「優柔不断は“得”である」竹内一郎著より。
いきなり中毒というと、薬物を連想してしまうが、この中毒とは、もう当たり前のように夢中になってしまういろいろなことを指していた。それは周囲の環境にも左右されそうだ。
その一例として、かつておんぼろアパート「ときわ荘」にその後有名になったマンガ家がたまたま多く住んでいたことをあげていた。そこには手塚治虫、藤子不二雄の二人、赤塚不二夫、石ノ森章太郎らがいた。
筆者は大学や専門学校でマンガを教えていても、彼らほどの天才は10年に一人も入ってこないという。あんな奇跡が起こったのは、手塚治虫がいたことが大きな要因だと考えていた。当然個人の才能もすごかったに違いないが。
つまり手塚氏が超人的に仕事をこなして、3徹、4徹を当たり前にやっていると、彼を尊敬する若いマンガ家が真似して、やっていたのだと考えている。人が絶対に無理だと思えるようなことも、誰かがやると、その後もできる人が出てくるらしい。
仕事で中毒したからこそ膨大なエネルギーが出てきたと考えている。仕事も中毒になるととてつもない力が発揮できるものだな。(しかし残念ながら、彼らはのほとんどは長生きできなかった・・・)
いきなり中毒というと、薬物を連想してしまうが、この中毒とは、もう当たり前のように夢中になってしまういろいろなことを指していた。それは周囲の環境にも左右されそうだ。
その一例として、かつておんぼろアパート「ときわ荘」にその後有名になったマンガ家がたまたま多く住んでいたことをあげていた。そこには手塚治虫、藤子不二雄の二人、赤塚不二夫、石ノ森章太郎らがいた。
筆者は大学や専門学校でマンガを教えていても、彼らほどの天才は10年に一人も入ってこないという。あんな奇跡が起こったのは、手塚治虫がいたことが大きな要因だと考えていた。当然個人の才能もすごかったに違いないが。
つまり手塚氏が超人的に仕事をこなして、3徹、4徹を当たり前にやっていると、彼を尊敬する若いマンガ家が真似して、やっていたのだと考えている。人が絶対に無理だと思えるようなことも、誰かがやると、その後もできる人が出てくるらしい。
仕事で中毒したからこそ膨大なエネルギーが出てきたと考えている。仕事も中毒になるととてつもない力が発揮できるものだな。(しかし残念ながら、彼らはのほとんどは長生きできなかった・・・)