってくる。一般的には、ゴルフ場のレストランでは男性客が9割で、パフェなどスイーツ系は充実してないだろう。むしろ取り扱ってない場合の方が多いに違いない。

ところが、あるゴルフ場のレストランではパフェの開発をウェイトレス4人に一任して4種類を導入したのだ。すると意外にも売れ出したという。コンペの打ち上げに1300円の巨大パフェを注文するという。3人のグループでも4種類注文する男性客も少なくないらしい。

そして、パフェを加えることでレストランを利用する女性客も増えたという。つまり、ここには私たちが好きなものがあると好評なようだ。結果的にデザートの売上も5倍になったという。ちょっと常識をずらすだけでよかったのだ。

人に感動を与える何かも常識や一般的なところから、さらに一歩進んだところにあるような気もしてくる。いまは当たり前になってしまったが、一家に一台のパソコンも、歩きながら通話するケータイも30年前の常識にはなかったな。

「期待させる力」は、「留まらない」ということに深い関係がある・・・

2009年05月27日 | Weblog
「リアル仕事力」小阪祐司著より。

ある町の小さな酒屋での出来事が書かれていた。ある日得意客から結婚式の引き出物として、ワインと日本酒の注文を受けたときだった。普通なら言われた銘柄のものをセットにして納品するだけで済む。

ところが、彼は新郎・新婦向けのオリジナルラベルを作成して貼ったのだ。また箱の中にはそれぞれの酒の説明書を入れていた。その説明には、「新郎のおすすめワイン」とあって、新郎の人柄の紹介があって、この人柄のように○○な特徴があるワインですと書いていた。また新婦についても同様に説明があったという。

このような趣向は、当然ながら新郎・新婦の披露宴に参加された方々に喜ばれたとあった。やはり、ここまでやるか、というのを実行しているのがすごい。これが、ただホテルでの注文だったら味気ない寿ののし紙が箱につけられているだけであろう。

きっとあの酒屋の店主なら何かやってくれるのではないだろうか、という期待があったからこそ注文を出したのだ。日頃からの人間関係がなければ、このような注文もこないだろう。今がうまくいっているからと言って。そこに留まっていてはこのような発想は出てこないはず。

元吉本興業の木村政雄さんも、一流の芸人であり続ける秘訣は、一度売れてもそこに留まっていないことだという。あの人なら何かやってくれるだろうという「期待させる力」は、「留まらない」ことと深い関係があると小阪さんは考えていた。あとはそのお客さんが期待に応えられるかどいかが問題だろうな。

「思いつく」のは才能の問題ではなく、脳に蓄積された情報量に関係する・・・

2009年05月26日 | Weblog
「リアル仕事力」小阪祐司著より。

ビジネスにはテクニックやスキルを超えた力が必要だというのが筆者の主張だが、ここではそのうち「描く力」というものについて述べていた。描くとは具体的にわかりやすく表現するということだ。人の心を動かすことができなければ、商売、ビジネスはうまくいかない。

ここにはひとつの例があった。あるお茶店が作ったDMだった。そこには、皆様は、「もし人生最後の紅茶を飲むとしたら、この器で飲んでみたい!という器をもっていらっしゃいますか。私はもっています。・・・」とある。

そして、器の説明がされていたのだ。「同じ紅茶を入れても違う」「とても優雅な気持ちになる」ということが語られている。結果、お客さんの反応は仕入れた60客全部がほどなく完売したという。送付したのは700通で実際には、仕入れがもっとあれば売り上げはさらに大きかったのかもしれない。

説明にただ品質のよさやブランド名や価格だけ述べただけでは、こうは売れなかったであろう。また、「人生最後の紅茶を飲むとしたら」などという、こんな問いかけがなければ何も考えなかったことだろう。器に関心をもたせるための努力がうかがえる。

人によっては、これを人に自慢するための一品にしようと考えたり、自分以外の親や親しい人への贈り物と考えたのかもしれない。短くても人の心を動かせる言葉はあるものだなぁ。つまりこれが「描く力」というわけだった。コピー力だろうか。

蛇足ながら、筆者は競馬が好きらしく、名実況がレースをドラマに変えるとも述べていた。同じ野球中継もテレビよりラジオで聞いていると迫力を感じるものだ。当然ながら、アナウンサーの伝える技術(=描く力)も要求されよう。

日記のポイントは、どうでもいいことをどれだけたくさん記録しておけるかということ・・・

2009年05月25日 | Weblog
「なぜあの人にまた会いたくなるのか」中谷彰宏著より。

ホームページやブログに限らず、パソコン上で日記を書けば、いくらでもだらだらと書いてもページ数やスペースを気にすることはない。それが、もし手帳型だとある程度簡潔にまとめなければならないだろう。

学生時代の一時期大学ノートに日記を書いていたことがあった。書いたものを読むと内容もくだらないが、文字の乱れや下手さ加減に嫌気がさしてしまったものだ。

その点、ブログはお手軽で文字の乱れもなく助かる。もともと大事なことを記録しているわけではないから、勝手気ままに好きなだけ書ける。むしろパソコンには大事ではないデータをどんどん詰め込んでおいても、個人のパソコンである限りは、誰にも文句を言われない。

あと、ありがたいのは過去の日記からある一つのキーワードを探すときなど便利なことだった。手書きのノートや日記だと、それがいつ頃書いたのかさえ、見つけるのにも苦労する。検索はパソコンの得意技の一つだろう。

自分が書いた日記から、ある言葉や人物を探し出す際にはパソコンならストレスゼロだ。これからも、どうでもいいことをどんどんこのパソコンに詰め込んでいこうと思っている次第。

蛇足

数日前に書いている途中で、過去にある人物2人(三木たかしさんと荒木とよひささん)について触れていたことを思い出したが、いつどんな風に書いたかを振り返りたくなった。そして、検索すると一瞬にしてその年月日がわかったのは気持ちがいいもの。

「その商品を買うことによって、時間が節約できるかどうか」

2009年05月24日 | Weblog
「なぜあの人にまた会いたくなるのか」中谷彰宏著より。

人が物を買うのはそれが必要だからとか、楽しいからだろうが、筆者は新しいものを買う時の判断基準は上記フレーズのようなこともポイントらしい。

乗物の場合ならどちらがより早いかと考えた時に、バスをタクシーに切り替えることはよくある。私の場合、運賃ならバスはタクシーの六分の一程度で済むのだが、疲れている時はそんなことはどうでもよく、少しでも早く家でくつろぎたいと思うこともある。

その場合は運賃のことを度外視している。ただし、雨などでタクシー乗り場が長蛇の列になっていて待ち時間が30分以上かかりそうな時は別だが。

携帯電話が生み出しているのも時間だった。時には拘束感もあるが、やはりもう何年も身につけていると、なくてはならないものになってしまった。おかげで連絡が必要な場合も時間のロスが少なくて済む。メインはメールではあるが、それでもケータイがなかった時代に比べるとコミュニケーションは早くとれている。

中谷さんは、パソコンなどのハイテク機器はサボれる道具で、そんな新兵器を使って、どうやってサボっていくかは、その人がその人がどれだけ仕事ができるかにかかっている、とまで述べている。つまり仕事ができる人ほどサボれるということかも。

確かにパソコンがうまく使えるほど、仕事も合理的で効率的だともいえる。となれば、結果的に時間の余裕もできて、サボれるというわけだろう。もちろんその余剰時間でもっとクリエイティブな何かや趣味にいかせればいいのだろうが。

慎重な日本人の性格。

2009年05月23日 | Weblog
「朝日新聞」2009.5.23日付より。

これは、土曜版の韓国人女性ジャーナリストが書いたコラムの中にあったフレーズだが、メインは今国内でも感染が拡大している新型インフルエンザの記事だった。

ゴールデンウィーク中に韓国旅行をした日本人の多くがマスクをしていて驚いたらしい。そのマスク姿は食事以外はずっと見られたという。はじめは異様に思われたことも、普段から小さな健康管理を徹底する、いかにも日本人らしい現象だとも指摘していた。いい意味で捉えられていた。

また、文化面には「マスク着用と世間の目」と題して、大学の准教授が書いていた。そこでは「いたずらに恐れる必要はないが、まだ『敵』の実力が分かっていない。」とすべきだろうとも述べている。冷静に対応することの必要性があるのだ。

マスクといえば、5日前には駅の売店で買えたものが、昨日にはもう売り切れていた。地元の店でも既に売り切れていたのだ。職場の人の話でももうどこも売り切れだそうだ。こんなところにも日本人の流行に敏感な部分が現れているのだろうか。

マスク着用も“力関係”だと思ったのは、昨日だった。マスクをしていない大勢の中で私がマスクをしていると、具合が悪いのかと聞く人もいたりしてくる。またマスクをしていることで、周囲に不安感を与えることもありえるとも感じられたのだ。半ば冗談でインフル?などという人もいたりして。

でも、今の時期は人ごみの中ではマスク着用が賢明に思えるが。実際電車バスの中では乗客の4分の1から3分の1程度がマスク姿だった。それでこそ、気分的にも楽にマスクを着用できる気がしたのだ。問題は深刻にマスクを欲しがっている人が手に入らないことだな。

ある意味、人は毎日「へぇ~」を探して生きている・・・

2009年05月22日 | Weblog
「人に好かれる笑いの技術」鶴間政行著より。

今夜も再びかなりお手軽な話題を取り上げてみたい。筆者は「人生はへぇ~の連続」だと述べている。そんな「へぇ~」もクイズにすると楽しみながら情報を伝えられると提案していた。

ここに一つの例があった。「阿久悠さんの作詞の歌でカラオケで一番歌われている曲は何でしょう?」というものだった。「勝手にしやがれ」(沢田研二)でも「津軽海峡冬景色」(石川さゆり)でも「UFO」(ピンクレディー)でもなかった。

答えは「居酒屋」だった。これは新聞記事に「阿久悠さんの作詞した曲で、カラオケで歌われているランキング」というのがあったからそれが出典だった。そして筆者は思わず「へぇ~、居酒屋なんだ」と思ったという。そういえば、かなり以前にこれを歌ったことがあったな。

つまり自分が「へぇ~」と思ったことは、きっと相手も「へぇ~」と思うに違いないという発想だった。どうでもいいことだが、「ぎっくり腰」のことを、欧米では「魔女の一撃」というらしい。かつてその経験者の私は「へぇ~、あれは魔女の一撃だったのかぁ」と思った次第・・・

日頃から何に対しても楽しい疑問を持つこと・・・

2009年05月21日 | Weblog
「人に好かれる笑いの技術」鶴間政行著より。

笑いのある会話というのは、思っている以上に簡単ではない。そのためには必要なのは、常識を壊すことでもあると筆者は指摘している。では、具体的にどいうすればいいのかといえば、上記フレーズのように“日頃から何に対しても楽しい疑問を持つことが大切”と述べている。

ここに一つ「バナナ」が持っている固定観念をどうやってこわすのかという例があった。バナナに関する疑問はいくつかある。1、何で黄色なのか?2、何で曲がっているのか?3、何で時間が経つとヒョウ柄になるのか?4、何で「バナナ」という名前なのか?5、何で最近バナナの皮ですっ転ぶというコテコテのコントを見なくなったのか?

筆者が無理やり考えた答えは次のものだった。1、子どもたちから黄色い歓声を浴びたかった。2、三日月に憧れているから。3、一瞬のオシャレを楽しんでいる。4、「そんなバナナ」というダジャレを言ってもらうため。5、バナナの皮を道に捨てる人がいなくなったから。

こういうものは、深く追求してはいけない。所詮お笑いだから。つまらない疑問にばかばかしいほど面白く答えるという練習かも。ではなぜ「ブログ」という名前なのか?を考えてみた。

・・・(ウェブログが本来のものだろうが)「うえっ!」という言葉で吐き気をもよおすと困るから。またはホームページからするとせいぜい付録(ふろく)程度のものだからブログと侮辱してみた(と私は意味のないことを思いついたが)。

言葉のスパーリング。

2009年05月20日 | Weblog
人に好かれる笑いの技術」鶴間政行著より。

新人リポーターへのアドバイスというトピックのところで述べられていたこと。女性リポーターへのアドバイスの中に「すごい」という言葉を連発しないように、というのがあった。

ということは、「すごい」をもっと別の言葉で表現せよということだった。筆者は「みんな言葉のスパーリングが足りないなぁ」と感じていたのだ。言葉をどんどん掘ってほしいともいう。

グルメリポーターの彦摩呂さんを例にとりあげていた。グルメリポートなら「おいしい!」は当たり前の表現だが、彼は「味のIT革命や!」、「味の宝石箱や!」という使っていて感心したようだ。

そういえば、今はニュース番組のアナウンスがメインになってしまったが、古館伊知郎がかつて新日本プロレス中継時代は面白かった。リングを「四角いジャングル」、プロレスを「闘いのワンダーランド」という大げさな表現を使っていたな。

そんなさまざまな造語はまさに芸術の域に達していたものだった。やはりそれも言葉のスパーリングの成果なのだろう。鶴間さんの“言葉のスパーリング”という表現自体が実に新鮮に聞こえてくる。

ラブレターを代筆するように作詞したもの。

2009年05月19日 | Weblog
ウェブ「サンケイニュース」2009.5.19付けより。

これは作詞家の荒木とよひささんが三木たかしさんの曲を作詞する時に心がけていたことだった。2人の作った歌の80%は三木さんが先に曲を書いて、荒木さんが詞をつけるというものだったという。

「自分に納得できる歌を書くべきだと、よくおしかりを受けた。彼の思いをくみ取って、ラブレターを代筆するように作詞したものです。僕の言葉は三木さんの曲が書かせてくれた」と荒木さんは悼んでいる。(三木さんはまだ64歳という若さで今月11日に亡くなっていた)

2人の関係は仕事上のコンビを超え、深い友情で結ばれていたようだ。だからこそ2人のコンビはたくさんのヒット曲となったのだろう。三木さんの作曲した約2000曲のうち5分の1にあたる400曲は二人のコンビだった。私にとってとくに印象深いのはテレサ・テンの曲だ。

このコンビについては以前、ブログでも取り上げたことがあった。2007年4月30日から5月1日にかけて。また、阿久悠さんとのコンビの作品については2008年9月9日に触れていた。

仕事に小さなオマケを付けると毎日が楽しい・・・

2009年05月18日 | Weblog
「人に好かれる笑いの技術」鶴間政行著より。

鶴間氏は仕事場へ行く時に、何かオマケの「楽しみ」をプラスするよう心がけているそうだ。つまり「プチご褒美」ということになる。ある場所に行くことになったら、安くて美味しいB級グルメのお店を決めておくという。

以前行って美味しかったお店、人から聞いたお店、前から行ってみたいと思っていたお店などからピックアップしている。筆者はラーメンが好きなので、話題のラーメン店、最新の店、老舗の店などの雑誌の切り抜きを持って行くという。

やはり好きなことなら手間暇かけても、楽しいものだ。別に食べることが楽しみでない人もいるはず。その場合は別の好みを楽しみのオマケとするのもいいのだろう。

外出先でなくても、仕事では自分なりの目標を立てて、それをクリアーしたら欲しかった小物を買うというオマケも励みになりそうだ。あるいはある期間何かを継続できたら自分にご褒美というやつは、もうけっこうやっているかな・・・。それで仕事が少しでも楽しくできればもうけもの。

同じ値引きでもセールはだめだが、クーポンならOK。

2009年05月17日 | Weblog
「R25」2009.5.14号より。

ここでのコラムのタイトルは「百貨店・衣料業界に見るイマドキ“売れ筋”事情」とあった。コンビニ上位3社の売上は良かったようだが、百貨店はどこも低迷している。

今のところいいといえば、任天堂やユニクロがまず頭に浮かんでくる。4月には意外にも百貨店の話題が連日テレビで取り上げられていた。それは「婦人靴の下取りキャンペーン」という企画を行った小田急百貨店だった。

家電量販店などではすでにこの方式は行われてはいたが、百貨店としては初の試みだった。だからこそマスコミは取材し連日テレビニュースで伝えられていたのだ。その影響でさらにお客さんが増えたようだ。

しくみは、“メーカーや靴の状態にかかわらず、1足につき1050円のクーポン券を配布して、婦人靴5250円以上購入の場合に利用できる”というものだった。同社広報によれば、結果的は2週間で前年同期比で2倍の売り上げがあったそうだ。

バーゲンで値下げをやったとしても、一定期間にそうそう2倍も売れるかどうかは怪しい。単価で30%~50%値引きすれば、売上げ数字も下がるだろうし。しかも、セール品は売れない商品の処分的イメージがある。いくら安くても欲しい色柄サイズの商品がなければね。

しかし、クーポン券ならまだシーズン中の豊富な商品から選べ、しかもクーポンで割引価格となれば嬉しいのだろう。ちょっとした消費者の心理をつかんだということだったのだ。その後紳士靴、ハンドバッグなども同様の下取りキャンペーンを行っていた。

すると、同業他店もさっそくそれを真似し始めたではないか。つまり二番煎じというやつだ。それでもまだまだ利用者はかなりあるらしい。しかし、まあこれも一時のブームのようにも思えるが。