「ナポレオンで仕事上達」齋藤孝著より。
まずは小さくてもいいから達成感を味わうことが大事だった。それまでできなかったことができるようになる。距離が伸びる。所要時間が短縮される・・・などでもいいようだ。目標を設定しそれがクリアできることで達成感を味わえる。
その達成感が自発的なやる気を生むということだった。確かにそれは理解できる。仕事の面白味もそんなことの繰り返しから自信につながるのかもしれない。
前日に書いた仕事が好きになるサイクルと似ているが、ここでは次のようになっていた。「やる気→達成感→湧き上がる喜び→さらなるやる気」という回路が出来上がっていくという。
ここで大事なのは「自発的に何かに没頭する」ということだった。人からの命令でやらされ感が強いと、喜びも半減だろうな。ナポレオンはやる気の回路をどんどん拡大させていったようだ。
仕事の限界がないほど仕事に没頭していたらしい。ここから伝説的な名文句「予の辞書に不可能の文字はない」が出来上がったのだろう。好きでやっていることには心身両面にわたって疲れにくいという特徴があるようだ。